紙の本
英語一辺倒の危険と中高年語学の必要性。
2018/07/02 00:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:命"ミコト" - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の語学教育は英語一辺倒で進めてきた事への警鐘の本。
TOEICでは英語は覚えられない事、子供に英語を教えても意味がないなどの問題点があって凄く良いです。
後半では中高年こそ英語などの語学教育の必要性について述べられており、リスニング以外はほぼ、中高年の方が有利な実態が明らかになるなど、英語などの語学教育を見直す上で大事な一冊です。
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TOEIC云々というよりは、語学に対する姿勢、また語学で生計を立てるにあたり必要な研究、経験と心構えが網羅されていると思う。筆者の目指すゴールとして、通訳や翻訳というのが一つの切り口として道筋を示されていることから、これれらを目指す人にとっても心構えの持ち方が参考になる。それ以外の人にとってもやはり目標設定や、ゴールの落とし込みが必要になることを痛感させられるのではないか。しかし、いささかタイトルが独り歩きしている感は否めない。
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英語学習の方法論。
何のための英語か?
文法の学習の重要性をあらためて認識できた。
構造から学ぶと効率的。
TOEICのスコアアップに走るような学習方法では力はつかない。急がば回れ。
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TOEICは受けたことがないが、TOEICについてとても丁寧に書かれている。それだけではなくて、実際に受験者への意見、専門家の意見もきちんと掲載されているので、TOEICを利用する企業にはいいテキストであろう。
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英語の学び方のエッセンスが満載の好著だ.p209で著者が強調している,"英文法を日本語文法と比較しながら学ぶことは,学問の基礎となる理論的思考力を鍛えるのに非常に効果できであるし,それによって,日本の英語教育もバックアップしている根強い英語及び欧州文化に対するコンプレックスも取り除かれていくのである."は至言である.
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TOEICに固執して、気付いたらスコアを取ることばかり気にしてた… 本当の英語を学ぶとはどういうことなのかを教えてくれた1冊です。余談ですが、これを読んでTOEICに対する、というか英語に対するモチベーションが少し落ちてしまいました… ビジネスの重要な取引なんかは通訳の人がいるし、将来海外で暮らすこともないだろうし… 将来的に英語をどれだけ使うんだろうと考えたときに、あんまり使わないなってなる人は余計英語を勉強しなくなるかもしれません。笑 あくまで個人的な意見です。