- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
異世界語入門 転生したけど日本語が通じなかった みんなのレビュー
- FafsF.Sashimi (著), 藤ちょこ (イラスト)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2018/07/05
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本
侮れない本気度
2019/01/22 17:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らららひた - この投稿者のレビュー一覧を見る
「異世界の公用語がなんで日本語なんだよ。」。異世界転生モノというジャンルが確立されてきた中で、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。「異世界語入門」はその疑問に真っ向から応え、主人公八ケ崎翠が飛ばされるのはリパライン語が飛び交う日本語なんて通じない異世界。そこで彼は元の世界で得た言語学の知識を用いてリパライン語の解析を始めます。
リパライン語は著者作成の人工言語、監修には実際の言語学者も携わっており作中出てくる言語学の知識はとても面白く、言語学オリンピックのようなリパライン語の解析はそこらのなんちゃって暗号解読より難しいと言語の部分はガチです。各章の終わりに文法事項を纏めてありますから、そこに一応は目を通さないと接辞ルールあたりから厳しくなります(語彙は目を通しましょう(後々でも出ますし、読めた方が楽しいです))。徐々に翠が話せるようになってくる過程は自分でもある程度リパライン語が読めるようになっている方が楽しみが大きいです。異世界語(あるいはリパライン語)の入門としてタイトルに偽りなしの出来だと思います。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |