たくさんのドア みんなのレビュー

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投稿者：佐々木　なおこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

三月は旅立ちの時。
先日も駅あたりで胸に花をつけた高校生をたくさん見かけて、
ああ、卒業式なんだなと、しみじみ思いました。
それは娘の卒業式を思い出して、
そうしてはるか昔の私の卒業式を思い出して…。
私の卒業式は三月に入っていたのに、朝から雪が降り、銀世界の中、高校へ向かったのを今でも覚えています。
しばらく、たくさんの「おめでとう」「ありがとう」の気持ちが飛び交う時期です。

こんな時期にぴったりな絵本は…とたどり着いたのが、
こちらの一冊です。

旅立つみんなには、いくつものたくさんのドアが用意されています。

そのドアを開いたら、どんな世界が待っているのでしょうか。

そんなワクワクする気持ちが、この絵本を読みながら、ふくらんできます。

ちょっと引いてみますね。

「きょうも　あしたも　あなたは

たくさんの　ドアを　あけていく

そのむこうに

たくさんの　あたらしいことが　まっている」

自分の心を開く誰かの言葉、
自分の心を満たす誰かの優しさ。

「きょうも　あしたも　あなたは

たくさんの　ドアを　あけていく

　そのむこうに

　たくさんの　よろこびが　まっている」

思い通りにいかない時もある。
その時はこの言葉を思い出したい。

「はるばるとした　おおきなものに

あなたは　まもられいる

なにがあろうと」

少年と子犬のイラストに、なんとも心が癒されます。

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投稿者：のぐちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小学校6年生最後の読み聞かせで読みました。卒業シーズンにぴったりだと思います。新しい一歩を踏み出そうとしている人の背中をそっと押してあげられるような絵本。繰り返す言葉を丁寧に読んであげたくなります。子供たちはじっと聞いてくれました。なかには頷きながら聞く子も。優しいタッチの温かい絵がかわいいです。また高学年や、次の卒業生にもぜひ読んで、紹介したい絵本です。

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投稿者：あぷべり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

卒業、進級前の小学校での読み聞かせの為に用意した旨を伝えて、人前で紹介を兼ねて読んだところ、「伝わらない」「何それ」「モヤモヤする」「恩着せがましい」などなど、ショックな事を沢山言われました。私の読み方が悪かったのかもしれませんが、受け取り方、感じ方は人それぞれなので、もう公の場では読まず、自分だけで読もうと思います。