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しもべラン
2023/08/31 20:11
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔界転生ゲームとか先呼びの鐘とかしもべランとか面白いエピソードが多くて笑いました。魔人さんが格好良い上にいいキャラしてて、個人的にはメムメムちゃんでレギュラーキャラ化して良かったなぁと思うキャラクターNo. 1です。イケメンですし(笑)
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こうやって、世に出ている以上、問題はないんだろうけども、一瞬、思ってしまった、「これ、少年漫画の表紙として、セーフなんだろうか?」と
先巻が男子キャラ勢揃いだったから、今度は美女オンリーって事で、バランスが取れちゃいるんだけど、ギョッとしたのは確か
でも、まぁ、見目麗しいから、あざっす、四谷先生、と頭は下げた
これで上がったテンションは、中身を読んでも下がらなかった
意外でも何でもないけど、メムメムちゃんのダメっぷりには飽きない
まだまだ、ダメっぷりを出せるのか、と感心しちゃうくらい、この(5)でも、メムメムちゃんは他力本願で、自滅して、酷い目に遭い、それでいて、何だかんだで、ギリ助かっている
ある意味、凄いのではないだろうか
けど、私はメムメムちゃんの上司にはなりたくないな。先輩ならまだしも、上司になったら、メムメムちゃんのヘマの責任を取らなきゃいけなくなる。一回や二回ならまだしも、こうも毎回で、しかも、規模がデカかったら、体が持たん
なので、先輩もしくは友人くらいの距離感なら、メムメムちゃんと、悪くはない友情を築けるように思える
そう考えると、日太は面倒見がいいよな。むしろ、私は彼と仲良くしたい
彼と仲良くすれば、美女と接触する機会が増えるって下心が無い、と言ったら嘘になるけど、それを抜きにしても、日太は良い奴だから、力を貸してやりたくなる
メムメムちゃんの我儘に振り回される苦労は、ちょっとした、でも、男子高校生には刺激が強すぎる光景と体験で報われているよな、と思うが、それはそれで、日太と一緒にいたら、自分の成長にも繋がってくれそうだ
実際、タケシが日太と仲が良いのも、自分の漫画家魂に新しい刺激を与えてくれるからだろう
そんなタケシが活躍し、なおかつ、日太がド根性を魅せてくれた、#42・43の「メムメムちゃんとしもべラン」が、私的に、この(5)では最も好きだ
イイ感じのピンチと逆転劇、その中で深まる男同士の友情、そして、大勝利は実に少年漫画らしく、同時に、調子ぶっこいていたメムメムちゃんがギャフンとなるオチは、この作品らしい
次巻でも、日太、タケシ、ランプの魔人が絡む話が読みたい。魔人さんは、タケシの漫画を高く評価しているだろうし、今度のイベントに、日太の手を借りて、参加したりしてな(笑)
その一方で、漫画バカであるタケシと、彼に悔しい思いをさせられたレース先輩が、ちょっとだけ仲良くなる話も読んでみたい
自分を助けようとして利き手を怪我したタケシが、自分を責めたりせず、痛みに耐えながら〆切りと戦う姿に、感服したレース先輩が彼の手伝いをして、原稿を完成させ、タケシから礼を言われ、胸がトキめく、そんな感じでどうでしょう?
もしくは、漫画を描く事に挑戦してみたレース先輩が、完成原稿を読んだタケシから、散々にダメ出しされ、大いに凹むも、最後に一つだけ、彼から作品を完成させた事を褒められて、やっぱり、胸がキュンとなるような感じもありだと思うんですが
まぁ、シンプルな欲を口にしていいなら、もっと、内容がエロエロしくなりますように、なんで��けど
今でも、かなり過激ですけど、もうちょい、攻められると思うんですよねェ
しかし、これ以上、エロくなると、メムメムちゃんが逝っちまいかねないから、ここは我慢かな
この台詞を引用に選んだのは、日太の憤りが十分に伝わってきたので
そりゃ、パワーも湧いてくるよなぁ、自分はこんだけエラい目に遭ってきているのに、他の奴は良い目ばっかり見てやがるんだから
やっぱ、日太はやる時はやってくれる。このカッコ良さを、杏の前でも出せれば、もうちょい、仲が進展するだろうに
っつても、それが出来ないヘタレっつーか、タイミングの悪さも嫌いじゃないですけどねぇ
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5巻故基本構造は割愛。
あまりにもなポンコツ具合が特徴的だった部分に面白さを感じていたけれど、だんだん普通のポンコツ具合になってきた印象を4巻までに感じてきてしまっていた。
この5巻でも普通なポンコツ具合だったら続きはいいかな・・・と、取りあえず買ってみた。
表紙がエロかったから、ココまでにしたわけでは決して無い・・・とわざわざ言ってみる。
勿論、本編はエロくない。
このシリーズ、誰にでも何にでもとことん弱い悪魔なのが特徴だったと思っているが、上手に立ち回って困難を回避する話も出てくるようになった。
・・・これは、なんとなくネタ切れから変化をつけてきたと言うよりは、多分読者からの要望に応えた結果、みんなが望む→よくある構図に落ち着いてしまったんじゃないかと推測。
なので、プロの作家としては正しい選択であり、その結果結構な巻数まで続いたワケなので、問題ないんだとは思う。
ただ、わたしの刺さったポイントとは、ずれが出てきてしまったので、個人的にはここから先はもういいかな・・・と、思ってしまった。
時には頑張るメムメムちゃんを応援したい層は安心して進んでいって欲しい。