小説もおもしろい!
2019/02/08 00:39
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投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ映画で話題となった名作の書き下ろし!主人公・くんちゃんのセリフや行動が丁寧に描かれていて、くんちゃんかわいすぎて癒されます!情景もパっと目に浮かぶようで素敵な小説でした!映像化された映画でより観たくなりました!
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毎回読んでから映画を観るか、観てから読むか迷うけど、今回は観てから読んだ。相変わらずだけど、細田守監督は小説は今ひとつですね。どうしてもこう映画のシーンをそのまま描写してる感じになっちゃうんですよね。もうちょっと小説なりの描写が欲しいし、映画にはないエピソードがあってもいいと思うんだけどな。
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タイトルからしてタイムトラベルするのかと思ったが、そうでもなかった。
くんちゃん、3歳。ちょっとわがままで頑固者。妹の未来ちゃんが産まれて、みんなの関心が妹に移っているように感じ、ヤキモチを焼く。
でも、「くんちゃんはわたしの宝」 という母親の言葉にもあるように、そんなことはないのですが、3歳児にとってはそう思うのも無理からぬこと。わが身を振り返ってみても、そう感じることもあったかもしれない。
微笑ましくもあり、やがてたくましさすら感じさせるようになるくんちゃんとその家族の成長の物語。
わたしの中では、くんちゃんと「ロボット・イン・ザ・ガーデン」のタングの姿が重なった。
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ミライちゃんの話というよりはくんちゃんが成長していく話。
映画としては面白いかもしれないですが小説としてはどうも
うすっぺらい感じでした。
幼児のくんちゃんが未来だったり過去だったりの家族との
ふれあいを通じて教訓を得ていくのですが
タイムトラベルをするきっかけだったりも曖昧ですし
その必然性が乏しいというか。
内容もあまりなくてもう終わるのかという感じで終わりました。
映画は見てみたい気はしますが本で読むには少し物足りなかったですね。
(そもそもいい大人が読む本じゃないという話もある)
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映画の予告編で観たくなるも、すぐ鑑賞できそうにないのでまず原作。
妹の未来のミライちゃんや過去のお母さん、青年のひいじいじ等々、くんちゃんに繋がる様々な人が4歳の男の子の成長を導いていく。そんな不思議体験や家族の日常が唐突に場面転換していく脚本に近い内容だが、これが意外とジンジン胸を刺激する。くんちゃんのお母さんみたいに、母親になってからできるようになったこといろいろあるなぁと感慨深い。
出産前に読んでいたら、全く心を動かすことなく「ふーん」で終わっていたと思う。その変化に気づいた時、何より自分が一番驚いた。
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読めば分かる、なぜこの時期の発売なのか、なぜ夏の映画なのか。本当に大事にしてほしいのは「今」。たしかにこれは大人も読むべき。
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映画鑑賞後にこちらを読んでの感想。
シナリオ?
全く映画そのもので、何一つ欠けてるものも補っているものもなし。であれば、映画を観た方がずっと面白くて、本を読む良さが感じられなかった。この人は、本当に描きたいものがしっかりと頭にあって、同じものをアニメと本にコピーしているだけなのだなぁ。
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「日本を代表する細田守さんの新作はチェックしなくては…」と教科書を買う感覚で手にとった1冊です。
感想は一言「凡人には難しいよ!」の一言です。
対照的で同テーマ映画とされている『ボスベイビー』を見ても唸るばかり。
感想を出そうとしても何度も何度も読書メモをぬり変えるばかり。今私が手にとっている本は『ぷちマンガでわかる量子力学』…。
そこから凡人が出した感想は「神の見えざる手」「確率の波は収縮する」ー家族こそ自分の場所を示してくれる、自分を理解する1番の近道なんだ。
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映画公開前に読んだ。くんちゃんと同じ経験をした身として、とても楽しめた。くんちゃんの気持ちもわかるし、下に兄弟が複数いるから、くんちゃんのお母さんの気持ちもわかる。昔のホームビデオを観ているかのような気持ちになった。
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お父さんが子育てから逃げていたように
お母さんもやはり逃げているようにしか思えない
だがそこに哲学はあった
つまり人間はひとりである
だから子供たちよ、自己責任で自由に生きていけよ
それが大人たちから未来に伝えるポジティブメッセージなんだ
そのわりに、部屋の仕切りを取っ払って
常に家族が見張りあうような家の環境を作ってしまうあたり
どこか矛盾をはらんでいるように見えなくはないが
これもむしろ、引きこもりが恐ろしいというより
はやいとこ独立を促そうという親心と見るべきなんだろう
フーコーの監獄よろしく常に子供たちを視線の影響下へ置くかわり
家の外のことには干渉しないスタイルなのだ
…たぶん
しかしなんだな、「おおかみこども」の時は
まだそれを家族の解散として描く余裕を持っていたものだった
ところがこれに
ファミリーヒストリーの要素を(なんの脈絡もなく)ブッ込んだだけで
従順な良い子の話にしてしまうとはね
やっぱ矛盾のダブルバインドかなぁ
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映画化されたことを機に読んでみた本。未来のミライちゃんとくんちゃんの家族の歴史の物語だった印象。くんちゃんが電車の改札である未知の世界に迷い込み、そこからミライちゃんとの冒険かと思いきや、家族の様々な表情や、時代の変化とともに家族の関係も変化し、くんちゃんもミライちゃんのことが好きくないと言っていたものの、ミライちゃんに心を開き、時は高校生のミライちゃんの場面になり、くんちゃんもお兄ちゃんというのを意識し始め、二人はまた新しいスタートを切り、歴史は続く。冒険と家族の暖かさを感じるものだった。
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映画にて。
子育ての大変さ、あるある映画。
4歳児のだだこねで、本当にムカついてくる感じなど、リアルに表現されている。
特にストーリーとかはなく、いいのかな、こんなんで。
子育て未経験者の感想が聞いてみたい。
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妹ができて世界が新しくなって、それに馴染めない(馴染みたくない)くんちゃんの、一歩ずつ前へ進むための物語だった。
大きなエンターテイメント性はないけれど、いくつかの不思議な体験がくんちゃんを確実に少しだけ大人に近付けたように見えた。
わたしは3つ下と4つ下に妹がいて、くんちゃんみたいな時期があったかどうかわからないけど(母の話だとたぶん初めからお姉ちゃんぶってた(笑))、わたしの母は8歳まで一人っ子で育って妹ができたから、突然できた妹に戸惑って好きくない時期もあって大変だったと聞いた。
きっとくんちゃんもそうだったんだろう。
それでも妹は妹で、これからずっと妹だから、上はそれを受け入れる以外にない。
くんちゃんはこれから、くんちゃんが会った未来のくんちゃんみたいになるかもしれないし、もっと違ったお兄ちゃんになるかもしれない。
不思議な体験を越えたくんちゃんが、未来ちゃんとたくさん笑う今をどんどん過ごしていけたらいいと思う。
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横浜、建築家の父が設計した一軒家、5歳のくんちゃんのところに生まれたばかりの妹がやってくる。家族に語り継がれるお父さん・お母さん、おじいちゃんとおばあちゃんの逸話を垣間見る。過去と未来が重なる、中庭の白樫の木。
監督、小説も上手。ビジュアルイメージ。日本の、現代に至るあるあるな時代変遷。
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子育て、特に第二子が産まれたばかりの私にはピンポイントな物語。上の子の悩みも理解できるが…そうだよね、こうなんだよね。