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あらすじから受ける印象とは違い
性描写は多いものの
それだけに囚われない壮大な話になりそう。
タイミングよく下巻が回ってきた♪
【図書館・初読・7月28日読了】
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無痛とは何か、痛みとは何かを追求する内容でした。上巻は傷の痛みを主に心の痛みを感じない女医と怪我をして体の痛みを感じない男性が中心になり、脳と痛みの関連を丁寧に説明していたと思います。
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調べた知識を書き並べる自己満足の文章に、読者にさぁ読めとも言わんばかりの押し付けがましい出だしに途中放棄しかけたけれど一応読破。
納得はしないながらもまあ、下巻も読んでみるかって感じ。
率直に感想を述べると御託に付き合わされてる感満開
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流石の筆力。構成力。そして、テーマ。テーマはどうかな。タイトルの通りですが、身体、心のペインレスというテーマが大き過ぎて、その意味と結末への持って行き方に、共感し切れなかった。流れの間に挟まれた、主人公の親の章は圧巻でした。
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万浬に魅力が感じられない。ジムに通い無農薬野菜を食べ不特定多数と後腐れのないセックスを楽しむ都合の良い混血美人女医って、妄想キャラクターすぎて、何か意図があるのかと頑張って読み進めたけれどよくわからず。痛みについてのだらだらとした説明は真新しい情報もなく退屈。
森悟の過去の描写は読みごたえあった。
森悟も説教くさい体育会系のおっさんぽさが好きになれない。セックスを診断って、いたってふつうのセックスの描写だった…。お医者さんごっこかな。
下巻に期待。
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本人達より、主人公の親と祖母の話のほうが興味深かった。さて、どこへ行き着くのか
2019.2.9
25
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痛みとはなんだろう。
心の痛み、体の痛み、その関係とは。
それをわかりたいために
心の痛みを感じない主人公が
医学の知識で科学的な意味合いの性行為を繰り返す
これでもかと性描写があるが
エロというより芸術的な描写
とはいえ決して美しくもない
どーなるんでしょ。
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痛みを説明するのにいたしかたないことですが説明が細かいので、
若干眠くなりました。(そして読み飛ばしたところもあります。すみません...)
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テーマは面白いと思うけど、共感しにくいし、思索の中で揺蕩う感じ。上巻なので全体が結びつかないこともあって、今ひとつ入って来なかった。
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途中、性描写が長くて飽きたけど、下巻に続く下りはこの先どうなるのかと、ドキドキ。
さて、どうなるのか。
痛みについて、深く考えられたのも楽しい。
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天童荒太の本は重いテーマが多く、読むのに時間がかかる。
この本も半月以上をかけてやっと上巻を読み終えた。痛みに関するお話、下巻も時間がかかりそうだ。
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う~む。ペインレスというものが実在するとして、それが社会とどう関わるのか、まだ上巻だからわからないのだが、もう少し道しるべ的なものを見せてほしかった。官能小説としての価値しか見いだせない人もいるのではないか。いや、それだって成功しているわけではないけれど。天堂さんがそんなものを書きたいわけではないことは分かっているだけに、もどかしい。
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物語は非常に興味深く面白いのだが、文章が入り組んでいてとても時間を要する。読みたいのに進まないというジレンマとの戦いだったかな。
ラストの痛みについて延々と語るところは難しいくてあんまり理解できなかったけれど
下巻も頑張って読んでみよう。登場人物の交通整理は必須だね。
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こんなに痛みと向き合ったことはなかった。
痛みのないという苦しさ
痛みがあるということの当たり前のことの良さ「?」
とにかく読むのも苦しくなったこともあった。
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人間にとって「痛み」とは何か?何とか痛みから逃れたいという苦しみ、逆に痛みを感じないことの辛さ、怖さについてフィジカル・メンタル両面から掘り下げ、刺激的なストーリーで楽しませる。
主人公・万浬はペインクリニックで勤務する優秀な若手麻酔科医。彫りの深い美貌の持ち主で、幼い頃から痛みに強い関心を抱いていた。
だが、医学生の頃から多くの医療関係者と性的関係を持ちながら、彼らに冷ややかな対応をするというモンスター的な一面も持っていた。
彼女は、院長を通して無痛症の青年のことを知る。彼は、海外でテロ爆破事件巻き込まれた影響で痛みを失っており、彼女にとっては格好の実験台になった。
ここから、この本のクライマックスとも言える官能的な場面展開となり、万浬のセクシーかつ異様な実像が存分に描き出される。 終盤では、冷悧だが大胆で、精神的な痛みを感じない彼女の生い立ちが、ミステリーの謎解きのように明らかにされる。
原因の見いだせない耐え難い痛み、人それぞれに違う痛みがあること、逆に痛みは生命維持、健康維持のための大切なサインであり、それが感じられなければ命の危機にさらされること、痛みを感じない人間には刑罰は役に立たないなど、考えさせられる要素も多々散りばめられており、単なる興味本意のエンタメ小説ではないと感じた。