紙の本
LGBT青春小説
2023/08/11 22:47
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投稿者:向日性の未来派娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本自体は結構な分厚さと大きさですが、若年層がメインターゲットなのか文字も大きくてスマホなどでのメッセージのやり取りのシーンも多く、とても読みやすかった。
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テーマやターゲット的に、どうなのこの本は。採算合うのかな?と思っていたら、なんとクラウドファンディングで出版された本だとか。
それもまた感慨深い。
そして、本の厚さに一瞬怯んだものの、結局1日で読み切ってしまった。やめられなかった。
舞台はスペインのとある田舎の村。
高校1年のオスカルは、突然ひどい暴言や嫌がらせにあう。
親友のダリオに好きだと告白したせいで。
あまりにも辛過ぎる環境と読み進める目を逸らしたくなるような描写もあり、ただマイノリティであるだけでどんなに辛い思いをさせられるのか、ひしひしと伝わってくる。
辛さや惨めさは音楽や読書、映画や絵を描くなどの趣味に没頭することで一時的に忘れられるけど、いつだって理解し守り、そして笑わせてくれる人の存在か人を強くするのだ。
スペインの事情はわからないけど、そんなに同性愛者が多いのだろうか…
などと思っていたところで、勝間和代さんのカミングアウトのニュース。これまたビックリしたけど、幸せに過ごしていただきたいですね。
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高校生のオスカルは、親友への思いを告白したことで、級友たちからひどいいじめに遭う。
彼が好きになった親友が男の子だったから。
自分で自分を守れるようになるため、オスカルは柔道を習うことにする。
そこでセルヒオに出会う。
心からオスカルを信頼し大切に思ってくれるセルヒオ。
いじめのシーンは読んでいて辛かった。
でも、オスカルを守ってくれる親友フェルもいる。
この一冊で全てが分かったとは言えないけれど、知るキッカケを作ってくれたことは確か。
(訳は村岡直子さん)
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ホモフォビアって性に固執するある意味マイノリティな存在だよなぁ。ここでは潜在的な自分自身の性的趣向を嫌悪しての行動だったんでしょうが…。
いじめは凄絶でしたが、まぁ初めて恋人ができて良かった。
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いじめとDVパートは心臓が痛かったけど
なんかハッピーエンドぽいやん…
パートナーにあんな早く出会えて良かったな、オスカル…
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スペイン版Heartstopper て感じ。オスカルもセルヒオもフェルもかわいいんだけど、オスカルの父親が信じられないほどクズすぎてかなり胸糞。自分も子供も日常的に殴られる状況で、警察に通報しない母親も訳分からん。
相当きついいじめの描写も多い。この本、実際の出来事をベースにしてるらしいけど、本当かと思いたくなるくらいひどい。
わがままツンデレダリオちゃんは、年上に攻められるの希望。めちゃくちゃにされて欲しい。