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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事実とフェイクを見極めることが難しい現在、本質をつかむ方法が、分かりやすく解説されていてよかったです。
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耳触りのいい言葉、過激な言葉、真偽の程がわからない言葉ほど、わかりやすく単純で、伝播しやすい力を持っている。
世界はそんなに単純ではなく、多様で、複雑で、過去の積み重ねによって構成されているものだろう。
ネットに飛び交う情報は、玉石混交。
根も葉もないデマや、意図的に流されるフェイクニュースに惑わされないように、長年マスコミの最前線で真実の追求に当たってきた著者が、若い人たちに向けて書いた、祈りのような好著。
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情報過多な現在において、どうやってメディアと向き合っていけばいいのか?というような本。フェイクニュースのあふれる昨今、本質を見極めるには、みたいな。
もともとテレビの中の人のようなので、ハッキリとは言わないがネットにはちょっと懐疑的な意見が見え隠れしてるような。とはいえ、絶対的にテレビ寄り、とまではいってない感じ。
個人的には、今、テレビの方が全然信用ないけど、ネットは自分に都合の良い情報だけを拾ってしまうというのは、確かにその通りだなと思う、
トランプ大統領や、いろんな戦争、東京MXテレビの「ニュース女子」の件も出てきて、なかなか興味深かった。
「メディアを使いこなす」という考え方には賛成です。
あと、余計なお世話だと思うのだけど、これは中学生向けなのかしら?であれば、表紙のデザインを、もう少し取っつきやすいものにしても良いかと。
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タイトルは「聞く力」とあるけれども、コミュニケーションの話ではなく、フェイクニュースに騙されないように気を付ける方法について書いた本のように思った。
なんか、子どもに語り掛けるような書き方なので、多分対象年齢は中高生ぐらいなんだろうなと思った。ちくまプリマー新書自体がそれぐらいの年齢層をターゲットとしているんだったっけ。
自分はできるかぎり気を付けてるつもりだけど、ネットを見てみたら結構フェイクニュースに騙されてる人いるからね。嘘だとわかっても、「そう思われるのが悪い」とか言ってる人もいてすごいタチ悪い。
ただ、この本に書いてあることは、感情を揺さぶらそうになるような例が多いうえに、著者の推測も少なからず入っているので、この本に書いてあることは何も疑わずに本当だと思ってしまう人がでてこないかは気になる。ネットのフェイクニュースなんかに比べると信頼できるだろうけど、あとがきあたりにでも、「この本だって鵜呑みにするのはよくない」なんて書いてあったらよかったんだけど。むしろ最後にほうに「もう「メディアを信じるな」とは言わない」なんて書いてあった。
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読みやすいので、1時間ぐらいで読了。
ものごとの本質を見極めること。
耳を澄まして聞くこと。
そして、自分で考えること。
そんなに新しいことは書かれていないけど
大事なこと。
学生さんにおススメ。
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フェイクニュースによる弊害、そう言う考えの人もいるのか、と思わせる効果がある。耳を澄ませて言葉の奥の本質、全体像をつかむ。
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サンデーモーニングで紹介!
都合のいいことだけを声高に言う人やフェイクニュースにだまされないためにはー。
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図書館で見つけた本。読んでから時間が経ってからレビューを書くが内容をほとんど忘れている。。。多分、ほかの本によく書いてある情報の多角的な見方についての考察や自分に都合の良い情報だけに耳を傾けない等の事が書いてあったと思う。確かにスマホを見ていても自分が見たい情報しか表示されないことが多くなって来ているので、それは要注意かと思う。
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何が真実なのか、という視点をいつも持っていたい。最近、周りの人が「対話」していなくて、誰も他の人の話を聞いていなくて、ただ、吐き出す人がいるだけだ、と感じていたので、「聞く」のに集中したくて、手に取った。
本当の意味で「聞く」。戦争時に色々な事実が「言い換え語」によって、捻じ曲げられたこと。こころで「聞く」を学べたと思う。手元に置いて、何度も読み返して、複雑なものを排除する社会の傾向に抗おうと決意を新たにする。諦めない。