- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
金も幸も子もない「金子幸子」
2018/04/07 21:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の「金子幸子」は、結婚願望が強く、結婚相手を探しているのですが、婚活相手に欠陥マンションを買わされたりと、天然で間が抜けているキャラです。もはや結婚相手を本気で探しているのかも疑わしく感じます。また幸子を取り巻く仲間たちや出会う男性も独特のキャラばかり。
とにかく何だか癖になるのが、柘植さんのマンガの特長です。本作品もその本領を発揮。爆笑するわけではなく、上手く表現できませんが、何とも言えない面白さが漂っています。幾ばくかの寂寥感も覚えつつ、金も幸も子もない「金子幸子」でした。
ところで個人的には、本書を読んで、小中高と同じ(おまけに塾も一緒)だった同名の幼馴染み、と言ってもほとんど話したことはありませんが、を思い出しました。その子は、文字通りの才色兼備。運動もでき、ピアノも上手で、小学校の学芸会ではソロでピアノを弾いていました。ただ今思うと、いつも彼女ばかりなのは、先生たちの依怙贔屓だったのではないでしょうか。子供心ながら、「天は二物以上を与えるものだ」と思いました。噂によると一度結婚には失敗したようですが再婚し、今は幸せにしているとのこと・・・どうでも良い情報でした。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |