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【感想】
本当にこの人の本は読んでいてモチベーションが上がる。
さて、本著の1番のテーマは、「ライバルはどこの誰かではなく、いつも自分自身なのだ。」という事ではないだろうか。
インサイドアウトというか、他人や何かのせいにして言い訳するのを止めて、自分自身ととことんを向き合って見直す事は本当に大切だと思う。
それに、愚痴がなくなることで得れるリターンも多いのではないか。
しっかりと自分と向き合うこと、ストイックに過ごすことは人生において非常に重要だと改めて思った。
なまけたり、自分自身に甘い一面がある自分には尚更そうだと思う・・・
自身の現在地にかまけたり、向上心を失って立ち止まってしまったらそこが自分の限界になってしまう。
それどころか、その場所からも段々堕ちていってしまうだろう。
現時点に妥協せず、怠けず、他人のせいにせず、自分自身との対話を欠かす事なく今後も磨き続けていかないといけないと、心から思った。
【内容まとめ】
0.ライバルはどこの誰かではなく、いつも自分自身なのだ!!
1.「運を磨く」=「すでに授かっているものを磨く事」
自分自身を直視した上で、どのように自分を磨き、どの土俵で戦い、どのようにして楽勝で終えるのかを考え抜く。
2.頭の良し悪しも、運の良し悪しも、アプリオリ(先天的)である。
サラブレッドにはサラブレッドの、バカにはバカの勝ち方がある。
バカがエリートの勝ち方を真似しても上手くいかない!
3.「運は、やや鈍感を好む。」
鈍感というのは頭が悪いのではなく、勝敗や損得にどこか無頓着であるということ。
成すべきことを淡々と成し、飄々と生きているという感じ。
鈍感さを装って飄々と生きていると、確実に運が良くなる!!
4.勝って兜の緒を締めよ!
今ある成功を、当たり前のものだと思ってはいけない。
仕事でうまくいって、それを鼻にかけてしまうと、他人を見下すようになって、真摯に相手の話を聞けなくなってしまう。
自分にマイナスしか生まない。
5.見えない部分こそ、より丁寧に。
細部にこそ神が宿る。私が逆の立場であれば、細部がしっかりした仕事に対してお金を払いたいと思う。
6.ヒソヒソ話は自分の人生に終止符を打つに等しい行為。
愚痴をもらさず、グッとこらえてエネルギーに転換しよう!
7.「急がば回れ」というパラドックスも重要。
基本的には「善は急げ」で人生は大幅に好転する。スピードと運は切っても切れない関係である。
ところが、そのスタイルだけで大失敗が続く事も得てしてある。その場合は、「急がば回れ」!
「善は急げ」で行き詰まったら、あっさりそれを捨てて「急がば回れ」に切り替える、もしくは両者を一体化させる。
8.論破できる知性を持って、ちょい負けする事が大切!
【引用】
・すでに授かっているものを磨く事が、運を磨くことである。
ないものねだりで寿命を無駄遣いするのではなく、自分自身を直視した上で、どのように自��を磨き、どの土俵で戦い、どのように楽勝するのかを考え抜くこと。
ライバルはどこの誰かではなく、いつも自分自身なのだ。
p18
・頭の良し悪しも、運の良し悪しも、アプリオリ(先天的)である。
サラブレッドにはサラブレッドの、バカにはバカの勝ち方がある。
バカがエリートの勝ち方を真似しても上手くいかない!
p30
・運は、やや鈍感を好む。
鈍感というのは頭が悪いのではなく、勝敗や損得にどこか無頓着であるということ。
成すべきことを淡々と成し、飄々と生きているという感じ。
鈍感さを装って飄々と生きていると、確実に運が良くなる!!
p54
・ヒソヒソ話は自分の人生に終止符を打つに等しい行為だ。
愚痴をもらさず、グッとこらえてエネルギーに転換しよう!
p60
・ビギナーズラックは運が悪い証拠。
今ある成功を、当たり前のものだと思ってはいけない。
たとえば仕事でうまくいったとして、それを鼻にかけてしまうと、先輩や上司、他人を見下すようになって、真摯に相手の話を聞けなくなってしまう。。。
勝って兜の緒を締めよ!
p96
・見えない部分こそ、より丁寧に。
細部にこそ神が宿る。私が逆の立場であれば、細部がしっかりした仕事に対してお金を払いたいと思う。
細部に注意を注げないような人間はプロではないし、上から命令されてやっつけ仕事をしている三流だと容易に想像できる。
細部はみんなが手を抜くから、逆にしっかりやれば際立つ!
p106
・会った数ではなく、お礼状を出した数を誇る。
誰かと会った際に、必ず即日お礼ハガキを投函しておく。
人から何かしてもらったら「有難うございます」というように、私の場合は人に会ってもらったらハガキを書くというだけの話。
もし誇るとしたら、会った人数ではなくお礼状を出した数を誇りたい。
仕事に繋がらなかった膨大な数のハガキこそが、私の運の残高だ。
p114
・完膚なきまでに論破するのではなく、ちょい負けしてあげる。
人は、論破するのは大好きだが論破さらるのは大嫌いな生き物である。
論破をして得意気になっていると、まもなく孤立無援の人生が待っている。
わざとちょい負けするには、相手の10倍は知識がないといけない。
相手と同等もしくはそれ以下の知識だと、それはちょい負けではなくただの負けである。
論破できる知性を持って、ちょい負けする事が大切!
p126
・旧友に会いたくなったら、運気が落ちてきた証拠。
人は人生が上手くいかないと、必ず過去の楽しかった思い出にすがりたくなる生き物。
旧友の集まりを楽しみにしているということは、新しい出会いが何もないということであり、何も成長していない証拠だ。
p134
・つけ上がってきた相手には、泣き寝入りしない。
運の良い人は、表面上はともかく内面的には泣き寝入りしない人が圧倒的に多い。
必ずしも穏やかであるべきではない。
怒るべき時には、しっかりと怒ること。
p148
・「急がば回れ」というパラドックスも、じっくりた味わう。
「善は急げ」で人生は大幅に好転する。スピードと運は切っても切れない関係である。
ところが、そのスタイルだけで大失敗が続く事も得てしてある。
その場合は、「急がば回れ」という諺を思い出せばいい。
急いでいる時こそ、近道やスピードではなく慎重に王道を歩む事もまた大切なのだ。
「善は急げ」で人生に行き詰まったら、あっさりそれを捨てて「急がば回れ」に切り替える、もしくは両者を一体化させる。
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この歳になると運の重要性は理解している積もりだったが、色々気付きが得られた。
自分が高い偏差値の場所にいる事
愚痴や陰口は言わない事
早め早めの前倒しの行動
早寝早起き
健康オタク
苦労していることはマイナス
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著者の本を読むのはこれで5冊目だけど、なんと本著で151冊も出版しているとは...凄すぎる...
「不貞腐れなければ、人生はなんとかなる
淡々と、粛々と、飄々と」
千田さんの本はモチベーションを高め、自分の思考と重なる部分が多いため、短い時間で没頭して読める。
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運は等しく訪れる。
手にするか、見逃すかは自分次第。
フットワークと笑顔が大事。
期待をちょっと上回る仕事を続けていくことで運は味方する。いい環境で過ごすことを意識して、戦う土俵を間違えないこと。
淡々と粛々と飄々と。
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謙虚な姿勢で自分のペースで進んでいくことが大事。
千田さんが、過去に出会ってきた
様々な素晴らしい成功者の特徴をわかりやすくまとめてある良書でした。
やはり、運任せで行動するのではなく、
小さな一歩でもいいので、自分の力で進んでいくことが大事なんだと改めて考えさせられました。
この本で、特に好きな表現が、
『運のいい人ギャンブルが弱い』
常にギャンブル思考な自分自身をホッと安心させる項目でした。
新しい朝と共に今日も小さな一歩を踏み出します。