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シリーズ第八弾。
毎度の事ながら、安心して読める安定の展開。
第四話、「わさび」が好きです。
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岡本さとるさんの居酒屋お夏シリーズ№8「兄弟飯」、2018.4発行です。兄弟飯、お前のそばで・・・、ねぎま鍋、わさび の4話。でれもこれも素晴らしい、味わいのある話です。でも最後の「わさび」がずば抜けて秀逸でした!
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内容紹介
親の愛に背を向けて、散り散りとなった三兄弟。時に疎ましくも思った母が死に、十数年ぶりに三人で集った彼らを待っていたのは、お夏のお説教だった。しかも、母の死の裏には怪しげな奴らの影が見え隠れするという。許せねえ、暴れたる! けしかけたお夏も暗躍し、彼らを支えるが……。三兄弟は母の仇を討てるのか? 心に晴れ間が広がる第八弾。
平成31年1月28日~2月1日
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著者、岡本さとるさん。
ウィキペディアには、次のように紹介されている。
岡本 さとる(おかもと さとる、1961年 - )は、日本の小説家、脚本家、演出家。本名、岡本智。
大阪市出身。立命館大学産業社会学部卒業。松竹勤務を経て脚本家・演出家となる。現在は主にテレビドラマ『必殺仕事人2009』『水戸黄門』シリーズなどの時代劇テレビドラマの脚本を手がける。またドラキュラが関ヶ原に登場する奇想天外な時代劇ロマンス「愛、時をこえて関ヶ原異聞」をはじめとする舞台脚本も多数執筆、演出も手がける。2010年より時代小説も手がけている。
今回手にした、『居酒屋お夏 八』。
全4話が書かれており、それは、次のとおり。
第一話、兄弟飯
第二話、お前のそばで・・・
第三話、ねぎま鍋
第四話、わさび
そして、登場人物メモ。
・相模屋長右衛門(ちょうえもん)---お夏の父。
・お豊(おとよ)---お夏の母。
・鶴吉(つるきち)---廻り髪結。
・八兵衛(はちべい)---船宿「伊勢や」の船頭。
・河瀬庄兵衛(かわせしょうべえ)---目黒不動前に庵を構え、絵師として暮らす。
・小椋市兵衛---母・お豊を切り捨てた、お夏にとっての仇敵。
・お春---目黒不動門前の仏具屋「真光堂」の後家。
・徳之助(とくのすけ)---お春の息子。
・車力の為吉(ためきち)---居酒屋の常連。
・米搗きの乙次郎(こめつきのおとじろう)---居酒屋の常連。
・牛頭の五郎蔵(ごずのごろぞう)---高齢。品川、高輪界隈に隠然たる力を持つ、香具師の元締。品川の旅籠「さくらや」の主。
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今回は人情味ある小さな出来事の積み重ねで、特に「わさび」が良かった。
血生臭い抗争の合間の、ホッとする中休みといったところでしょうか。