紙の本
神さまに返す身
2019/07/15 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
30歳を過ぎた頃からバラエティーをして夜中まで飲んで遊んで、の生活に「こんなことをやっていて良いのか?後悔することはないのか?」と「腹の主」に問いかけられたのがきっかけでプロボクサーライセンスを取る目標を立てたとか。
2年先のスケジュールがあるにもかかわらず、自分の道に疑問があれば立ち止まれる勇気と実行力に感服。
それから、書画をきわめてヨガに。
「いつか神に返す身」と悟りながら大切に使っているとは、果たしてどれだけの人がそう思っているだろうと考えさせられた。
投稿元:
レビューを見る
最近はヨガの人という印象が強い片岡鶴太郎さん。
鶴太郎さんの毎朝の4時間のヨガは凄いなーと思いつつもかなり共感が持てます。
私も毎日、目覚めるとすぐに2時間かけてストレッチするので。
鶴太郎さんも言うようにそれは我慢してとか頑張ってということではなく身体が喜ぶ、魂が喜ぶからやっている。
インド政府公認のヨガインストラクターにもなった鶴太郎さんのこれからの活躍も非常に楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
この本は、アンチエイジングに関して、一つの「方向性」を示してくれています。
今の日本社会において、アンチエイジングとは、「老化」に対する一種の「恐怖」であり「抵抗」です。
また「若い」ことが価値があるという、日本社会の「歪み」であったりします。
世界幸福度の調査結果を見ると、日本では年をとればとるほど、
「幸福を感じない」と思う人が増える社会になっていることがわかります。
片岡氏の場合は、老化に抗うことはせず、それを、自分自身を内側から深めていける「深化」、
そして、それが、豊かであることと考えています。
多くの場合、豊かさは、外的な条件のことをいいますが、
片岡氏は、はっきりと、自分の内部にあると言いきっています。
こういうことを、自信を持って言える人は、少数派でしょう。
この本では、片岡氏のライフワークであるヨガを行うことになったキッカケや、
呼吸法などが紹介されています。キッカケは、片岡氏の更年期障害によるものですが、
それに、どのように対峙すれば良いのかという記述にはなるほどなと思いました。
読後感は、「何かを始めたくなったり」、「今、続けていることを、深めたい」なと思うようになりました。
投稿元:
レビューを見る
「午前1時に起床し、4時間のヨーガと2時間の朝食タイム。テレビに映る姿は、ストイックすぎて、まるで奇人変人に見えるかもしれませんが、どうぞご安心ください」の書き出しで始まる片岡鶴太郎の本。全体で5章構成。第1章は自分を信じること、第2第3章がヨーガについて、第4章が食べること、第5章が生き方、について書いている。ヨーガの基礎を丁寧に書きすぎている感があるが、第5章で書いている「今という限りある時間を一生懸命生ききる」に共感を覚える。なかなか難しいのだが。
投稿元:
レビューを見る
若い時代は新しさを求めていた「新化」から次のステージを目指す「進化」へ、そして歳を重ねながら自分自身を深めていく「深化」から「真化」へ ── 内面の「静けさ」を重んじながら毎日を丁寧に生きていく…
素敵な歳の重ね方。
「静けさ」というキーワード
" 静かに 静かに 静かに 眼を閉じる
静かに 静かに 静かに 鼓動の 音を 聴く "
" 静かに静かに、ただ静かに学びを深めていきました。 "
無駄な抵抗をしない、自然体でいることが大切だと頭ではわかっていても、なかなか実践するのは難しいし、そうしづらい時代に生きている私たち。。
うん、基本に立ち返ろう!と思わせてくれる一冊。
" 自分を創り上げていくものが、外から与えられるものの中にあるのではなく、すでに自分の内側に存在している "
" 加齢してゆく現実に抗うことなく、流れに任せる水のごとし。"
図書館で借りて読んだけど、これは買って再読。
投稿元:
レビューを見る
TVで鶴太郎さんを見て「菜食主義」「う〇ち」の話をしていて面白い人だなと感じて、購入。装丁も素敵。鶴太郎さんに影響されて1週間ほど菜食を実践したところ、普段あまり甘くないと感じていた和菓子を強烈に甘く感じて衝撃だった。たまに菜食という感じで実践してるけど、体が軽く、欲が薄れた気がしている。さすがにヨガはしないけど、野菜の魅力に気づくきっかけをくれた本となった。書いてあることがまだ"ぼんやり"としか分からないところもあるので、もう一度ゆっくり読んでみようと思う。