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06月-20。3.5点。
よろず建物因縁帳シリーズ。長野県北部のトンネル工事現場で、女性二人が怪死する。犬神の祟りかと、調査を依頼される春菜。。。
面白かった。「犬神」は神がついているのに、災いなのか。仙龍と春菜の関係も、少ーーしずつだが、進んでるかな。
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前半、春菜のリアクションがいちいち感じが悪くてしんどかった。
でも、話が動き出してからは、文句なくおもしろい。
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シリーズ第4弾。
祓い時を引き寄せる「サニワ」なる主人公と祓い屋が犬神が憑くと言われている山を曳くお話。
おもしろかった。
一気に読了。
山の厳かな雰囲気も感じられ、また悲しい運命との絡ませ方といいすばらしい仕上がり。
ホラーは怖くてなかなか手を出せないという人でもおすすめしたい一冊。
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よろず建物因縁帳シリーズ、4作目。
タイトル通り、今回の因縁は犬神に関係するのだが、本来の犬神というものがどういうものなのか、今作を読んで初めて知り得て、面白かった。おどろおどろしい人間の幽霊が出てこない分(出てこないわけではない)、これまでよりかはホラー度は幾分低いものの、得体のしれない化け物系もやっぱり怖いな、私は。他の方のレビュー読んでると主人公の春菜ちゃん、苦手な人少なからずいてビックリ。私はこんな怖いシチュエーションに遭遇しても、そんな時こそある意味やけくそ気味に男前になっちゃう彼女が結構好きかも。怖さもそれで紛れるし。そして、毎度ながら隠温羅流の因縁を祓う場面も良き。荘厳かつ盛大。やっぱり格好いいわーって読み惚れちゃう。このシリーズも続きを読むのが楽しみ。
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嘉見帰来山のトンネル工事で事務員2人が亡くなった。春菜は橘高組の部長峯村から現場に出向く事を頼まれ、乗り気でなかったものの見返りに目が眩み現場出向に応じる。
今回は読むのがしんどかった。まず誰が犬神付きかすぐに分かってしまった。名前の事が分からなくても周囲の話からして明らかに怪しかった。その上、その人に対しての春菜の態度もおかしい。年上だと思った相手に対していきなりタメ口、そして初対面の女性に綺麗だと言った。珠青には敗北感を感じていた。基本的に同性に対抗意識を持つ春菜らしくない事に違和感があった。
何よりも読むのが辛い原因は春菜だ。出向先に対しての見下した態度、同性の悲劇のヒロインぶりに嫌気を感じながら自身も春菜のバカ、バカ、バカなどと悲劇のヒロインになる。夢を見て心配してくれた珠青に対しても、夢を見ただけだという描写が何回も出てくる。だが、珠青が引いてその言動を耳にすると親近感が湧いたなどと思う。同じ同性として嫌悪感しか持てなかった。
悲しい話で犬神付きが最終的に行った事には切なさを感じたが、正直その切なさ以上に春菜に疲れた。もっと犬神付き本人の苦悩や葛藤を表現して欲しかった。