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未来の年表の続編。
前作がどちらかというと政府や自治体が取組むべき内容が書かれていたが、本作は一人一人の身の回りに何が起きるかが書かれている。
全国民が読んで欲しい本。
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<目次>
はじめに
第1部 人口減少カタログ
第2部 今あなたにできること
<内容>
日本の人口減少社会の処方箋。前作は政府として考えるべきことが書かれていたが、今回は身近な話題から、個人や企業が考えるべきこと、すべきことが書かれている。どれもこれも恐ろしいことだが、どう転んでもこの道は避けられない。自分として、如何に世の中に繋がり続け(つまり働き続け)ていくかが鍵かな?と思った。
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『未来の年表』の続編。
前著はどちらかというと政府の施策などのマクロな話だったが、今回は生活レベルの身近なミクロの話が中心(結局はマクロにつながるのだが)だったのでわかりやすかった。
そして、今後の日本の動向(これも先進国の国際的な潮流だけど)として考えると非常に脅威を感じた。
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車に乗らないので、電車やバスの廃線が増えるのは怖いなぁ。老後の金銭面はさらに。。。もっとスキルがいるなぁ。とにかく今は健康に気をつけなければ。
暗くなりそうな話が多いけれど、読んでおいてよかった。
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人口政策の専門家が、予測がほぼ的中する将来の人口動態について、時系列に沿って体系的に解き明かした前作の続編。この本では、実際に日常生活の中で何が起きるかを説明し、これらの問題に対して、個人として、企業として今から何をすべきなのか処方箋のような提言もある。ここで示されている未来図はやはり厳しいが、やや面白おかしく描かれており、著者の遊び心を感じる。
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土曜日、お休みはさらにゆったりの朝。
W杯が始まるまではじっくり読書タイムに時間を使えます。
今朝は未来の年表2。
1に続いて、けっこう衝撃的な内容(-_-;)
将来のこと、目を閉じてちゃダメなことがいっぱいあります。
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それでも頑張ろうではなく、それならもうこの国を出る、という方向に向かってしまうなぁ。かなり絶望的な情景が浮かぶ。日本自体が姥捨山という感じ。
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かなり悲観的な未来図を具体的にわかりやすく表現してくれているので、イメージは凄くわきました。
また、後半では今からできることを個人、企業、地域に分けあげてくれていたので理解はしやすかったです。但し、未来に向けての取り組みなので、未来に続く道筋がもう少し具体的に知りたいと思いました。
しかしながら、本書が人気ということは、将来を悲観的に捉えている、もしくは将来に不安を抱いている方が多いのではないかとも感じました。
昨日は変えられるないが、明日は変えられる。そう思いながら本書を読みました。
本書は未来への警告書ではないかと思いました。さあ、今から頑張ろう!
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少子高齢化が社会問題になって久しいですが、当然の帰結として人口減社会、までは認識していたものの、その実体はどんな社会なのかというところまでははっきりと理解してなかったことを思い知らされました。
それでもまだ、これマジでヤバイっすね。と他人事のように思ってしまうだけなのは、いわゆる逃避?
若い人は知らないだけなのか。これを知ったら政治に無関心ではいられないと思うのだけれど。
今の政府がどうこうということではなく、もっと積極的な対応策を今のうちに取らないと手遅れになりそうな。
うーん、子供達が大人になる頃、日本はとんでもないことになってそうだなあ
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勤労世代の絶対数が減るだけでなく、この世代のなかで高年齢化が進みながら減っていく
40代でも新人の仕事をせざるを得ない
国家としての衰退を避けるには、戦略的に縮むことがひつようで、そうすることで日本社会は豊かさを維持でき得ると論じた
個人ができること
働けるうちは働く、一人で2つ以上の仕事をこなす、家の中をコンパクトにする
女性ができること
ライフプランを描く、年金受給年齢を繰り下げ、起業する
企業ができること
全国転勤をなくす、テレワークを拡大する、
地域ができること
商店街は時おり開く、
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朝刊の広告を見てポチり、夕方届いた本書を夕食後にサクっと読んだ 。人口が減少し高齢化がすすむとどのようなイシューが顕在化するか、ということを生活者の視点から書いている。
例えば、
- 空き家が増加してスズメバチが増える
- 田舎の親の遺産を都会に住む子供が相続すると、預金を地銀から都銀移すので地銀潰れる
- 農家の後継者不足野菜生産量低下につながる
- ネットショッピングがますます浸透するがドライバー不足でモノ届かない、
などなど。
仕事のこと、不動産のこと、自己研鑽のこと、など考えることが多い。軽いが良い本 。
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超高齢化社会が迫るって、一体どんなことなのか。
ぼんやりとイメージしていたことが、生々しく具体的に書かれています。
消費の中心が高齢者になる。
公的年金がどうなるか。
年を重ねてからも就職ってできるの?できない場合の働き方としての起業。
やっぱり起業を人生の選択肢に加えることは重要と感じました。
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前作と合わせて読むと理解が深まると思います。時系列で知るべきことと具体的な場面ごとで知るべきことが複眼的に考えることが必要です。
【個人ができること】
①働けるうちは働く
②1人で2つ以上の仕事をこなす
③家の中をコンパクト化する
【女性ができること】
④ライフプランを描く
⑤年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する
【企業ができること】
⑥全国転勤をなくす
⑦テレワークを拡大する
【地域ができること】
⑧商店街は時おり開く
<目次>
第1部 人口減少カタログ(あなたの住まいで起きること
あなたの家族に起きること
あなたの仕事で起きること
あなたの暮らしに起きること
女性に起きること)
第2部 今からあなにできること(個人ができること
女性ができること
企業ができること
地域ができること)
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これから先起こりうる高齢化の真実。
何度読んでも暗澹たる気持ちになる。でも何とかなるだろうという、無責任自分がいる。
いかにして死ぬまで収入を得ていくのか。結構大きな問題だ。
何年も前から言われているけど、価値観というか、こうあるべきだというか、そういうものを変えていかないと、抜け出せないんだろうな。
マクロ的には、多分変えることはできない。というとミクロの点で変えていくしかないのかな。
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何より話題の書であるし、産経新聞の論説委員で人口政策や社会保障政策を専門とされている著者であるので、非常に興味をもって読んだ。
本来なら政府や自治体が取り組むべきというマクロ的な視点で書かれている第一弾のほうを読み、その後に身近な視点で書かれた本書を読むという流れが分かりやすかったのでしょうが、第一弾のタイミングを逃してしまい、こちらのほうから入ってしまった。
国や自治体の政策を憂うことも大事だが、まずは自分の身の回りのことを考えてみよう。
「少子高齢化」ということが叫ばれて久しいが、正直のところ年金破綻の問題以外はあまり考えたことがなかった。目先の生活ばかり追っていて、「少子高齢化」は社会問題の一つくらいの感覚だった。しかし、これがいけない。社会問題は自分自身の問題として考えねばならないのだという大事な視点を改めて教えて頂いたように思う。
確かに、年金で言えば、財政を支える人の減少と、支えられる人の急激な増加で、「もらえる年金がどんどん減るな~」とか、「年金もらえる年齢がどんどん後ろ倒しになってくんだろな~」なんてボヤくことはあったが、そんな生ヤサシイ状況ではない。マジで年金制度は破綻すると確信した。
ここに書かれていることは、一見「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話に見えるが、実は深刻な話ばかりで、現在進行形のものばかり。子どもたちのスポーツチームが、複数校の混成チームになっているとか、各自治体の投票所の数がどんどん減っているとか、ガソリンスタンドの数が減ってるとか、無関心ゆえに知らなかったこともあり、知っていても自分には無関係と思っていたこともあり・・・。何年後かの自分に襲いかかる問題であるという危機意識が欠如している自分が情なくもある。
やはり、第2部の著者からの提言「今からあなたにできること」で示されている8つのメニューはメモしておきたい。
①働けるうちは働く(個人)
②1人で2つ以上の仕事をこなす(個人)
③家の中をコンパクト化する(個人)
④ライフプランを描く(女性)
⑤年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する(女性)
⑥全国転勤をなくす(企業)
⑦テレワークを拡大する(企業)
⑧商店街は時おり開く(地域)
著者も述べているように、一人ひとりが対策を講じることが、全体に与える影響は塵みたいなものかもしれながいが、その実行の規模が大きくなるにつれて効果が見えてくるのだと思われる。
これらの8つのメニューの提言も、その流れを作り大きな力に変えていきたいという著者の戦略的な提言だろう。これを読者が無視してしまっては、自分の子ども達を含む次の世代に平気で負担を押し付けているのと同じことになるのだろうと感じる。