マツ係長は女ヲタ １ （ＭＡＮＧＡ ＴＩＭＥ ＣＯＭＩＣＳ） みんなのレビュー

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投稿者：まね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

内容は表紙から察せるが、読んでみると、マツ係長は激しい情熱を持ちながらも自分を律する事が出来る節度あるオタクである。
会社で唯一オタバレしているウメ君相手だと暴走する姿を見せがちだが、そんな自分に気づいたときは激しく反省して行いを改めるところも。（その後のオチはやっぱりオタクだが）
自分がドルオタであることを隠しているのも、オタバレをしたら自分を通して推しを見られてしまうため、迷惑をかけたくないからだという。
一部のファンによる過激な行動により、そのファンが好きなものに対してマイナスなイメージをもたれてしまう話はよく聞くので見習うべき所かも知れない。

マツ係長の情熱を一身に受けているウメ君は、無趣味で目立たない男だが、マツ係長に隠れてわかりにくいだけで、意外とくせがありそうだ。
特に女性遍歴に関しては相当やらかしている感じがする。
本来女性どころか人に対しても興味がないのかもしれない。
だが、マツ係長は特別なのだ。
何かに対して情熱が持てない彼は、マツ係長の熱量に圧倒されながらも好ましく思っているのかも知れない。

そんな2人の関係が進展するのかどうかも気になるが、マツ係長の推しへの一途さがずば抜けているので難しそうでもある。

ラストは気になる引きだったので二巻も楽しみだ。