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超高層タワーでの火災に立ち向かう消防士の夏美。ひとつひとつの出来事、行動に圧倒される。パニックになる大勢の人、権力を振りかざし先に助かろうとする人。様々な事情や生活を抱えた人たちがいる。有事の時に地位や名誉は関係なく誰もが同じ命でそこには差はない。ラスト100ページあたりからの展開は驚きの連続でその迫力に圧倒される。一人でも多くの人を助けようとする消防士たちの強い意志と恐怖を抑え人に安心を与えようとする姿はカッコいい。消防士に協力してくれる人、自分の命より大切な人を守るため犠牲になることを選択する人。ギリギリのなかで生きるため、守るための選択。信じてくれている、待ってくれている人がいるという強み。本当にたくさんの感情、想いが溢れてくる。とてもいい作品に出会えた。続編も読みたい。
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久しぶりにドキドキしっぱなしのパニック小説。描写は丁寧だし、泣かせるし、伏線は絶妙だし。名作タワーリング・インフェルノへのリスペクト感も半端ない。面白かった。早く映画化して。
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スリリングで面白かったが、主人公の最後の行動
にちょっと現実と飛躍し過ぎて余りリアリティーが
最後の最後に見受けられなかったので残念です。
ドラマチックになりすぎて評価は星三になりましたが
映画化されそうな内容ですね。
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スリリングで面白かった。
あらすじ(背表紙より)
高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
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火事が発生してからの動きは結構どきどきもの。ただそこに至るところはちょっとヤキモキ。小説とは言え、昨今のハイタワーマンション、ビルを見るとこの物語は現実的にあり得るんじゃないかと思えます。いつか起きてもおかしくない。
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人災の恐ろしさ
逃げ場のないところでの火事、、、
怖かったです。
パズルのようにしかけ、伏線がはまっていきますが
ちょっとわかりやすかったかな、というところと
人間ドラマも含めてもう少したっぷり読みたかった。
ゆえにマイナス1!
シリーズ2作目?読みたいです。
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一気に読んでしまいました!
高層ビルでの火災!
こんな事があるのか!と!
久しぶりに、スリリングさを味わい
これからどーなってしまうのか
気になって気になって・・・
面白かった!
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随分前に買っていた本。やっと読めた。危険”かもしれない”という状況では人間は動かない。増してその時に大事なことが設定されていたら。客観的な状況や「おそらくこの先こうなるのであろう」という憶測を持っている読者としては、バカな、という気持ちになるけれど、実際その場にいたら冷静な判断ができるのだろうか。
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映画『タワーリングインフェルノ』へのオマージュ作品とか。
まさに、映画に勝るとも劣らない迫力満点のパニック小説となっている。
『交渉人』シリーズ等で如何なく発揮された、著者の類稀な筆力の賜物作品といえる。
前半は、様々な登場人物を紹介するために、描写が細切れになり(しかしこれらの登場人物や一見関係ないかとの出来事が最後ジグゾーパズルのように見事納まる)、物語世界に入りきれないもどかしさを感じるが、後半は一気読みの世界。
火災が発生し、同僚の死後、一人残された消防士神谷夏美が、恋人たちと必死の行動をするに至るは、映画もかくやの獅子奮迅。
絵空事と評価する読者もいるだろうが、エンタメとして楽しめればよいのではないだろうか。
神谷夏美が活躍する第2弾も出版済み、さらに第3弾も執筆中とか。これは読まずにいられない!
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久しぶりのパニックもの。
映画「タワーリング・インフェルノ」にインスパイアされて書かれたものだけあって、もうタワーリング・インフェルノそのもの(笑)
読む映画って感じで映像が目に浮かびます。
500ページ越えなんで、そこそこの読み応えですが、あっという間に読めてしまいます。
2作目も出てるとか。
文庫化まで、あと2年くらいかな?
我慢して待ちます♪
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評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
社長の我が儘から起こる悲劇!腸が煮えくりかえったが意外とあっさりと成敗されちゃって。
しかし、何の罪も無い一般人や職務を全うする消防士、救助のためのパイロットなどが殉職しちゃう場面は心が痛んだ。
誰も社長に正しいことが言えないような会社今でも沢山あるんだろうなぁ~。
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高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出、嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛び込んだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?
(裏表紙のあらすじより)
このあらすじとタイトル、そしてカバー絵を見れば、往年のハリウッド大作映画にインスパイアされたものとわかると思います(エピグラフにも、映画冒頭のエピグラフが引用されてます)。
70年代アメリカ・サンフランシスコから現代の日本・銀座へと舞台を移し、サンフランシスコ消防署チーフのマイケル・オハラハンから銀座第一消防署の消防副士長である神谷夏美へと主人公は変わって、手に汗握り、身体に力が入り、息を呑みつつのめり込める、エンタメ作品になりました。
実際、平日にもかかわらず、会社の昼休みに読み始め、仕事中も時折続きが気になりつつ、帰りの電車ではのめり込みすぎて一駅乗り越し、家に帰って夕飯を食べてすぐ続きを読み耽って、日が変わった頃に読み終えました。
消防士といえば、個人的には日明恩さんの「Fire's out」シリーズも大好きなんですけど、その主人公である大山雄大と、本作の神谷夏美がどこかで共演してくれへんかなぁと、かなわぬ妄想が浮かんだりもしたのでした。
ただ、考えてみたら、本家の映画版も二つのスタジオの異なる企画が、共同製作という形でくっついたんですよね!?
それを考えたら、決して妄想ではないかも(笑)
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まさに一気読み!!
パニックもの、エンタメとしてはかなり上位かと。
設定が上手くいきすぎてる、との声もチラホラあるけれど、造作物ですもの。
むしろこれくらいの方が楽しめます!
続編もあるとの事で今から読むのを楽しみにしています。
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読み始めたらやめられない!
まさにその通りで、ほぼ1日で読みきりました。
ハラハラドキドキ手がびちょ濡れで、本がふにゃふにゃになりました。
読むと言うより観てると言った感じに近かったです。
たまにはこういう作品もいいのかな?
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文庫化された時に「買わなきゃ」と思ったのに、うっかり読み逃していて、ふらっと入った本屋で平置きされてて慌てて購入。
タイトルと表紙で高いビルで火事が起きることは読む前から分かっているのに、気持ちをどんどん持っていかれる。
刻一刻と変わっていく状況に気持ちを煽られる。
沢山の登場人物が居て、その人達の生活があって、同じ火事の現場に居ても全然違う受け止め方が描かれていて面白いからこそ、『登場人物一覧』が欲しかったなぁ。
後日談を読みたいと思うのは蛇足なのかな?
でも、その後を知りたい人達が沢山居る。
支配人の真壁さんとか。
残念だったのは主人公に感情移入出来なかったこと。
人柄というかバックボーンがいまいち見えなくて…。
続編への布石なのかも。
帯は、無かった。
絶対あったはず。
見たかったなぁ。
解説は、あまり目新しい内容ではなく普通。
あとがきはちょっと笑えて、おまけみたいで嬉しかった。