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日経新聞の書評を読んで、面白そうだったので読んでみました。
景気循環の波については一応勉強したこともありましたが、現実の経済データを使い、グラフでそれが実際に存在することを示してくれているのでとても説得力を感じ、そこから導き出されている未来予測にも説得力を感じました。
ちょっと見には脳天気にも見えるほどの楽観的な将来展望ですが、説得力があるので信じられ、読んで元気が出ます。人口減や高齢化に負けない日本という予測、ぜひ当たってほしいものです。
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来年までを一つの目途にいろいろ考えて老後に備えようかと思ったりする。答え合わせはなかなか難しいところかと思いますが。
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ゴールデンサイクルは2017年2018年まで。
コンドラチェフサイクルは2028年まで上昇する。
2021年以降は、景気後退。
東京オリンピックの次は大阪万博。
2012年から2025年までが第3の超景気。
構造論も循環する。
資源制約の天井にぶつかるとスタグフレーションを招く=ハイエクの過剰投資説が妥当する。景気の谷ではケインズの過少消費説が妥当する。
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2019年10月の消費税増税、東京五輪後の落ち込みはあれど、日本経済は2025年の大阪万博まで、良い循環の中にいるとのこと。
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景気循環研究の専門家が、今後の経済について述べた本。オリンピック景気が続く2020年までは好況で、その後落ち込むが、2025年に向け再び経済は上向くと結論付けている。理論は十分に理解していないが、理論と実態を歴史的に分析しており、説得力があった。
「(都市の無電柱化)東京23区:8%、大阪市:6%、ロンドン:100%、パリ:100%、香港:100%、台北:95%、シンガポール:93%、ソウル:46%、ジャカルタ:35%」
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2022年57冊目。250ページ、累計15,617ページ。満足度★★★☆☆
著者が4年4ヵ月ぶりに出した11冊目の単著(2018年4月発刊)
景気循環論の世界の権威・篠原三代平とハイエク理論やマネタリズムに造詣深い西山千明氏に師事した著者の本は初期の著作から何冊読んでいるが、本書が最新作
2019年に購入後、寝かしている間に、東京オリンピックが延期されて開催され、大阪万博の開催が決定、さらには新型コロナが発生するなどの情勢変化がある
短期(キッチン・サイクル)・中期(ジュグラー・サイクル)・長期(クズネッツ・サイクル)・超長期(コンドラチェフ・サイクル)のうち、クズネッツとコンドラチェフが重なって上昇部分の2012年から2025年までを著者は「第3の超景気」と命名
いわゆる「アベノミクス」による好景気もこの景気循環の影響を受けているとしている
なお、中国は2010年あたりに既にピークをつけているとの見立て