紙の本
賢い生き方やより良い生き方についての指針を示した書
2019/07/16 12:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:巴里倫敦塔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事や人生、健康におけるタイミングの重要性と、タイミングとは科学だとを説く書。How to本ならぬ、When to本で、視点がユニークだ。人間の肉体的/心理的状態に対する新たな知見を示している。学際的な研究やデータに基づいて議論を進め、賢い生き方やより良い生き方について役立つ指針を示している。
本書が対象とするのは、仕事の種類とタイミング(朝・昼・晩でやるべき仕事は何か)、運動のタイミング(減量や鍛錬、怪我を考慮したタイミング)、休むタイミング(注意力を高める休み方)、休憩と成績の関係などだ。結婚や転職のタイミングや事業の始め方、中年の危機などについても考察する。読んでていて楽しくなる書である。
電子書籍
タイミングと時間
2021/05/28 01:46
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
その重要性と、ソレらをコントロールすることの影響が、科学的に書かれていて、すごく役に立ちました。転職や結婚といった人生の選択の場面は特に……。人間は、長くてせいぜい90才までしか生きられないですもんね
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何故か目が滑る。読みにくい。訳者が他の本と違うから?残念ながらあんまり頭に残らなかった
中だるみと中年の危機と、立ち向かう方法は納得。やる事を厳選して優先順位付けて、メンターを見つけて、意外と良い人生送ってきたよって見直して、自分に優しい言葉をかけ、あとは待つ…
待つのだ…
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TEDでピンク氏のスピーチを聞きおもしろかったので購入。「何をやるか」から「いつやるか」に対する科学的な見地を述べられていて斬新で面白かった。開始と終了だけでなく、中間地点も意識した上でのタイミングの科学は、私自身が今後セルフマネジメントする上で非常に参考になった部分であり、非常におすすめ
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いつやるのか?というタイミングに焦点を合わせた本。どうやるのか、才能がいるのかとかよりも、どのタイミングになにをやるのか?というのが決定的に重要であることを主張している。個人的には仕事にやめ時や、仕事の終わりになすべきことなどが興味深かった。
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午前中の判断はpositiveだが、午後はnegativeに
分析時間は午前中だが、洞察時間は午後。
以上はヒバリ型
フクロウ型なら、分析は夕方、洞察は午前中。
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■要約
・人種、国籍、年齢、性別、関係が無い普遍的な生理的リズムが人間にはある。
・生理的リズムに則って、何かを始めたり、終えたり、それぞれのきっかけにしたりすることが、最も効果的であると言える。
・個人のタイミングと、集団のタイミングを意図的に合わせることで、集団のパフォーマンスが上がる。
■学び、意見
・(学び)物事の始めるタイミングを意識したことはあるが、終わるタイミングというのを明確に意識したことはなかった。
・(学び)個人と集団のタイミングを意図的に合わせるという考えも必要と感じた。集団の居心地は後付けで決まるものかと思っていたが、そこに仕組みを用意すれば、先行して居心地の良さを実現できるかもしれない。
・(意見)本書の構成として、例示→まとめとなっているようだが、例示とまとめの中身が一致していないように感じた。
■読むことになったきっかけ
ダニエルピンクの新書と本屋さんで見かけて。
■気になったワード
「終了はさらに、単純な幸福の探求を通じてではなく、悲喜こもごもという工作した感情の力を通じて、わたしたちを高揚させる。締めくくりや結末や終末は、人間の実態について重要な点を明らかにするー結局のところ、わたしたちは今を求めているのだ。」
終わり良ければすべて良し、と言うが、結局そこにも意味を求めていて、映画のように、そこに至るまでの道のりが険しいことを暗に自分にも他者にも求めているのかもしれない。
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”How to”ではなく、"When to"を説く。みんな何となく気づいているような、一番集中できる時間などを、わかりやすく説明してくれる。
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12424916904.html
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how to 本ならぬwhen to 本という触れ込み
人は思っているよりもタイミングの影響をうける。タイミングは大事だ。
1日のいつかという短期的なタイミングから、9のつく歳みたいな時間的ランドマークまで
後半ちょっとあきた
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細かいことや単純作業は朝起きた方がよいが、ひらめきが必要なクリエイティブな作業は午後に行った方がよい事などが書かれていた。
また、ある国の受刑者の仮出所を判断する人が、朝とお昼前では出所の判断の比率が違うなど、自分では意識しないが実は判断に影響があることなどが紹介されていた。
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いつ新しいスマホに買い替えるか?
いつ悲しいお知らせを伝えるか?
いつ転職するか?
些細なことから重要なことまで、「いつ」やるかという決断は常に行われている。
「何を・どのように」やるかという情報は多いが、「いつ」という要素を含んだデータ分析は殆ど知らない。
正直、あまり真剣に気にしたことはない。
人は集中力や気分に影響を与える体内時計を持っている。起きてから寝るまでの間に気分の山と谷がある。
1日のサイクルで、何をいつやるのが最適なのか?
生活習慣が朝型か夜型で異なるので、画一的に午前がいいとか午後がいいとかは言えない。
自分がどちらのタイプかを踏まえて、自分の谷の時間帯を知ることが一つのポイント。
そして、谷の時間帯にうまく休息を入れよう。
コーヒーを飲んで、15分程度の昼寝をするとパフォーマンスが向上するようだ。
昼寝に最適な時間は、起きてから7時間後あたりらしい。(都合よく昼寝の時間には当てられないが、、)
プロフェッショナルは昼の時間帯にしっかり休息をとっている。休みは効率を上げる良い手段となる。
本書では調査データを示しながら、このような話が具体例で語られている。
開始、中間地点、終了についても心理的側面もふまえ各タイミングで何を考え、どのように行動しがちかを示してくれる。
中間地点では、少しだけ遅れていると後半に力が湧くとか、スポーツでも仕事でも終了間際に力を発揮するなど。
自身は時間をかけて何かをやるとき、キリのいい手前で中断する習慣がある。
キリのいい箇所=中間地点で、中間地点に達していないことが頭の片隅に残り再開するモチベーションになっている。
そして、再開後は少しやることで中間地点に達し、いつでも少しだけ遅れている感がちょうどよい集中力となっている。
社会生活している以上、本書の内容どおりに活動パターンを変えるのは容易ではないが、このような指針もあると頭に入れておこう。
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1日の波には乗った方がいい。休憩は剰余ではなく必須。中間地点をきちんと意識する。終わりが全体を物語る。他人との同調は、機械的に起きるものではない。タイミングは重要どころじゃない、全てだ。
個々のタイミングの重要性は今ではかなり知られてきていますが、それをHOW TOではなくWHEN TOという形でまとめて示すこと。日本での2018年は、まだ早いにしても先見というほどではないかな。
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・ 午後に集中力が低下する背景には、長時間1つの作業を続けると、達成目標を見失うという問題がある。作業に短い休憩を挟むことで馴化を防ぎ、集中力を維持し、目標へのコミットメントを再び活性化できる。仕事ができる人は、52分働いた後に17分間休憩を取る
・ 私たちが出来事を記憶する時は、もっとも強烈な瞬間とそれがどのように終わったかに最大の重きが置かれる。「持続時間の無視」
・ 部下を支援し、他人を責めるのではなく自分で責任を取り、怒りをぶちまけるのではなくユーモアのセンスを見せる上司ならば、あなたは恵まれた境遇にいるといえる
・ 仕事の最後の5分間を用いて、1日の締めくくりを充実させる為にいくつかの小さな行動を意図的にとるといい。その日の朝から成し遂げたことを書き出す。翌日の計画を立てる。最後に誰かに感謝の気持ちを伝えるメールを送る
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何をするではなく、本当は何をいつする?という問いに関するいつもは与えられていない問いに回答する。
何をも重要だけどいつも同じくらい重要である。最初と最後は感覚的に区切りをつける意味で重要となっている。中だるみは必然であるが、それには意識して対応する必要がある。人と強調することも重要(うまくやるには)。
それぞれの人の日常のタイミングのくせもあるが、休憩をちゃんと取ること、意識をして切り返すことが重要。