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見たかった番組のNHKスペシャルの本を店頭で
見つけて即、買いました。
なかなかこういう内容の本は読んだことがないと
思います。
戦後のブラックな面については、なかなか表に
出てこないことだと思いますが。子供のころに
大阪でも時々聞いたことがあるような気もします。
再放送したらみたいと思います。
やはり映像でみたいと思います。
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驚きの話が多いな。
皇族出身の元首相、東久邇宮稔彦王が戦後新興宗教「ひがしくに教」の教祖に担がれた話とか、
1946年5月には皇居前広場のデモ隊が皇居に100人ほど乱入して宮内庁の食堂まで入り込んだ話などまあ大変な時代だったんだなぁと。
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敗戦からの1年を中心に、占領時代の生活や社会を記録映像から紐解いた一冊。
戦後のドタバタや厳しさは想像できますが、残された情報による重みはそれを当然凌駕します。
今の日本があるのは、当時を必死に生き抜いた人々がいたからであることを忘れてはいけませんね。
多少悪いことをしてでも、ひたすらに生きることは正しいと思います。
今の比較的恵まれた時代に感謝できる一冊。
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敗戦後1年間のカオスな状況がまざまざと伝わってきた。
みんな生きることに必至だった。
生きのびるためには人間はいろんなこと(今の平和な状況では考えられない非道なこと)ができるのだと感じた。
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NHKで放送された東京ブラックホールⅠ戦後ゼロ年1945-1946の種本。最初は画像をなぞった本だと思ったが、逆で、NHKもとディレクターがつくったこの本の中で画像のあるものだけ放送したというのが正しい。そのくらい画像のない、貴重な情報が捨象されまくっており、抜群におもしろかった。敗戦で警察権力が弱体化したなかで、闇市を力で統制するために成り上がったのが第三国人(日本からみれば戦勝国となった朝鮮・台湾・中国人)と、進駐軍にいろいろ都合つけたもと高級軍人。その過程で893も急成長していく。売春宿や貧民窟は検閲でほとんど画像が残っていないそうだ。戦後すぐのほうが天皇の戦争責任ふくめ国民の間で自由に議論されていたというのもなるほどだった。この時代に関心ある人には、参考文献の列挙が大量な点も含めて強く強く勧める一冊。
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歴史と言うにはまだ早い、親が生まれた年のことでも、消されてしまうのかと考えると、危うい世界に生きていると思う。80年代ぐらいだと、いくつかの失敗もあって、米は英仏に比べて諜報や特殊戦に弱いのではと言われていたけど、公開され始めた公文書を見ると、その評価は修正されるのかなと思った。