投稿元:
レビューを見る
お笑いマキャベリズムとでもいうかダメな自分を奮い立たせる山里亮太氏のメソッドが秀逸。ある種の自己啓発本としてもいけるのではないか?
投稿元:
レビューを見る
山里臭が鼻につくのです。うわぁーと思いながらそのうち、負の感情をここまで昇華できる才能に感心したりし始めるけど、また山里臭が気になる(笑)。最後までその繰り返し。モラハラ体質に気付き修正できて良かった。それにしても負の感情がスゴイ。多分その反対の感情については意識的に書いてないってことなんでしょうけど。
投稿元:
レビューを見る
何でこの人はいつも面白いのか、面白さが廃れないのか不思議だった(失礼!)のが、全て解決した。解説の若林さんの寄稿もすごく良い。
敢えてネタバレは書かない!みんな、読んでくれ!!
投稿元:
レビューを見る
南海キャンディーズの山ちゃんの自伝。とても面白かった。
テレビで見る山ちゃんは、つまんないタレントのコメントも面白く昇華させる返しをしているから、すごい才能があると思っていた。でもこの本で本人は天才じゃないと言ってるから、これは努力の賜物なのか。
前半の、コンビを組んで解散に追い込んでしまった2度の過去は酷いものだ。
でもしずちゃんがボクシングに打ち込んでから「山ちゃんが言ってた『全力でやれ』って言葉の意味がわかった」という言葉を聞いたとき。ここで本当に山ちゃんが人並み外れた頑張りをしてきたことがわかる。そしてコンビの距離が縮まる。この本で1番好きな箇所。
あとがきの若林も書いているけど「やる気と集中力のある人とやるとこんなに捗るのか!」と思わせるほど、やっぱり山ちゃんは凄まじい。
自分より売れている人への嫉妬をエネルギーにして頑張る。誰かが遊んでいる時間に自分はもっとネタのことを考える。むしろ自分を虐げてくれる存在のおかげで芸に磨きがかかる、ありがとう!
ーこの根性、見習いたい。自分も人を妬む方だけど、そこでちゃんと努力するかどうか。それで実力が備わるということがよくわかる。
ブーイングされながらもネタを細かく調整していくのも、やり手だと思った。
山ちゃんは仮に天才じゃないとしても、相当の実力者であることは間違いない。頭の回転が速いし、語彙も豊富。
若林が40代になり物腰柔らかく達観し出したのと反対に、山ちゃんはまだまだ世間に噛み付いて尖っていこうとしている。どちらもどういう芸になっていくかとても楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
お笑い芸人の方が書く本が最近面白い。
多才な人が多いのだと感じる。
南海キャンディーズのブサイクメガネこと山里さんは出たての頃はそのルックスから引っ張りだこだったけれど、徐々に喋りの才能の方が評価されている芸人さん。
相方のしずちゃんはずっとマイペース。
僕はこのコンビがデビューからずっと好きだった。
その山里さんが書いた自叙伝とも言えるような作品。
自身のお笑い感もふんだんに盛り込まれていて読んでいてあの独特な発想の裏にこんなにも緻密な考えがあったのかと驚かされます。
文中、ほとんどの部分で後悔や自分の酷い行いを悔いていて、お笑いはクズでないと成功しないという先人の言葉を再確認出来ます。
誰もが楽して有名にはなれない、その中で恨みをパワーに変えて頂点を目指した山里さんは本当に天才だと思います。
あとがきの若林さんの文章も最高です。
投稿元:
レビューを見る
あとがき?を送っているオードリー若林さんがそこで書いていたと思うが、男は誰でも、自分は特別、何かを成し遂げられると思っていると思う。頭ではそうでもないと分かりながら、心のどこかで…
それが歳を重ねると、当然ながらもっと凄い人に出会う。こりゃどう足掻いても太刀打ちできそうにない。そんなときに人と比べるのを止め、いかに自分のスタイルを築くか、そんな悪戦苦闘が描かれている。
人と比べるところから抜け出せない自分にとても刺さる本だった。
もう一つ、これまた若林さんが「天才はあきらめたと言いながら、山ちゃんは天才」と書いている。もうダメだと自分では思っても、周りから見たら凄いということもあるかもしれない。
でも、山ちゃんの努力は、たぶん普通の人からは常軌を逸しているのでしょう。
投稿元:
レビューを見る
特に印象的だったのは、「人見知りというのは、相手の気持ちを誰よりも先に考えることができる才能」という言葉。読んでよかった一冊でした
投稿元:
レビューを見る
予備知識なく読んだ。素直にすごい人だなと思った。
ものすごいストイック、熱量。目的に向けて自分自身をコントロールする方法。なんとなく、島田紳助さんのお笑いに対して考え方と似てるなと思った。
第一線で継続して活躍されてる方は、運もあるとは思うが、やはり地道な積み重ねなのだなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
時折、「ウドウロク」のように、ミーハーな本を買ってしまう。
失礼だが、この本もその類い。
努力、努力という言葉が、結構印象に残った。
それと発想自体に、姑息な部分がやはり多く、それ自体が面白いと思った。
オードリーの若林がヨイショ満載の比較的長い解説を書いている。
投稿元:
レビューを見る
「才能」などという言葉を軽く吹き飛ばすほどの
凄まじい熱量が、この本にはあります。
この熱量が人の気持ちを動かすのだろうな。
投稿元:
レビューを見る
山ちゃん、すごく熱くてすごく努力する人なんだと知った。これだけのエネルギーを注ぎ込める人は天才だと思う。
投稿元:
レビューを見る
南海キャンディーズ山里さんの本だが、個人的に天才だと思う彼とタイトルのギャップに興味を持って読んでみた
才能だけではなく努力の積み重ねの賜物だと分かって何だか安心した
自分の努力不足を改めて実感。
芸人さんの裏側も見れて読んでて面白い一冊。
投稿元:
レビューを見る
南海キャンディーズの山ちゃんの自叙伝です。
挫折や反省を繰り返し、それでも成功しない、その中での鬱憤ややるせない気持ちが痛いほど感じます。
失敗と努力を繰り返す山ちゃんと自分がリンクして、ついつい応援したくなります。
サラリーマン必読の1冊。
投稿元:
レビューを見る
南海キャンディーズの山里亮太の自叙伝。これを読んで、努力しているから現在の活躍があるのだなと納得。天才ではない山里の努力の方法は、大きく3つ。ちょっとした褒め言葉(人に言われる•目的に向かって行動した時の自画自賛)自信にしてそれを張り付けて何層にもして、自信を貯金して落ち込みそうなやる気のある時にその先に出てくるであろう妥協という選択肢の芽を摘んで、逃げ道をなくしておく。いじわるをされたら、その人の名前と内容を復讐ノートに記録してやる気のガソリンにする。
しずちゃんとコンビを組む前の相方への態度とか、しずちゃんに対して厳しい目で見ていたエピソードとか、いちいち恐ろしい。でも、私にも人のせいにして自分を顧み見ないところあるなとと思う。正直に書いているだけですね。
大人の立場では、お母さんの息子を肯定しまくる才能を見習いたいです。
中学生にもオススメ。
投稿元:
レビューを見る
何回も出てくる「退路を断った」という言葉が印象的。
自分がこうすれば頑張れるってキラキラ語る人はいても、どうしようもないくらいサボる自分に、どうムチをたたいて、追い詰めるかって発想はなかなかないし、それを徹底的にやり抜き、追い込むストイックさがすごい。
ちょいちょい出てくるクズな一面には驚くけれど笑、それを圧倒的に超える尊敬の念が強い。人なら誰しもが持つ妬みや嫉妬が人一倍強いから、共感もできるし、度がすぎてるから面白い。
お笑いだけじゃなくてどんな仕事をしていても、取り入れられる生き方・仕事の取組み方がある気がした。
そして、最後の若林の解説が本編に匹敵するくらい最高。(本編がいいから立つのだけど。)なんでそんなに卑屈なの!?って思ってことが、すべて腑に落ちる。笑ってすごいなって思ってたあとに、ちょっぴり泣けてキュンとなる・・・褒めるのうまいなあ。