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おもしろい。そしていよいよクライマックスの香りが・・・。
あらすじ(背表紙より)
兵庫県芦屋市。夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」の一同は、夏バテ払拭のため、初めての極上ビフテキに舌つづみ。そんな中、店員で元俳優の海里は、小説家の淡海から不意に問いかけられる。「もう一度、役者の道に戻りたくはないかい?」複雑な想いで否定した海里だが、後輩の役者、李英に頼まれて、芝居の読み合わせに付き合うことに。しかし練習場所に、名も無き役者の幽霊が現れて…。コスパ最高!癒し系お料理青春小説第10弾!
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やっと少し話が動き出した感ある。
あと今回の話に関係ないけどドラマ化けっこうよかったねー。
主役の子がめちゃくちゃへたくそだったけど。
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モチーフも主たる登場人物も
そうして場所すらもほとんど変わらない。
そんな限られた条件下で
どうしてこんなに時間を
前に進めていけるのでしょう。
毎回、その作品限りで姿を消す人…もしくは
幽霊が、一見すると変わらないままの人間関係や
その場所の空気にさざ波を立て、確実に、でも
少しずつ変化を与えてゆく。そんな物語。
今作では…いつか訪れるに違いない
旅立ちの日をちょっぴり予感させて
切ないような待ち遠しいような気持ちになりました。
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暑くてたまらない夏に、弟分から嬉しい連絡が。
自分だけが寄りかかってしまっているのでは? と
誰しも思っている事。
それが、最初に助けてもらった場合は
その思いが強いかと。
進むかとどまるか、は確かに自分が選ぶもの。
誰かに相談して背中を押してもらう事はあっても
手を引いてもらう事は、後悔も禍根も残すもの。
これで良かった、と自分で思わないといけません。
思わぬところから、の弟分の棚ボタ。
これはもしや…と思っていたら、やはり、な棚ボタ。
しかし、あの人とばったり、は予想できませんでした。
謝りたいと思うのも、実行するのも当然です。
とはいえ、それで許されると思うのは浅はかというか
考えが甘いとしか言いようがないです。
何故許してもらえるのか、が理解できませんが
許さない、という選択は当然の事。
きっちりと許されるよう、罪悪感をもったまま
生き続けるべきかと。
これで、どこへと気持ちが傾いたのか。
それはまた、そのうち分かる事?
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シリーズ10冊目とは早い!今回の食事はピザトースト、だけど、海里の新たな一歩、がよかったな。お兄さんに話にいく海里兄、なんだかんだ気にかけてる仁木さん。海里がコトの発端となった女優さんを簡単に許してしまわないところに、安易な解決がなくてとても安心した。
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今回は海里くんターン。後輩の李英くんに頼まれて芝居の読みあわせに付き合ううちに、元俳優の幽霊が現れて。相変わらず、じーんとする。派手な話じゃないんだけど。ところで仁木さんと手鏡の件は解決したのかなぁ?
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最後の晩ごはんシリーズ、第10弾。
初心に戻ってみると、この物語は、主人公・五十嵐海里の成長物語なのだった。
記念すべき10冊目は、お客さんはやや控えめで、がっつり海里のお話でした。
読者としても、海里が定食屋の仕事に熱心に取り組む中、ときどき顔を出す、演じることへの未練がとても気になっていました。
座敷で向かい合って座り、「で、そこんとこどうなの?!」と問いただしたい気分だったというか…
今回は、彼からの答えが聞けた気がします。
中間報告だけどね。
ちょっとまとめっぽくて、終わってしまうのかと心配もしましたが、まだまだこれからですね!
芝居の話が真剣すぎて一気に読んでしまい、気がつくと、ご飯食べていなかったなあ~な気分。
それを察してか、“巻末付録”なる章があり、夏神さん、ロイドと3人でワイワイとスイーツを作るエピソードが楽しかったです。
個人的な好みですけど、一憲さんて、やっぱり素敵な人だなあ。
それはそうと、仁木さん、今回は何のために来たんだろう…
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淡海から役者の道に戻りたくはないかと問われるもまだ否と答えた海里が、急遽一回限りの舞台出演が決まった李英に頼まれて二人稽古に付き合う。ベテラン俳優の何気ないアドリブの理由が格好良くて迫る。プロ。後半が芝居寄りな分、おまけの三人料理模様が染みた。ばんめし屋をホームに錨を下ろしている海里にほっこりした。
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夏バテ解消のお高いステーキ美味しそうだ~。今回の幽霊は結構人目についたのではないか?SNSでざわつきそう。
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巻数を重ねるごとに本が薄くなっている気がします…(´・ω・`)
あっという間に読めました。
相変わらず料理が美味しそうです。
役者、戻るのかなーとウキウキ?ハラハラ?しました。
今後どうするんでしょうね。
続きも楽しみにしています。
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①ギラギラの太陽が②大切だからこそ③捨てきれない夢④今、振り返る、いつかは芸能界に返るのかは気になるところだったが、海里の想いが明確になり、しっかり前を向いて歩き始めるであろう次巻が楽しみ!見守る側の兄、夏神さん、ロイドの想いも暖かくステキ!巻末のレシピも試してみたい!
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海里くんがまた成長していて嬉しかった。海里くんのお兄さん、いい人だなー。そして夏神さん涙もろ過ぎ。泣きすぎで脱水症状にならないか心配になるくらい。また次も楽しみだー。
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最後の晩ごはん、10作目。
芝居への情熱を再確認し、今後自分がどう進んで行きたいのか、ちゃんと自分の中で答えを出した海里は立派だと思った。例え海里が芸能界に復帰しても、夏神さんやばんめし屋という錨があれば大丈夫。でもまだシリーズが続いてほしいので当分は復帰しないでほしいけど!
海里は最初はチャラくていけすかないと思ってたのに、本当に大人になったなぁ。反対に強くて頼もしい夏神さんの弱い面も沢山見えてきたり、それぞれの色々な面を知り、よりキャラクターを好きになりました。
竹園のお肉は高級すぎて手が出ません。眼鏡特製デザートのセミフレッドおいしそうだな。
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最後の晩ごはんシリーズ。今回は、元俳優の幽霊のお話。最後にもう一度舞台に立ちたいという願いを、海里たちが手助けする。
今作では、海里がついに過去の事件に一応のケリをつける。
芝居への断ち切れない思いを改めて自覚し、自分の弱いところ、ダメなところも分かった上で、今はまだその時ではないと言う海里。すべてを失い自暴自棄になっていた彼が、いつの間にかこんなにも立派に!
気付けばこのシリーズも10作目。彼の成長は嬉しいけれど、どこか旅立ちの時を予感させ、一抹の淋しさと切なさを覚える。
でも、ばんめし屋はカンパニーだと言う海里と、夏神が海里にとっての錨だと言う一憲。そうであるなら、海里が夏神の元を離れたとしても、きっと大丈夫なのだろう。
このシリーズは、ほんとに優しい人ばかりで、読んでて安心する。
夏神さんやロイドはもちろんだけど、さりげなく海里を見守っている仁木さんがまたいい感じ。
そして、今回も地元ネタ満載。あしや竹園は縁がないけれど、正家は懐かしい。オリエンタル劇場はつい先月閉館しちゃったけど、やっぱり自分の知ってる所が登場すると面白さが何割増しかになる。
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とうとう海里くんが助っ人とはいえ舞台に立つことになり、これから少しずつそういう流れに進むのかどうなのかが気になります。
あの問題の彼女ともいったん色々な感情を断ち切れたのは今後にとって大きいのではないかと思います。