投稿元:
レビューを見る
タイにおいての不動産投資ということに対して
きちんとした視点で、よく説明されている。
2018年5月の出版なので、いまの状況が良くわかる。
なぜ、日本のデベロッパーが、タイに急激に進出を始めたのか?
不動産デベロッパーは、三菱地所、三井不動産、東急、野村。
東急は、サンシリ。三菱がAP。三井不動産がアナンダー。野村がオリジン。
そして、タイのデベロッパーと組んで取り組んでいることが
よくわかったが、三菱地所が 人気のないタイのAPと組んだのは、
なぜなんだろう。
日本のデベロッパーが進出したからといって、クオリティの高いものが
できるのかどうかは、よくわからない話だ。
実際 バンコクに行って、三菱、野村のプレビルドのモデル展示を見て
確かに、スクンビット通りの駅の近くに建設を見て、
中国のマンションよりは、優れていると思った。
30平米から40平米の物件が多く、
著者が指摘している 過剰ということは、うなづける。
また 30万バーツに近い価格になっていて、
かなり厳しい状況だとも思った。
投資としては、2000万円前後のものを選ぶことが
必要ということだね。まぁ。郊外の物件を漁るよりも
トンロー近くの物件をきちんと見て、決めたほうがいいね。
「入口」、「運用」、「出口」という物語にしてあるのが、
実に いいと思った。