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2018/11/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2018/11/19〜11/20
最近、巻き込まれてホントに面倒なことになり、2ヶ月近く振り回された経験から、本屋で見かけて即買いし、順番を飛び越して読んだ。面倒な人のタイプを10に分けて整理。読み進めながら、色々な顔が思い浮かんだ。対策に期待したが、そこはちょっと期待はずれ。でも、色々整理できて良かった。自分が面倒な人間にならないようにしないとな。
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新聞広告で気になって図書館で借りた。色々なパターンが書かれていて自分はこうならないようにと考えてみた。対策のようなことがもう少し欲しい感じ。
以下メモ。
●何かうまくいった人がいると、必ず嫌味っぽいことを口にする人がいる。人の成功を素直に喜んだり、人の有能さを素直に認めたりすることができないのだ。
●自分は正義の味方だ、という自己陶酔。ソーシャルジャスティスウォリアーSJWという言葉は元々は、進歩的な観点に立って社会を改革しようとして発言したり、運動を推進したりする人を指すものだったが、今は、異物を排除しようとするような保守的な人を指す。自分なりの正義感に基づいて、自分と価値観の合わない人物や組織、制度などを徹底的に攻撃する。自分が絶対に正しいと思い込んでおり、正義の味方を気取っているが、第三者からしたら、偏見に凝り固まっているようにしか見えない。
●メサイアコンプレックス。本人は正義感のつもりだが、心の深層には劣等感と歪んだ優越感が複雑に絡み合っていて極端になってしまう。自分が仕事で有能さを発揮できなかったり、周囲に溶け込めずに不適応感を持っていたりで劣等感を無意識にのうちに抱えており、それを振り払おうとするかのように、正義のヒーロー気取りで周りを叩こうとする。落ち度のある標的を叩くことで自分の価値を高めようとする。
●規則や手順にこだわるタイプは概して論理能力が乏しい。臨機応変な判断をせずにすみ自己防衛をしている。
●あの人はプライドが高いから厄介だ、というが、それは「誇り」「自尊心」ではない。本当は自信がなくて不安でいっぱい。誇りが持てない自尊心が保てない。だから周囲の人に持ち上げてもらわないと惨めな気持ちになるから。
●必要以上におどおどする人の正体も実は自己愛過剰な人。
●理論型、政治型、社会型、審美型、経済型、宗教型。
●相手が立場上注意せざるを得ない、ということがわからず「注意されれば不快だ」という自分の気持ちだけで反発する人。相手の視点や立場を想像できない。もしくは相手の視点や立場に興味がないのが理由。相手からアドバイスを受けても「自分のやり方では不十分と言われた」と反発し相手の思いやりがわからず感謝するどころか反発する。
●EQという自制心、熱意、忍耐力、意欲などが高いほど年収学歴は高くなる。
●ダニングクルーガー効果。能力の低い人は、何かをする能力が低いだけでなく、自分の能力がまだまだ低いことに気づく能力さえも低い。
●どのような上司が優しい上司でどのような上司が面倒くさい上司であるかは、部下の能力や向上心、あるいは価値観によって大きく違ってくる。
●勉強でもスポーツでも仕事でも、アドバイスに熱心な相手をめんどくさいと感じ、自分のやり方をなかなか修正しない人物は伸びない。
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身近にいます。こういう人。自信ありそうに振る舞う人ほど、実は自信のなさの裏返し。その仕組みがわかりました。対処法は最後の最後に少しかいてあるけど結局は余計なこと言わず、関わりを持たないことが一番
自分も面倒な人に思われないよう気を付けようと思う
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敵に回すと厄介だけれど味方にするともっと厄介、というタイプが職場にいて、同じアウトプットを出すにも、とにかく面倒でストレス溜まるし、手数は増えるし、極力接触したくないのだが業務上そういうわけにもいかなくてげっそり、という経験をしたことがある。客先と接触しないので被害は社内に限定されていて、だからこそ逆にやっかいだった。
こういう人物も本書に出てくる。ああ、そうそう、という感じ。
ただ、そうそう、と思ったところで役には立たない。面倒くさい人がどうして面倒くさいことをするのかわかったところで(まあ、本書を読むまでもなく想像はつくけれど)、対策が書いてあるわけではないからだ。
とはいえ、対策があるとしても、下手に出るとかおだてるとか、キーキー言うのを自転車のブレーキが壊れていると思い込むようにするとかそのくらいしかないだろう。それはそれで処世術の一つなんだろうけれど、そういう人物に心的エネルギーを使わなければならない、という事実自体が納得いかない。その人物が、それだけの心的エネルギーをつぎ込むに足るほどあなたにとって重要ならば(家族とか、連れ合いとか)、ガチで戦うのも一つの手ではあろうが、普通そういう人のことを「かかわると面倒くさい」とは思わないだろう。かかわると面倒くさい人は、かかわらないというのが唯一の対処方法なのだ。しかもそれができれば苦労はしない。
残念ながら。
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■文化人類学者ホールは意思の疎通を言葉に頼る文化と言葉に頼らない文化があることを指摘し文脈度(コンテクスト度)という概念を提唱した。
・文脈度の低い文化とは人々の間に共通の文化的文脈がなく言葉ではっきり言わないと通じ合えない文化のこと
・文脈度の高い文化とは人々が共通の文化的文脈を持ちわざわざ言葉で言わなくても通じ合う文化のこと(遠回しな言い方,以心伝心,暗黙の了解,察し合い)
■心理学者スナイダーは自分自身の感情表出行動や自己呈示(印象操作のこと)を観察しコントロールする性質には個人差があることを指摘し,そうした個人差を説明するものとして自己モニタリングという概念を提起した。
・自己モニタリングというのは自分自身の言動に対する周囲の反応をモニターしながら自分の言動が適切だったかどうかをチェックする心の機能を指す
■EQとは自制心,熱意,忍耐力,意欲など机上の学習では身につかない能力のこと。
・心理学者のサロヴェイとメイヤーはEQの要素として感情コントロール力,感情の理解と分析,感情による志向の動機付け,感情の知覚・評価・表出能力を上げている
・心理学者ゴールマンは自分自身の感情を知る能力,感情をコントロールする能力,自分を動機づける(やる気にさせる)能力,他人の感情をコントロールする能力,人間関係をうまく処理する能力を上げている
■他者の視線に触れることの重要性
・自分では職業的使命感や人生観からしてとても譲れないという気持ちでいても,もしかしたら独りよがりの正義感によって極端な主張をしているのかもしれない。そうなるのを防ぐためにも信頼できる人物たちと意見交換する場を日常的に持つことが大切。人の意見に耳を傾けることで自分の考えをチェックすることができる
・私たちは事実の世界を生きているわけではなく事実を主観的に解釈した意味の世界を生きている。故に客観的にものを見ることなどできない
・自分のものの見方の歪を少しでも正すためにも,他者の視点に触れ自分の中に多くの視点を取り入れていく必要がある。そうすることで意味あるこだわりと意味ないこだわりを多少なりとも区別することができるようになりむやみに面倒くさい人にならずに済むだろう
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面倒な人との共存を図るヒントになれば、と言うのが執筆の動機だそうだが、その対処法は面倒な人の背後にある認知の歪みを理解してイライラしないように心がけるか、距離をとって付き合いを避けるしかないと書かれていて、それなら心理学なんて意味がないのでは?と思ってしまう。
またひたすら面倒な人の類型が出てくるが、次から次へと色んなタイプが出てくるのが却って網羅感をなくす要因になっていて、本当にこれで全部なの?と感じてしまう。
第5章は多少有益かと期待したが、そもそも面倒な人の言動は無意識の裏の動機があるのだから、自分で気付く訳ないよね。
結局無駄知識を増やすだけであまり役に立たない類の本だった。
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身近によくいる面倒くさい人の行動パターンや心理メカニズムを知れば、相手の反応を予測しながら適当にかわすことも可能になる。悪い人じゃないんだけど。思い込みが激しい、比較意識、自己中、自己防衛など類型的なタイプと、本人は内心ではこう考えているんだよ、的な説明が沢山示されています。
タイプがわかれば対処のしようもあると言われますが、たくさんありすぎて、わからなくなってしまうくらいです。
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私の廻りには、思い当たる方は、いません。そう言えば、自分の上司の奥様から、『あの人の嫁になるヒトは大変そー』と思い出しました。
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身近な人に、いるいる。対処方法やその人の考え方などがよくわかる本でした。
少しは上手く対応できるようになれたら良いなぁ。
私自身、面倒な人になりたくないけど。
拘りはもっていたい。
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「面倒くさい人」を10タイプに分類し、それぞれの 心理メカニズムについて紹介している。
そもそも価値観の相違が「面倒くさい」を生み出す。程度にもよるが価値観の相違による意見の衝突が「面倒くさい」ものとしてデメリットになるか「こだわり」としてメリットになるかは受け取り方次第。
『私たちは事実の世界を生きているわけではなく、事実を主観的に解釈した意味の世界を生きている。』という本書内の文が印象的だった。
正解・不正解がない問題だからこそ、「面倒くさい人」の言動を変えるような解決策はこの本から得ることはできない。
得たこと
1.「自分」の弱点や考えの偏りを見つめ直し、成長する。
2.(心理メカニズムを理解して)他人の言動に寛容になることで人づきあいによるストレスを軽減する。
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かかわると面倒な人…
あ~こんな人いるいる…とか思いながら読めます
「あ~この人と仕事するの無理」とか「この人、会議でややこしいことしか言わないな~」とか思ったりむっとしたりすることってあるある~
面倒な人っているけど
私も他の人から見たらそうなのかもしれない~
まあでも…人はそれぞれいろんな考え方があるしね。
一番の解決策は…「イヤだな~と思ったら関わらないこと」なんだろな。
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数々のめんどくさい人のタイプが書かれており、この人身近にいるなと思わされる。
だが、そのめんどくさい人の対処法が具体的には書かれていない。
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うつ治療中なので「あ、これ自分も陥ってるかも」って思えてしまった。「そんなつもりじゃなかったのに、面倒くさい人にひっかかった」ような書かれ方がされているけど、その人がHSPだったら?うつだったら?
結局面倒くさい人っていうのは自分にとって扱いづらい人でしかないんだな、と。あんまり精神的に来ている人は読まない方がいいかも。
同じ理由で「面倒くさい人のトリセツ」も★1に。
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寧ろ自分がその面倒くさい人なので読んでいて陰鬱になってきた。
人生を構成する主要な価値を6つ抽出しどれを重視するかで人の類型分けした教育学者シュプランガーのことを初めて知ったのが勉強になった。
理論型 - 理論が通じることや真理に価値をおく。
経済型 - 金銭的・社会的地位に価値をおく。
審美型 - 美的なもの、楽しいことに価値をおく。
宗教型 - 神を崇め、信仰に価値をおく。
権力型 - 他人を自分の意のまま従わせることに価値をおく。権
社会型 - 社会への奉仕活動や福祉にかかわることに価値をおき、人の役に立つ行動をとる。
本書ではこのうちの宗教型についてバッサリカットしている。キャリア形成に関わりが薄いとしているが神以外にも信仰の対象は多々あるような気がするので解説してもらいたかった。
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いまいち表面的な感じがしました。
めんどくさいという言葉でまとめているからか、全体的に雑な印象を持ってしまいました。
面倒な人はいるけど、あなたも面倒な人かもしれない、面倒な人はいるけど、面倒な人が必要な場面もある、みたいな、何が言いたいのか分からない感じになっていた気がします。