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<目次>
第1章 人生100年時代を生き抜く技法
第2章 人生後半のチェックリスト
第3章 「いろいろあった人」のための幸福論
<内容>
斎藤孝にありがちな体裁(ちょっと文字のフォントが大きい)だが、読みやすく、本人の意見なのかたくさん読んだ本の中からの引用なのかわからないが、著者としてまとめ直しているので、よく分かる本である。著者もほぼ同年代なので、自分のためにしっかりと読んだ。
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「人生100年」と言われる現代。
50歳は折り返しです。
「さあ、どうしよう」と慌てるのではなく、
人生を四季のように4つに分ければ、
おのずと答えは見えてきます。
最初の25年間は大人になる為の準備期間でした。
で、あれば次の次である25年は75歳からの
最終ステージに向けて準備、仕込みをしていかなければ
なりません。
ただ、当然それは25歳〜50歳までの内容とは
大きく違っていなければいけません。
そんな進むべき道と心構えを説いてくれる一冊です。
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斎藤先生の本は、いつも明るくて、励まされます。
とにかく博識で、アンテナが鋭い!
とりあげる事例が幅広くて刺激を受けます。
この本では
「語彙力を鍛えていますか?」というページで
加藤楸邨「人間をやめるとすれば冬の鵙(もず)」
という句を紹介しています。
こんな句があると知らなかったので、
これを知れただけでも読んでよかった。
他にも「食わず嫌いしていませんか?」
「新しいことを始めるとき、独学で頑張ろうとしてませんか?」など、ドキッとする項目が多数。心当たりがありすぎて。
元気やヤル気を失ったときに、また読み返したい。
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人生後半のチェックリスト50を時々見直して自分をチェックしたいと思った。心が動いたことを何かに書き留めていますか?というチェック項目を見て、読んだ本も一言感想を書いて整理しておこうと、このブクログ始めました。長続きしますように。
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●これからの人生後半を幸せに生きるためには、「人生後半に自分が求めるものを何か」を再確認し、これまでの生き方を軌道修正することだ。
●やっぱり日記をつけはじめ、哲学や宗教を学び直したい。
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老後というには早すぎて、余生というには長すぎる。
ある調査によれば、現在40歳以上の人の半数以上が95歳まで生きるという。まさに人生100年時代。 人類がいまだ経験したことのない超長寿時代を私たちは生きている。そう考えると、働き盛りの40代、50代は、まだ人生のハーフタイムに過ぎない。人生を見つめ直し、これからどう生きるかを考え、軌道修正する。 それが残りの半分を充実して生きることができるはずだ‼️黄金期を迎えるための方法を、平易なチェックリスト形式で案内する先が読めない時代の幸福論――。 ◎目次◎ はじめに
第1章 人生100年時代を生き抜く技法
第2章 人生後半のチェックリスト
第3章 「いろいろあった人」のための幸福論 おわりに
◎本書に出てくる50のチェックリストの一例◎
□ 生涯現役を目指したいですか?
□ 自分の「機嫌をよくする」方法、自覚していますか?
□ 同窓会に行っていますか?
□ 若手の活躍を、素直にほめることができますか?
□ 自分を笑い飛ばせますか? □ 「この歳にして初めて」挑戦したこと、何かありますか? □ 「自分が必要とされている」と思える場所がありますか? □ 何かにどっぷりハマり込んだことがありますか? □ 「好きなもの」「好きなこと」をどれだけ挙げることができますか?
□ 愚痴や弱音を気兼ねなく話せる人がいますか?
なんてことないことだけれど、身につけられたら人生が楽になる‼️2022/6月再読
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齋藤孝(1960年~)氏は、東大法学部卒の教育学者、著述家。明治大学文学部教授。教育、コミュニケーション、自己啓発などに関わる一般向け書籍を多数執筆。
私は、10数年前に著者の『読書力』(2002年)を読むまで、ビジネス書以外を読む習慣がなかったのだが、それ以降ビジネスとは全く関係のない本を週1冊ほどのペースで読むようになり、著者の言う「読書を“技”化」することができた。(因みに、著者の読書を技化する基準は、文庫100冊、新書50冊を読むことである)そういう意味で著者は私にとって読書の師であるが、人生の数年先を生きている先輩でもあり、本書を手に取った。
本書は、タイトル通り、人生の後半を幸福に生きるためのアイデアを綴ったものであるが、最も強調しているのは、「人生を豊かなものにするため、自分の衰えと上手に付き合いながら、自分の価値観に即した生き方、魂が喜ぶ生き方を目指す」ということである。
そして、「ワクワクしたり、ドキドキしたり、自分の心が湧き立つ瞬間を増やす」方法として、50の心構えを列挙している。
「最近、感動していますか?」、「これだけは守りたいという生活信条がありますか?」、「世の中で話題になっているベストセラー、読んでいますか?」、「好きなもの、好きなこと、をどれだけ挙げることができますか?」、「自分が必要とされていると思える場所がありますか?」、「最近手に入れた心ときめくものは何ですか?」、「この歳にして初めて挑戦したこと、何かありますか?」、「最近、美術展やコンサート、観劇に行きましたか?」、「発表会など、人前で何かを披露する機会がありますか?」、「競争には参加しなくていい、と感じるようになっていますか?」、「自分を笑い飛ばせますか?」、「もう一度、学び直してみたいことがありますか?」、「人と息を合わせて何かをやっていますか?」、「何かを伝える、遺す、ことを意識していますか?」、「あの人のようになりたい、と思える、理想の人がいますか?」等々。
最近は、人生後半に入った人の心構えを説く本が少なくなく、ベストセラーにもなっている五木寛之(1932年~)の著書などは随分トーンの違ったものとなってはいるが、それぞれの持ち味が出ていて、私はどちらも好きである。
明るく前向きな気分になりたいときに読みたい、斎藤氏の人生後半に向けての心構え論である。
(2018年7月了)
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齋藤孝さんの著書は年に数冊ペースで触れたいと思ってる。「脳内会議」で齋藤孝さんに参加してもらいたいから。
数ヶ月に一度、齋藤孝さんにおいで頂いて語り尽くして頂くような機会が本を手に取ることで得られるのは素晴らしい体験。この感覚を維持することも人生を豊かにする。
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まだ少し早いですかね(笑)
ただ今から一歩踏み出す勇気を心がけておかないと後半戦に枯れるなと思いました。
今はダイエットにハマってていろいろ試してますがもう少し趣味らしい趣味を持っても良いのかもしれません。
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『競争は参加しなくてもいい』と感じているか?
あえて他者との競争から降り、勝ち負けを意識しないこと。
自分が目指すべきものが絞り込まれて肚が決まってくると、「他所はよそ、うちはうち」と思えば、嫉妬心がなくなる。
嫉妬心は幸福度を下げてしまう、これは経験的に分かる。
これからの人生、何を成したいか?
心の成熟を目指そう。
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学びて時にこれを習う、また説ばしからずや
朋あり、遠方より来る、また楽しからずや
人知らずして、うらみず、また君子ならずや
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人生100年時代になると、50歳から75歳は人生の黄金期とのことでした。還暦を迎えた私。もう老後だなと寂しく思っていましたが、認識を改め勇気がでました。心の成熟を目指して、人生を楽しもうという気になりました。