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大物では決してないけど、
太田光の考えをしっかりと持っている。
光代さんの次に応援してます。
いつか真ん中に立ってほしい。
田中と。
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スペインの内戦を描いたゲルニカから数えて4か月後に描かれたのがピカソの「泣く女」。ご存知のとおり写実ではなくキュビズムの技法で描かれている。写実的な絵画を事実と言うのなら、「泣く女」はぐちゃぐちゃで事実にはほど遠い。だけれども憂いをたたえた瞳は、戦争への不安から泣いている女の心情が痛いほど伝えてくれる。太田氏はこれを真実と言う。だから、事実から遠ざかったとしても真実には近づけるということが世の中にはある。また、自分にとっての真実は他者にとっては真実でないこともある。太田氏は違和感の最たるは世間の中にあるという。世間の中にあって大切なのは、一人ひとりがそれぞれに独自の真実を持ち、どんな意味をもつのかを探ること。
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異端児と言われていて、ラジオでは下ネタばかり言う、そんな印象であまり好きではなかった太田光さんの本を手にとったのは、サンジャポでの太田さんを見て興味を抱いたから。
バス停で小学生を刺し自殺した引きこもりの男性についてのコメントが印象的だった。太田さん自身も孤独な時があったことやそんな時にピカソの絵を見て、こんなに自由でいいんだと感銘を受けたということ。孤独でいたとしてもちょっと周りを見たら、そんな存在に出会える可能性があるんじゃないかとコメントしていた。私はなぜかそんな太田さんの意見に涙してしまって、自分の意見をもつ太田さんの「違和感」を知りたいと思った。
本を読んでみて、太田さんはとてもピュアで感性が豊かな人だと思った。意外とど真ん中の人(チャップリンや黒澤明やイチローなどなど)に憧れている人だしそうなりたいと思っている。太田さんの違和感を知ることで、世の中への考え方や物事の捉え方が少し変わるきっかけになるかもしれない。
必ずしも全部の意見に共感できないし、1人1人違うのは当たり前。それを承知でテレビで発言するそんな太田さんの存在に救われる人も多いと思う。
田中への愛を感じる笑
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太田光、だいすきだ・・・
多くの人が知らないうちに自分の中に取り込んでしまっている考えかたを見直す機会になった。SNSをやっていると自分個人の考えがわからなくなってしまうことがあると気づいた。
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「問い」を大切にする。善悪にせよ、正義にせよ、実にそれは危ういもので、まずはしっかり問い、悩みたい。
勇気づけられるところもあり、ファンのみならず、一読して損はないと思う。
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私が太田さんに興味を持ったのは意外にここ一年くらいの事。今まで持ってたイメージが大分変わった。そこでこの本。共感する事も多いし、お笑いに対する考え方や哲学がしっかりあってより興味を深めた。博識だ。
全ては熟考の上での事だというのは分かるけど、やはりとても素直で正直な方だ。そして熱い。
憧れや目標と自分自身は違うけれど、でも自分に嘘を付いても嘘だし、嘘を付けない方なんだろう。
エッセイではなく、小説も読みたくなった。
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個人的に最近ラジオがぐんと面白いと思うようになったので。
通して大衆や世間への考え方や向き合い方をお話しているという印象。過去の雑誌に興味がある、そこにどうその時代が作られたのか、つまり時代を作っていたのはやはり大衆の空気、という捉え方が面白かった。この時はおそらく、3.11の一連の流れを通して感じたことがメインになっていたのだと思うけど、今読むとこのコロナ禍での世間の話題の流れを思わずにはいられない。
政治関連への言及を読むと、選挙特番で炎上したことが思い出される。番組もちょこちょこ見ていたけど、そこまで気にならなかったのはラジオで太田さんの話をよく聞いていたかもしれない。
どこだか途中で、裏口入学的なワードが出てきて笑っちゃった。
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太田光代さんのエッセイも読んだので、光さんの方も読もうと思い読んでみました。テレビでは大暴れしている太田さんですが、この本を読むとこんなにも真面目に世間のことを考えており、こんなにも自分の意見というものを持っているのだということを感じさせる。後先考えずに生放送で発言をして怒られたりすることも多いようですが、この方の様にオブラートに包まずに自分の感じている違和感をぶつけられる人も必要なのではないかと思いました。
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ずっと見てきたテレビ朝日での爆笑問題の番組が終わってしまい、少し爆問ロス(?)になって、太田さんの本を読んでみました。
作中でも、いつもの漫才やテレビのような語りかけてくる文体でした。
テレビではいつも無茶苦茶やって、ぶっ飛んだ人というイメージが強いですが、テレビや世間のニュースについてこんなに深い持論をお持ちなんだと感心しました。
個人的には特に、「常識」について論じている文章が気に入った。相方の田中さんも、なかなかの奇人?