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手塚治虫の凄さを垣間見た。阪大の医学部出身で、演劇に手を染め、数多くの劇作に触れる豊かなの心の持ち主。いやはや凄すぎて。描きたいものだらけで、満ち溢れていたのだろうな。
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2023.4.20市立図書館
シェイクスピアの上演シーンがある作品からのアンソロジー。
前半は代役専門の天才役者が主人公の「七色いんこ」から「ハムレット」「オセロ」「じゃじゃ馬ならし」、更に「バンパイヤ」から「マクベス」、「鉄腕アトム」から「ロビオとロビエット」、最後に「ベニスの商人」(学研「中学一年コース」1959年4月号別冊付録)。
一篇ごとにシェイクスピア作品の解説や手塚治虫の言葉の引用などのほか<シェイクスピア探訪記>として早稲田の演劇博物館と横浜にある岩崎博物館、さらに手塚治虫を知るための宝塚市立手塚治虫記念館の紹介もある。
「七色いんこ」はいままで読んだことなかった。そのうち通して読んでみたい。「ベニスの商人」は中学生を意識してやさしくおもしろくアレンジしている感じ。鉄腕アトム版「ロミオとジュリエット」がやはり面目躍如という感じでよかった。頁を繰る手がとまらなくなる。
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七色いんこが面白かった。
シェイクスピアは分からないが、手塚治虫の漫画は時代が変わっても色褪せないなぁ
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シェイクスピアの作品は読んだことがなく、映画も観ていないのでよく知らない。
「七色いんこ」の作品の中から、原作がシェイクスピアの3作品(「ハムレット」「オセロ」「じゃじゃ馬ならし」)が抜粋されており面白かった。
「ベニスの商人」も七色いんこで取り上げられているが、本書では別に描かれた作品が掲載されている。
全部で6作品で残りの2つは、バンパイアから「マクベス」と、鉄腕アトムからの「ロミオとジュリエット」。
手塚ファンなのに「七色いんこ」は読んでいなかった。
七色いんこは舞台役者という設定だが、強欲な客から金品を奪う泥棒で、ルパン三世やブラックジャックとかぶるキャラクターだ。
シェイクスピアの原作を読んでみようという気にはならなかったが、七色いんこは、これを機会に読もうと思った。