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「ツボ押しの達人」が面白かったので手に取った一冊。ジャンルは「ツボ」と同じくコメディなのかな。軽いノリはどちらも同じだが,お笑い的には「ツボ」の圧勝。全般的に下品なので女性には敬遠されるかも。
あらすじ(背表紙より)
商店会長の鶴の一声でまちおこしのためAV監督修業をする事になった知春。てんやわんやで東京へ、業界取材をしていくが、実は彼はエロに接すると気絶してしまう体質!この男に今回の任務が果たせるか!?しかし現場で「お前は史上最強の童貞」の一言。なんと知春は気絶中に…!?そして幼馴染で今は女優のるみ子と会い…。まちおこしの行方は、知春の運命は!?疾風怒涛、「ところどころホント!」(著者談)のAV純愛物語。
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寂れた商店街がアダルトビデオ制作で復興しようと、若い男の子をアダルト業界に勉強に出したお話
相変わらずこの人の小説は展開がご都合主義だなぁ
会う人会う人が良い人で人脈が広がり、やれることできることが増え、隠れた才能(?)が見つかりトントン拍子に物語が進む
テンポが良くてサクサク話が進むのはいいところ
ネーミングセンスも昭和っぽくてよい
ってか、血液が集中しすぎて貧血で気絶って設定は何かの漫画の設定であった気がするけど、何だったっけかね?
まちおこしのフィルムコミッションの一環として自主制作するのはアリ
ま、それがアダルトビデオなのはどうかと思うけど、エロの世界もある意味で受け入れられてきている部分もあるからなぁ
例のプールとか例のコンビニとかはテレビにも出てくる程有名だしね
なので、その方針も満更的外れというわけでもないのかもしれない
タモリ倶楽部あたりの番組だったら取り上げてくれるような気がする
あと、あとがきで作者が「嘘ではありません」と書いてるところの主張はなかなかよかった
アダルト業界は奥が深いぜ
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またしてもとんでもないアイデアの小説でした。
町おこしにAVプロダクションを作って人を呼ぶと言う…
アイデアがアイデアなので、タッチも軽く、
読み進めやすかった。
ですが、後半はメッセージ性が強くなり、
締まった小説でした。
自分で決めたところがハッピーエンド