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高度な物理学を利用した事件が発生。
真相が予想外でビックリ。思わず一気読み。
明確な主人公がいない分、色んな人の立場に立てて面白かった。
ラプラスの悪魔と魔女にしか分かり合えない信頼感は少し羨ましい。
彼らには世界や未来はどのように見えているのか。確かに少し気になるかもしれないな。
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徳島旅行のお供。
基本的に東野圭吾はあまり好きじゃないんだけど
(だったら買うなよ、って感じですがw)
トリックはおもしろいのよね。
これもトリックとしては面白いんだけど
やっぱり小説としての観点からみると
キャラが立ってない、というかイマイチ。
でもまぁ旅のお供には最適。
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たまにある医学系に脳いじりが混ざった感じ。トリックが現実離れしてる。他の作品と違いあまり愛のない殺人で読後感やや悪いので星3。
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どのような経緯で犯行が行われていったのかよく練られているとは思うが、甘粕才生の動機や欠損した父性、兼人との対峙シーン等、ちょっと強引な印象も受ける。東野圭吾の作品は科学的根拠に基いた事件経緯が面白みなところはあるが、人の感情は理屈では片付かないものであるので、そこまで無理に全て理屈づけようとしなくてもいいのではないかなと読んでいて時々思う。
曖昧さを含んで幕を閉じるのも、現在の科学では実証しようのない「ラプラスの悪魔」を根底に置いているのだから致し方ないことか。
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最初は、ただの超能力者(未来予知)と完全犯罪(夫殺人)の話が全く繋がらなかった
刑事を挑発する奥さんは完全に黒だと思っていたし、才生のブログも可哀想だなあ…と思っていた
最初に大量に撒かれた様々な情報が最後には綺麗に組み合わさる気持ちいい小説だった
所々のラプラスの2人による自然現象のトリックも解説を聞いて「なるほどな~」と毎回興味深かった
最後には羽原親子の関係の良さもみれて温かい気持ちになった
唯一気になるのは、青江に新しい車は来たのか…というところ
5/22追記
映画も観ました
最小限の情報どころか、疑問の残る点が多く、私は納得できませんでした
最短ルートで完結させている感じが、色々と謎の人機関が多くて途中まで何が起きてるか分からないけど最後はそれが全て開示されてスッキリするという楽しみ方を無くしてしまったように感じました
これを2時間ばかりで映像にするのには無理があったのでは、と思わざるを得ません
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2つの離れた温泉地で、硫化水素中毒による死亡事故が発生する。地球化学の研究者である青江教授は、事故の調査の際に両方の現場で一人の女性を目撃する。一方、刑事の中岡も事故に不審な点があると感じ、捜査を開始。この女性は何者で目的は・・・
久々の東野さんだっがた、やはり安定的。面白く読めたが、親が子にそんなことを許すのかと、疑問に感じた。少し間違えばファンタジー仕立てになってしまうのだろうが、ミステリーが前面に出ているのがよかった。
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ラプラスについて全くの無知であったので、なんじゃこの娘は?!とぐいぐいと引き込まれた。映画も楽しみ〜
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面白かった。
何度か えーっ?と展開が変わることが楽しくなってきた。
少しでも先を読みたくて通勤電車の中、昼休みのランチ中、靴を購入し待ってる最中、時間の隙間をぬって2日で読了。
今日本屋で購入した魔女の胎動をこれから読む。
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うーん。なんだろ、いまいちな気がする。
アイデアは面白いと思ったけど、その後がいまいち。続編を作る気なのかもしれないが。。。。
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2012年このミス1位になった高野和明「ジェノサイド」とまったく同じ能力。なので特に驚きもせず淡々と読んでしまった。映画化するほどの作品では、、、
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久しぶりの東野作品も、やっぱり読みやすいなぁと。
話しが面白くなるまでやや時間が掛かるも、終盤に掛けて程よく盛りあがる。ラストは不満が残るも楽しめた作品。
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とても興味深い。魔女の瞳には何が写っているのだろうか。怖いが見てみたい気もする。
あらすじ(背表紙より)
ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
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「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」とは著者である東野さんの弁ですが、いやいやどうして、中盤まで読み進めて、90年代に当時としては斬新なテーマを用いたあの作品やあの作品を思い出しました。具体的な作品名は書けませんが。
本作のもつ新しさを挙げるとすれば、久々に理系科学をテーマに据えつつも、一見それとは正反対の趣向に思える超能力を絡めた、ガリレオシリーズとは一味違った味わいの理系作品に仕上がっているところにあると思います。
また、ほとんどネタバレですが、麻耶雄嵩さんの神様シリーズのように、帰納的な視座で事件を眺めるところも新しいのかなあ、と感じます。まああちらはブラックな話なので比較するのは失礼に当たるかもしれませんが。
もちろん、読み手に常に刺激を与え続ける熟練の筆致は健在で、読み終えてみるとやっぱりいつも通り安心印の東野作品だったのでした。
気になったのは羽原全太朗が語る真相の部分で、私はこういう空想科学うんちくが大好きなので楽しめましたが、説明のくだりを冗長もしくは難解に感じる読者もいるものと思われ、ここをすんなり受け入れられるかどうかが評価の分かれ目になるかもしれません。
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ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。
地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。
彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。
2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。
ふたりの被害者に共通点はあるのか。
調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。
困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
(アマゾンより引用)
何か物足りなさがすごい…
円華さんも嫌いだなぁ…
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新作が刊行されると、魅力的なタイトルと読みやすさで、つい読みたくなる(実際に読むのは文庫化されてからがほとんどだが<笑>)作家の一人が、本作の著者東野圭吾。
今回は、文庫発売と同時に、本作の前日譚を単行本で発売するという、何とも心憎い営業戦略。
つい手が出てしまう読者が多いことだろう。
硫化水素中毒による死亡事件が発生。これは事故か、事件か。
調査に赴く地球化学の研究者、事件の匂いを捉え捜査活動を進める所轄の刑事、事件現場に現れる不思議な能力を持った若い女性。
様々な人物が絡み合い、さらに超常現象と事件はどう繋がるのか。
読者の興味は嫌でも刺激されてしまう。これもベストセラー作家のベストセラー作家たる所以だろう。
超能力と思われるものも、「ナビエ・ストークス方式」とか「ラプラスの仮説」とかを持ち出して、物理学を引用するのは、如何にも理系出身の著者らしい。