紙の本
対象年齢が謎
2018/07/28 19:49
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Katze - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本史を変わった視点から面白く解説した本……かと期待して読んだのですが、どういう読者層を想定していたのかよくわからない本でした。漢字すべてにルビがふってあるのですが、総ルビが必要な年齢の子供には文章や内容が難しく、かといって大人が楽しめるような文章でもない、という感じで微妙です。切り口が斬新な訳でもないですし。歴史本が好きな子供ならもう少し大人っぽい本を読むでしょうし、大人に対してネタとして子供向け本"風"を装っているのだとしたら完全に失敗してます。何がしたいのかよくわからない本でした。作中の漫画を担当している方のファンだったので中身を見ないで買ったのですが、見ていたら買わなかったかも。
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歴史書や教科書的なものの中でしか、知らない数々の偉人。
そんな人たちも、やはり人間であり、笑ってしまう面が多々有る事を紹介している。
まぁ近代までは権力者のやりたい放題(余りにしょうもない人物は即淘汰されるが)で、色々な面が出てくる。
またこのような凄すぎる人物は、それ以外の事がダメダメなことは良くあることで…
反戦歌人与謝野晶子が太平洋戦争は賛美したり、野口英世がお金にだらしなかったり…
戦国の男色や、偉人も妻には頭が上がらないし、いい加減な面も多い。皆人間的である。
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一気に読める。
歴史苦手な私には最適。
学生のとき何してたんだろう。
なーーんにも頭に入ってなくて
一般常識と言われるものすらわからん。
このままではやばい!
しかも最近勉強した陰陽五行思想
これって歴史にもふかーーい
関連があるのね。
で、手に取ってみた。
これなら読めるしおもしろいね。
本人のキャラクターが色濃くでてるから
記憶に残るわ。
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歴史上の人物の表の偉業とは違う、こぼれ話を紹介した本。
伊達政宗の話など、知っていることも数多くあったが、子供が歴史に興味を持つための入り口としてはよいのではないかと思った。
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教科書にも出てくる偉人のすごい面とやばい面で説明されている本。
すごい面は、教科書にも書かれている内容がほとんどなので、普通なんだけど、やばい面の話は思わず笑ってしまうような話もあったり。
唯一知ってたやばい面の話は徳川家康の
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時代の流れを大まかに知り、重要人物の説明が並ぶ構成がよかった。
人物たちが時代のどのあたりで活躍したとか、
この人とこの人は年齢差がどのくらいだったのかとか、
歴史が苦手な私も楽しく学べる、超入門書。
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文字通り、歴史上の人物についてあまり語られない裏側を語るもの。
内容は子供向けだが、大人が読んでも十分に楽しめた。
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歴史を知ってる人が、ちょこっとその裏話を知るにはいいかな? 全般的に短すぎて「諸説ありってことですかな…?」と思う感じ。ガチャガチャしてるしね。さっくり読みたい人にはいいのでは?
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切っ掛けは監修の本郷教授が出演したラジオ番組。知っているエピソードも多かったが、漫画と軽妙な文章で日本の歴史をざっくり理解するには丁度良い。ターゲットは中高生というところかな? 飛鳥・奈良時代の天皇をめぐる複雑な関係は、本書のように単純化させると分かりやすい。
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この本で1番の名言は
「ちょくちょく出てくる日本人のヤンキー魂」
「その魂がかがやいたとき日本の歴史は変わるのかもしれません」
やと思います。
大人しく思われる日本人の気質
でも時代が変わる時に現れるヤンキー魂
歴史が変わる瞬間なんやと思います。
「ガラスを割れ」にもあるように飼い慣らされてたらあかんのですよね。
心の中でその時に備えて牙を研いとかないとあかんねやと思います。
「すべてを力で解決したサムライはもうこの日本のどこにもいませんが」
「いまもわたしたちの中に生き続けているでしょう」
まさに自分もやるときはやらなあかんねやなと心新たにしました。
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===qte===
〈ヒットのクスリ〉小4歴史本、買い手は大人 ゆるい学び直しに需要
2019/2/8付日本経済新聞 朝刊
人生100年時代を迎え、社会人の学び直しを意味するリカレント教育という言葉をよく耳にする。だが、パーソル総合研究所の調査(20~50代の約4500人)によると半分は何もしていない。大学や専門学校などの教育機関にまで足を運ぶレベルになると3%弱にとどまる。
確かに「意識高い系」の大人でない限り、学校は少し壁が高い。だが、ゆるい大人の学びになると活気づいている。
例えば子供が就業体験できるキッザニア。大人は通常、子供との同伴でないと入場できないが、昨年末にキッザニア甲子園(兵庫県西宮市)で「大人」(16歳以上)のみの入場を1日だけ解禁したところ、約640人が参加した。
運営会社のKCJグループによると「開業時に16歳以上で、子供がいない大人たちから体験したいとの要望があった」という。東京でも募集したらわずか2時間で完売。1月16日の大人解禁日は甲子園と同じく20~30代の女性が7割を占めた。
動機を聞くと「色々な仕事を体験したい」「転職を思案中。自分の適性を改めて考えたい」などちょっとした“自分探し”が目的だった。ちなみに「なんちゃってインターン」とも呼ばれているとか。
ダイヤモンド社の「東大教授がおしえるやばい日本史」。小学4年生向けの学習本だが、ふたを開けるとなんと購入者の40%が大人。しかも50~60代が多いという。歴史好きにはやや物足りないが、歴史が苦手だった大人が年齢とともに関心が高まるという需要が潜んでいた。発行部数は20万部を突破した。
実は担当者の書籍編集局の金井弓子氏も歴史が苦手で、その感覚が大人客の共感を呼んだ。漫画家の和田ラヂヲさんがイラストを担当したことで、「和田さん好きがやたらと店頭を盛り上げた大人の支援も大きかった」(金井氏)。
苦手といえば歴史以上に数学や理科。この分野でも克服したいという大人のトラウマがあるのか、数学検定の受検者が「50~60代を中心に伸びている」(日本数学検定協会)。そんなニーズをとらえ、日本文芸社は2015年から「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」を販売。中でも18年4月に発売した「微分積分」は10万部を突破した。
特にコンビニエンスストアでの販売を重視し、赤紫とコミカルなイラストで表紙を目立たせた。コンビニ各社が成人雑誌の販売を中止するとの方針を打ち出したが、空いた棚に並ぶのは新たなアダルト教育本になるのだろうか。
大量生産時代は遊びも教育も詰め込み型で、子供の頃は面白さを味わう間もなかった。人生100年時代は少し「退行」し、やり残した宿題をこなすのも面白い。
(編集委員 中村直文)
===unqte===
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内容はとても面白いです。しかし、ピックアップされている人物が戦国武将に偏りがちだったところで星4です。
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怪しい内容もあるけど、めちゃくちゃ面白かった(娘っこも)
P147の西郷隆盛の欄外の豆知識で吹いたw
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小学生の子供のために、少しでも歴史に興味を持てたらと思い購入。
ヤバいエピソードは、本文もイラストもヤバい感じがぷんぷんなのが面白かったようで、何度も読み返していた。
歴史好きには物足りないかもしれないが、勉強のきっかけとしては良い本だと思った。
ただ、歴史の流れの説明漫画は子供には分かりにくいようだった。
戦国時代の勢力争いを武将たちのボクシングで描いていたが、皆トランクス姿で見分けが付きにくかった。
また、歴史用語を叫びながらパンチを繰り出して面白い風にしているが、用語の説明がないため、知識が無ければ謎の言葉を発しながら殴っているようにしか見えない。
表紙の「歴史の流れがざっくり分かる」を、漫画に期待していたので残念。
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日本の歴史の人物を表の面だけでなく、裏の面でも表した本。日本史、世界史が大嫌いな自分でもスラスラと読めて頭に内容が入ってくる。これだけ読んでも歴史の点数は取れないが、久々に歴史に触れ合えて楽しかった。