説明責任とマネジメント
2018/09/25 08:12
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
公務員として、というよりは、説明責任がある立場の人、その人を支える立場の人、そういう人を目指す人など、本書を読むと良いと思います。組織マネジメントとしても、他のビジネス書と比べて良いことが書いてありました。
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「安楽正早」、「正早安楽」という言葉を本書
で始めて知った。公務員も民間サラリーマンも、基本はおなし。本書の後半は議会対応中心。議会対応は、公務員課長の仕事ということか。
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参考になった、再読したい
(参考)
p29 次の異動までに何を行うか
長期工程表の作成
p63 方向性の確認は2割で行うこと
p69 あいつは使えないと思ったら課長は失格
p112 伝わる話し方は武器になる
間を取る 抑揚をつける 際立たせる
p121 話す内容はあらかじめキワードをメモ
p129 事前は説明、事後は言い訳と心得る
p140 事前準備は1週間前に行うこと
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公務員の課長の教科書ということですが、公務員と民間では、同じ課長でもずいぶん違うものなのでしょうか。この本を読んだ感じでは、議会対応は公務員ならではなのかなと思いました。
パワハラやセクハラが厳しくなって、職場の飲み会や旅行も絶滅、働き方改革やプライベートを重視する若者が増える中、管理職の苦労は、10年ひと昔とは比べものにならないほど大変になっているのではないでしょうか。
この本は、これから公務員の管理職になるという人を対象に、
Step1 課長になったらまずやる7つのこと
Step2 チームを率いて、成果を上げる
Step3 部下を指導し、成長させる
Step4 発信力・発言力を高める
Step5 会議を制する
Step6 議会対応を身につける
Step7 組織内外で調整・交渉する
というように、順序よくノウハウを披露してくれています。
そんなことわかっているけど、実際にはうまくいかないよ、というのは、この手の教科書にありがちですが、単にノウハウではなく、考え方の根っこのところが示されているので、自分の職場や自分のタイプに合わせてアレンジしてみると、いいのではないでしょうか。
p.95に、係長の歓送迎会の挨拶が紹介されています。「なんとなく課長のマジックにはまってしまって、本当にいろいろ新しい仕事をしたと思います。負担というより楽しく仕事ができて、一緒に取り組んでくださった皆さんにも感謝いたします」
部下にこう言ってもらえたら、管理職冥利に尽きるというものですね。