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人口減少問題を取り上げた本の第二弾で、イメージしやすいように、身近で起こることを具体的に、住まい、家族、仕事、暮らしで起きることとして、挙げていっています。個人的には前書ほどのインパクトはありませんが、かなり戦略的に対策を進めないと、まずいことは伝わってきました。家の中をコンパクト化する、とか、商店街は時おり開く、などかなり発想の転換がいるのかもしれません。
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第1部 人口減少カタログ(あなたの住まいで起きること;あなたの家族に起きること;あなたの仕事で起きること;あなたの暮らしに起きること;女性に起きること)
第2部 今からあなにできること(個人ができること;女性ができること;企業ができること;地域ができること)
著者:河合雅司(1963-、名古屋市、ジャーナリスト)
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続編は、さらに具体的に、これから起こることを実感できるように描き出し、地に足のついた対策を講じることを説きます。
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来たるべき変化について、自分の身は自分で守る。そのために何が出来るかを教えてくれる本。しかし、どうするかは自分で考えないといけないですよね。
出来ることの1と2が、働けるだけ働く、複数の仕事をするだから、働きたくないでござる、とか言ってる場合じゃないですね、、、
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★3.5 2018年5月発行。「人口減少日本であなたに起きること」のサブタイトルがあるように、第一部では住まいで、家族に、仕事で、暮らしに、女性に起きること等、身近な所で何が起きるかを説明。また、第二部では今から個人、女性、企業、地域ができることを説明。本当にこのようなことが起こると大変なことになるが、少しオーバーに書かれていて、1作目同様、ちょっと不安を煽りすぎているいるような・・・。著者はそうならないように警鐘を鳴らしてくれていると信じたい。日本人の英知によりこの難題が解決されることを希望します。
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出生数など数字を意識したことがなかったのでどれくらい減少しているのか知ることができた。
将来を考えるきっかけとして参考になる。
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上巻に比べて実生活に基づいた内容とのことなので身近に迫る未来として読み進めることができた。ただ後半になるにつれ、数値推し特に、人と%の連発に疲れて内容が頭に入ってこなくなったのが残念。
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前作を読んだことと、本書の帯に惹かれて購入。少子高齢社会が我々の生活に直接影響を及ぼすトピックスを説く、言わば前作が総論、本作が各論と位置付けられる。出生率ではなく出生数で比較しなければ少子化の実像はつかめない。その少子化は、GHQが占領した日本に対して産児制限を企図したことに端を発しているのは周知のことだ。医療や食糧事情が良くなれば平均寿命が延びるのは想像しやすいが、戦後数十年の間にジャンクフードで育った世代は、もしかすると短命になっていくのではなかろうか? などと妄想も進む。
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人口減少が招く、日本の未来です。
第2弾は、私たちの生活に起こることが、データをもとに予測されています。
・亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる
・食卓から野菜が消え、健康を損なう
・小中学校の統廃合が、子供を生活習慣病にする
・親が亡くなると、地方銀行がなくなる
・若者が減ると、民主主義が崩壊する
などなど、すでに未来は大変なことに。
今から私たちにできることを、とにかくやらなければなりません。
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前著より危機感が強く感じられる。
これだけ現実を突きつけられても、国や政府は動かないものなのか。
一方、後半の具体的提言らしきことは、妙にレベルが低すぎると感じることも。無理せずできることからということなのかも知れないが。
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第一弾から読んでいるが、今作は個人レベルで対策としてどういうことができるのかが触れられているのが良かった。一人で人口問題を解決することはできないが、こうしたアイデアが一人でも多くの方に見てもらいたいと思う内容だった。
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『未来の年表1』ほどの衝撃はなかったが、それでも自分自身に近い将来起こりうる出来事としてまとめた本書は、合わせて読んでおいた方がよい。
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まさに『2匹目のどじょう』。売れに売れた前著の続編。しかも新書には滅多にないカラーの付録付きという強気の中の強気の印刷設定。
前回は人口減による大きな危機を煽り、今回はもっとリアルな例を挙げ、ぼーっと生きてる人達に更なる不安を煽る良書。前著を読んでこそ理解が深まると思います。セットでどうぞ。
最後の提案について、まあ、突っ込みどころ多く賛同し兼ねる内容も多々ございますが、何か動ないと大変な事になりますよーって事は伝わりました。
片や村井純(慶応大教授)氏によると、『デジタルテクノロジーで不可能が可能なる。便利さは神の領域に近づく。』と仰っており、限界が近づいたと言われる『ムーアの法則』も量子コンピュータの登場によって全く新しい展開に進んでいる訳で、私はこの技術の発展により少子高齢化問題を解決して欲しいと切に願っております。
がんばれ理系!俺文系!
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他人事ではない。仕事の継続にも関わる。ただ問題が大きいので直ぐに解決しないし,必ず影響を受けるという覚悟を持つことが大切だろう。その上で,どのように先手を打っていくかか。
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人口が減るならまだしも、高齢者だらけになる日本の危機。の本の第2弾。個人の問題にフォーカスした内容。読んどくべき一冊。
この本は子供へのおすすめ本としても良いと思う。これからの世代に危機をあおるためにも読ませておきたい。そうすればもっと優秀な若者が逃げ出せるだろう。
読んでいて思ったのは、最近よく聞く「資本主義の終わり」ってのは高齢化が持ってくるんじゃんってこと。高齢化で地方から預金が散逸していく、そうすると銀行とかが資本の集積ができず、投資ができない。インフラ整備も事業の発展もできなくなる。資本主義が機能させられず、社会が衰退化していくのである。
じゃあ共産主義になればいいのか。高齢者ばかりで労働者がいないんだから社会を支えられるわけがない。たぶん資本主義の経済の合理化で地方を切り捨てたりしないとダメなんだろう。それが後手後手になるほど、無慚になる。どうせ早急に手を打てないだろうけれど。
日本終わったな。この本のようになっていくのか、社会実験として日本はすでに良い標本になったのだ。他国に見せよう、高齢化の恐ろしさを。