紙の本
何処かに有りそう?
2018/05/05 21:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:最低人はやぶさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古本屋台、有りそうで、無さそうで、ひょっとして何処かに有るのではと思わせる。ある種、古本(本)好きには、夢の形では。酒も飲めるし。
限られたスペースに珍本奇本が揃っているのも、夢でよく見る古本屋のパターン。
内容も古本ネタに限らずあるあるネタ満載で面白い。とにかく古本屋は、新本屋と違い本もすべて所有物であるためオヤジさん(店主)が一番偉いのです。
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原作は「孤独のグルメ」でお馴染みの久住昌幸氏です。
そして画が弟の久住卓也氏という不思議なタッグの漫画です。
漫画とは言え、なんとも言えない味わいのある本です。
あるオヤジが屋台で古本屋を引いているのですが、
本の購入以外には焼酎一杯だけは飲めるという、
不思議なルールがあります。
しかし扱う古本はマニアも喜ぶレア物もあり、
古本好きにはたまらない内容です。
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うわ〜。これアレだ。
読み終わった感想が「え?」って感じなんだけど、手元に置いておくとつい開いてしまい、何年も愛読するやつだ。
一回読んだ時と、繰り返し読んだ時で思うところが変わることになりそう。
こういう、古いタイプの、効率化とは無縁なことに憧れてしまう。
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本の雑誌で2018年の1位になっていたため気になり読んだ。おもしろいけど、古本の屋台が舞台だからこそのおもしろさは少なかったように感じられる。一番共感したのは、主人公が二泊三日の旅行に意気込んで五冊文庫を持ち込んだけど結局ダラダラ過ごしただけで一冊も読んでいないという話。あと内容と関係ないけど紙が厚くて読みづらかった。
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本の雑誌、2018年1位。
おじさんが夜営んでいる屋台の古本屋さん。酒も飲めるし(ただし1杯だけ、しかも酔っていたら出してくれない)、古本・懐かしい本が揃っている、好きな人にはたまらない、サラリーマンの親父、働く人々のオアシスの屋台。
最初は1話ずつ本の紹介があるのかなと思っていたんだけれど、なくてちょっとイメージ違ったかなと。でも味わい深いんだよなあ。いつどこにいるかわからないし、サラリーマンと親父のやりとりも面白いし。シブいし。親父がニクいね。近所にあったら絶対行く!!
みんな本が好きなのね〜と共感持てます。
『熱帯』を読んだ時にこの『古本屋台』を思い出したのよね。謎の本屋屋台《暴夜書房》。どちらも謎だわ。
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"うんうんそうだよな〜"
と思わず頷いてしまうこの感じ。
こんな本屋が最寄駅にあったらいいなぁ。
Q.B.Bのイニシャリズムも楽しく、しみじみと年初めに癒されました。
最後の話が少し切ないけど、続編もできないかな。
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変わり者ののオヤジが古本を屋台で売っているという内容のマンガ。古本屋台のルールとして、白波お湯割り一杯百円一杯限り、飲み屋ではなく本屋、というのがよい。そして渋い。落ち着いて本を読むことが好きな人にとっては理想的な世界観。…QBBってなんの略なんだ…
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すごくよかった。こんな屋台がホントにあったらいいな。
2ページ完結で読みやすく、物語の世界にどっぷり浸れて幸せだった。 辛い現実へのお薬代わりに。
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本の雑誌2018年度のベスト本。それが漫画とくれば、そこはすぐにでも読んどかないと、ってことで入手。万人受けする内容とは思わんけど、これはこれで味があるってことかな。たまにクスッとなる場面はあるけど、基本的には淡々とした描写が続く。こんな屋台、あったら一度は行ってみたいけど。
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私の、「将来なりたい老後の仕事」が提示されていました。
ま、無理だな。
せめて登場する常連さんみたいな人間になりたいです。
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ありそうで無さそうな(いや、実際はあるわけないけど)神出鬼没の古本屋台。謎のオヤジと焼酎1人一杯限り百円の設定がある種の人々にとっての桃源郷にリアリティを与えている。
QBBの頭文字も毎度笑わせてくれる。
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主人公のおっちゃんは一見渋かっこいい人かと思いきや、古本屋の親父に傾倒しているおちゃめで可愛らしいおっちゃん。
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「本の雑誌」の2018ベスト古本本?だったような。だいぶ雑になった久住さんの絵だけど、ありそうでなさそうな古本屋台(店主)の存在感がすごくいいな。一杯だけ酒を呑ましてくれるのも良い。
なんというか赤瀬川原平の虚構小説的な面白さと、久住さんらしいオヤジの個性が素晴らしいです。
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Q.B.B.(画:久住卓也・作:久住昌之)さんの作品【古本屋台(2018)】を読了。2022年”本”(漫画)157冊目。
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『孤独のグルメ』の原作でお馴染みの久住昌之さんが久住卓也さんと兄弟ユニットQ.B.B.で出しているコミック漫画。
これはいいなぁ。こんな屋台いいじゃないか。
店主の俯き加減で、「らっしゃい、飲むの?」と聞く感じが渋い。
白波のお湯割りひとり一杯だけで百円。
飲み屋じゃないからおかわり無しと潔い。
常連さんが、喋りすぎると「少しうるさいよあんたたち」「ウチは飲み屋じゃないんだから」と言うのも俯きながらで棘は感じられないのが、また通いたくなるのかも。
「古本あさりは足と腰が痛くならなきゃ希少本にゃめぐり会えないもんだよ…」と時折さらりとカッコいいことを言う。
今日も屋台が出てるのかなと提灯を見つけるのも楽しいだろうなと。
巻末に登場文献一覧もあって二度と楽しめる。
漫画にちらりと出てくるのだが、44冊もあったんだな。
Q.B.B.って何の略?って( )で書いているのがストーリーごとにすべて違ってるのも面白い。
(久住.ベストセラー.撲滅団)から始まり
(キューピー顔の.坊さんの.冒険談)
(狂った.ブック.ボーイズ)
(クソッタレ‼︎.便所で.文庫本読んでいろ!)
(求人広告を.ボンヤリ見てる.ボブ・サップ)
などなど延々と続く。
ああ、今夜は『孤独のグルメ』あるなぁ。