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そもそも人生いつ何が起きるか分からない。人生の設計図は無数にあり、不都合があればいつでも書き直せばいい。大事なのは何を一番守らなければならないのか。ともすると人間はしばしばこれを忘れる。大切なものを守るため、勇気をもって潔く逃げられる己でありたい。ゴキブリの逃げ足は1秒間に体長の34倍。人間でいえば身長150センチなら秒速50メートル。想像を絶するスピードを誇る。長らく生き延びてきている要因の一つに間違いなく挙げなければならないのが逃げ足の速さ。逃げられず悩んでいる多くの日本人に光を与えてくれる良書。読後は肩の力がすっと抜けたような爽快感を味わうことができた。
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逃げるは恥だが役に立つ
ヨーロッパのことわざらしいです。
いちばん大事なのは、自分が死なないこと、逃げるのが恥ずかしいのはその一瞬だけ。
確かに、そのとおり!
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2018年、37冊目です。
イヤなことから逃げてばかりいると、成長しないし、スキルも向上しないし、仕事もできるようにならない。ないよりいい人生を送ることができなくなる。
こういう考え方は、私たち古いタイプの人間には刷り込まれた考え方でした。
この考え方の遺伝子をもった若者たちが、本当に逃げなければいけない状況で、
その行動を逡巡してしまい、大きなダメージを追うことが、後を絶たない。
人の本質が、変化しているとはいえ、刷り込まれた価値観はそうすぐに変わったりしないから、個人を取り巻く社会が個人を追い詰める仕事、組織を生み出しているのかなという気がしてきました。
自分の幸せ基準を持とうと著者は提案している。
人生観、仕事観、といったものだろう。
自分の人生で、大切なものは何か?
その優先順位は?
それを、固定化して自分のポケットにしまっておくというのも、
生き方だろうが、やや硬直的な気がする。
それよりも、その時、その時で、何を人生の優先順位にするのか、
自分でしっかり考えて決める力を養っておくことだろうと考えます。
危機管理能力を磨いてサバイバルするみたいな感じかな?
歴史上、逃げて生き延び天下を手中にする手前まで上り詰めたのは、
織田信長です。
日頃から、「No、なんとならば」が言えるような生き方を目指す。
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学校や職場でのいじめを苦に自殺する人が後を絶たない。ハラスメントとは「嫌がらせ」の意であるがカタカナ語にすることで暴力性が薄められているような気がする。「いじめ」、あるいは「心理的暴行」とすべきだろう。
https://sessendo.blogspot.com/2018/09/blog-post_79.html
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百田氏らしい本だが内容は薄い。書かれていることも一本筋がとおってないようにもみえる。お金をだして買うほどではない。
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今の自分の状態に不安、いらだち、悩みがあり、ふらっと本屋に入り、購入した。これからの行動に大変参考になる部分があり、気持ちがふっきれた。もう無理して耐えなくても、
逃げ出そう。踏ん切りがついた。このまま続けても気持ちの持っていきようがないので、逃げ出す。
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最近仕事にストレスを感じていたので手に取った一冊です。著者の考え方になるほど。と感じる部分もありましたが、今の悩みを戦争や震災に比べれば大したことないと捉える考え方には共感出来ませんでした。
ただ、逃げるという選択肢を日頃から持つことで心に余裕ができた気がします。
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二時間一気読み!
百田さんの考え方は分かりやすい。共感するところ多数。SNSなんてくそ食らえ!
妻に手をあげるようなDV野郎とは即別れるべき!家族以上に大切なものはない!
仕事と結婚した独身女性の引退後に何が残るのか?
中韓の歴史捏造、日本侵略。。。
外交下手だから、世界に発信できない情けなさ、、、百田さんのような人が政治家できちんと出世してくれたら、、、できないか(笑)
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この本は今現在、虐めやパワハラ等にあっている人やそうならないために気を付けたい人はもちろん、それらから逃避しようとする人に、絶対逃げちゃダメだとどのような状況でも逃げるのが悪い事のように言う人にこそ読んでもらいたい本。
そういう人がギリギリの状況から逃げ出そうとする人を縛り付けて取り返しのつかない状況に追い込んでしまうんだと思う。
逃げるのも立派な生き残るための戦略だって話で、ちょっと自分が気に入らないからとすぐに逃げてしまうのはこの本でも否定している。
そして、絶対に引いてはいけない時もあるよと。
しかしそれは何から何まで逃げたり力を抜いたりしちゃダメって事ではなく、上手い逃げ方、負け方を覚えようってな事なので書かれている内容には概ね同意できる。
この本が出版された後の日本の外交姿勢はかなり変わってきたので、ここで書かれてい日本の外交姿勢はそれ以前までの物だと思った方がいいかな。
とはいえ未だに遺憾砲しか出さない事もあるけど、それでも、相手国に対してふざけるなと言える外務大臣が生まれたので今後はもっと改善されると思いたい。
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場面場面で適切な判断をする事。その選択肢の一つとして「逃げる」事を排除しない生き方。色んな例え話を引きながら本著で言っているのはこの一点突破。ブラック企業や自殺まで追い込まれる前に逃げろ、逃げろ。
皮肉めいた言い方だが、この手の本が残念だと思うのは、残念ながら逃げる選択肢を考えられない人と、そもそも逃げられるタイプの人がいて、読者は後者の逃げられるタイプだからだ。正常な判断を出来なくなった人や逃げたくない人は、逃げる力なんてタイトルは手に取らないかも知れない。
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レールから外れる事を恐れる、外れた時の挫折感。自殺の大蔵、汚職の通産、不倫の外務
サンクコストに縛られるな
幸せの絶対的基準を持て
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会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる……逃げることは、 消極的で、後ろ向きなことだと考えていないだろうか?実は「逃げる」ことは戦うこと と同じくらい積極的な行動である。戦うときに分泌されるホルモン「アドレナリン」は、 逃げるときにも分泌されるのだ。
本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、戦っても状況は変わらない、得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである‼️だからまず、自分にとって本当に大切なものは何か、しっかり見定めなければならない――人生についての根本的な考え方を語る一冊。日本人には「逃げる力」が足りない⁉️
■生物が持つ根源的な判断力を失っている
■最も大切なのは「負けを素直に認めること」
■織田信長の思い切った逃亡
■世界で最も逃げるのが得意な華僑とユダヤ人
■「責任感が強いから逃げなかった」は言い訳
■ブラック企業を辞められない理由
■パワハラ上司から逃げるべきか
■本当の友達ではない人への気遣い
■DV男からは、即刻逃げよ
■「好きな仕事をして生きよう」と考えると苦しくなる
■阪神・淡路大震災でアパートが全壊した友人
■Jアラートや防災情報を軽視する日本
■現在の日本はブラック企業のサラリーマンに似ている
■幸せの絶対的基準を持っているか
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30年以上も続いている関西の人気番組・『探偵! ナイトスクープ』のチーフライターなどを手掛ける一方で、『永遠の0』・『海賊と呼ばれた男』などの小説で知られるベストセラー作家の百田尚樹。目の前のピンチから逃げる、会社から逃げる、そして「人間関係」から逃げる... 自分にとって本当に大切なものは何かを見定めれば、人間関係において無駄な戦いを避けてさっさと逃げる「力」が身に付いてくると説く百田氏だが、奔放な意見であちこちで炎上している様子を見ると、まだまだ「逃げる力」が足りないのでは?(笑)
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メッセージが一貫しており、文章もシンプルかつ力強いので、とても読みやすかった。数年前までは、「逃げる」こと=根性がないこと、格好悪いことだとかなり本気で思っていたが、その結果、失敗から抜け出せないという状況が続いて苦しかったので、あのときにこの本に出会えていれば良かったなと思った。
最後に勝つために勇気を出して「逃げる」という選択をするという考え方は前向きで良いなあと思った。「逃げる」という選択肢を持っておくことは精神的な安定にもつながると思うので、「逃げる」という言葉を前向きに捉えていきたい。
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いつもの百田節が展開する気持ちのいい本である。氏の「雑談力」が存分に発揮されていて面白い。その雑談が多い分、一見するとタイトルに直結する本筋の内容は少ないように感ぜられるが、雑談の中で繰り返されるその氏のメッセージの「コア」は、気持ちよく生きるためにとても大切なことを仰っていると感じる。
自分なりの人生の「コア」を大事に、逃げるタイミングを考えて、よりよく生きていきたいと思いました。
逃げる力、という以上に逃げ方も重要と説く。自分のためにならない悪い逃げ方のこわさにも言及がある。