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リカを読んで面白かったので、手当たり次第に作者の作品を買い漁った中の一冊!
洋画「タワーリングインフェルノ」のオマージュ作品!
主人公が女性というのも個人的に良かった。
☆5個では足りない位、好きな作品です。
もちろんタワーリングインフェルノは何度も見たぐらい好きです。
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本シリーズ最新作(命の砦)の書評を新聞で目にし、興味がわいてシリーズ最初の本作を読破。
書き出し部分で「これは伏線なんだろうな」と思わせる記述が多数あるものの「えっ!こういうふうにつなげるの」という意外な結末に仕込みの旨さを感じる。文庫本としては結構な厚さですが、後半は一気読みでした。
シリーズ残り2作も読んでみようと思います。
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いや、面白かった。
のだが。
若干の不快感はなんだろう。
作者が言ってる通り、これは、タワーリングインフェルノ。
迫力あるし、涙も出たし。
でも、なんだろう。
配役に意外性がない。
キャラが立たない。深みがない。
仕掛けがアコギで、こんなアイデアを思いついたよ、準備しといたよ的なやらしさ。要は自然でないのか。展開もそうだしなあ。
魂には刺さりませんでした。
でも、筆力が読ませるんだろうな。
続きは読みます。
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イッキ読み!面白かった!
でも辛く悲しいシーンもたくさんあって、、読後感はちょっと複雑。。
この後、このビルはどうなったんだろう、、それが一番気になる。
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高さ450mの銀座の超高層ビルオープン初日、未曽有の火災が襲い掛かる。そこにはセレモニーに参加した招待客、ホテルの宿泊客、多くのテナント…火災はなぜ起きたのか、防火設備はなぜ働かないのか。自らの命を顧みず動く消防士たちや、自らの役割を自覚し他人のために身を投げ出す一般の人々に胸が痛くなる。ページをめくる手どころか文字を追う自分の目の動きすらもどかしいほど没頭し、泣きそうになりながらひたすら読んだ。素晴らしいエンタメだったが、こんな災害が起こるのは物語の中だけにしてほしい。偽装や手抜きなどあってはならない。
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11月-25。3.5点。
女性消防士が主人公。銀座に100階建てのビルがオープン。
ワンマン社長が完成までこぎ着けたが、不穏なオープンへ。
スピード感はさすが。一気読み。最終的には三部作。次作も期待。
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炎がビル全体にじわじわと、やがて勢いを増して襲い掛かる描写が見事で、その場にいるかのように苦しくなってしまった。さすがに熱さを感じるわけではないが、まるで自分が迫りくる炎に追いかけられているような恐怖を感じながら読んだ。
最先端の技術を駆使した超高層ビル。しかし工期や費用などの関係で、出来上がったものはずさんで危険極まりないものだったのだ。
ビルの一部から出火した炎がフロア中に広がり、上へ下へと広がっていく。
商業施設とオフィス、そして一流ホテル。最上階には大きなパーティールームがあって、そこに大勢の人が取り残されてしまう。
救助に向かった消防員のうち、現場に生きて残ったのはたった一人の若い女性の消防士。彼女は体力的にもこれ以上この仕事を続ける自信がなく、更に消防士には向いていないと上官に言われ、近々辞表を出そうと決めていた。
そんな状況の中で次々と発覚する絶望的な事実と、救助しなければならないたくさんの人たち、迫りくる時間と炎。
本の冒頭は、オープン初日にそのビルを訪れることになった老夫婦、家族、わけありの恋人たちなどの誰もが期待に胸を膨らませて楽しんでいる様子が描かれている。だから、この後起こる悲劇との落差が余計につらい。
後半はバタバタとまとめてしまった感があって、個人的にはその悲劇がなぜ起こってしまったのか、そしてその責任は誰がどうとるのかまで読みたかったが、それは著者がこの本で書きたかったことから外れてるのだろうなと思った。
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銀座に超高層ビルがオープンした。
数万人が集まる初日、作品タイトルから予想される内容通りに話が展開していく。
伏線がいくつか張られており、それらが後半にうまく回収されるし、沢山の人々の混乱と対応する人々の奮闘が次々と描かれて、最後まで続きが気になり勢いで読み切った。
ただ主人公の、女性消防士神谷に今ひとつ感情移入しきれなかったのが残念。
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五十嵐貴久さん初読みでした。ページをめくる手が止まらず。面白かった❗️昔映画館で観た「タワーリング・インフェルノ」を思い出しながら読みました。
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超高層タワーでの大規模火災。
消防士の女性が主軸となって展開していく救出作戦。
火災の様子は恐ろしく、死が近すぎて心臓の悪いほどスリリングだった。
その日タワーで過ごす人々にもきちんとストーリーがあり、物語の中で全てが重なり合っていく様はすごい。
善い人も悪い人もいた。でも容赦なく死んでいく。
この人は死なないで欲しかった!っていう人が何人もいて、その度に涙が出た。
人死が多いため読後爽やかという訳にはいかないけれど、とても面白かった。
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久しぶりに長編で割とスリルのある重めの本だったので、読み終わるのにどれくらいかかるか!と思っていたけど、すごい入り込めて数日で読めた。
映画みたいに場面転換がわかりやすいし、映画よりわかりやすいし、何より絶望的な状況からどうやって解決するかが気になって一気読み
タイトル通り燃えるんだけど、そこを認めたくないお偉いさん。そして事実を認めてからの逃げな感じがやっぱりだけど、徹底しててむしろ爽快
主人公が女性消防士ってのも良かった
強いけど、それでも人間らしく弱さもある。
火災、災害、ないとは言い切れないから、また考えさせられる
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読ませる才能はすごいと思ったのですが、ステレオタイプな登場人物ばかりで、思ったとおりの結果で残念。
屋上の貯水タンクの水のかわりに、72/100階から二酸化炭素を流したのは、まあ良かったと思います。
『タワーリング・インフェルノ』にインスパイアされたとのことですが、映画を観た・観ないで評価は分かれるかと。インスパイアってレベルじゃないです。映画も『ザ・タワー』と『ザ・グラス・インフェルノ』の小説をベースにしているのですが。
電気は、負荷試験くらいするでしょ。家庭に置き換えると、ひとつの回路に20A超の電気が流れてるのに、ブレーカーが落ちないで線が溶けちゃった。または、20A未満で、安い線材だか電材なので、溶けちゃったってこと?そもそも過負荷になる操作はできないようにするのが、最新の制御卓なのでは?
72階にプールということは、強度が違うんじゃね?爆弾を置いただけで底(床)を抜ける?
初期のねっとりとした生き物みたいな炎の描写が、中盤以降になくなるなぞ。
P20 SEがコンピュータールームで操作?
P61 元区役所勤務の笠原が、議員のコネでホテルへ宿泊。
P77 悪文かと。P158で秋絵は現在18歳で、知り合ったのが17歳とわかりますが、ここだと、17歳が今なのか
P84 コンピュータールームで暑いって、まずありえないのですが。…火事の前兆。最新とか完璧を謳っているわりに、パイプスペース等にセンサー皆無な感じ。
P109 40階 扉が吹き飛ぶ。プロの消防士なのに……。
P121 高層階でガス?東京ガスのHPだと、誤解で高層ビルでもガス厨房はありました。でも、少数?
P137 70階 一般人に犠牲者。
P138 レストランにこども入れてくれます?
P148 電力停止。縮退運転くらいは、検討しても?で、ガスは?
P179 設計図なんて、所管の消防署にないの?そもそも、最新なんだから、タブレットに表示じゃないの?
P182 19:21 火事が表沙汰。
P200 壁の石膏ボードはいいけど、コンクリートはどこから?
P237 夏美の志望動機。
P288 年4回の訓練。初日ですが?
P299 非常階段の天井?踊り場か上階の階段という絵しか浮かびません。
P320 建材・電材と指定のものと違う。…出火原因
P346 光二、地味に死亡。
P392 ヘリ墜落。ここで、消防士は夏美ひとり。このあたりからは、まさにヒロイン。
P402 化石+塩酸。夏美がスルーはまだしも、折原は気づけよ、と。
P414 ここまで、折原は化石が潰されることに対して言及なし。貴重な考古学的資料が……なのに。
P471 バックドラフトは、扉を開けたらスグとは限らないのですが?
P473 折原が化石を失うことに言及。
P474 「混ざった骨の区別はつかない」いや、つくでしょ。
P505 鎮火。
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架空の日本一のビルで起こる火災の話。
次から次へと施主や関係者の横暴が原因のミスや欠陥が重なり、被害はどんどん広がってどうしようもなくなる中で、消防士達のプロ意識と一部の一般人の献身により最悪の事態だけは免れることができた。
全編を通して緊張感のある辛いシーンが続くので、一気読みして疲れてしまった。
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私は スティーブ·マックイーンが大好きで「タワーリング·インフェルノ」は名作だと思っていますが、この作品も同様です。
もの凄い緊張感でぐいぐい引き込まれます。
「死なせない」雅代と夏美の会話に涙しました。
この作品は最高のエンターテインメントであり、現代への警鐘です。
本当にお勧め。
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266/532ページで終了。同じ著者の最新刊を紹介する書評に惹かれてデビュー作から読み始めたものの。面白くなりそうなんだけど、映画そのもののように巨大ビルでの火災の中で登場人物それぞれの物語が展開するのだが、あまりに凡庸で読み続けるのが辛くなった。