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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるっと1冊兄弟喧嘩と言う名のプロレスプレイで終わってますね。
プロレスとJKのパンティーといきなり大きくなった形の悪い胸。
それだけです。
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全力かつ本気で、読み手からカウント3を獲りに来ているような作品だ、これは
人それぞれだろうが、私の中で、最強の格闘技はプロレスだ。『バトゥーキ』で、カポエイラ凄ぇな、と思っちゃいるが、それはそれ、これはこれ
四角いリングの中だろうと、外だろうと、プロレスラーは最強であり、相手が他の格闘技経験者ならば、余計に負けてはならない、と思っている
どんな相手でも、力と技、そして、心で圧倒して勝つ、それこそがプロレスだ
そんなプロレスとプロレスラーの、言葉じゃ上手く説明できない、いや、してはならない強さを、漫画と言う形でこそ、ここまで最高に表現してくれた堀先生には感謝しかない
堀先生は、どちらかと言えば、成年漫画家ってイメージの方が強い
だが、成年漫画ってのは、ある意味、他のジャンルよりも、人の体を適当には描けないものだ
だからこそ、肉体で語り合えるプロレスの技をかける方と、かけられる側の体の動きを、ここまで正確に、また、激烈に描けるんだろう
堀先生が、これまで描いてきたエロ漫画で培ってきた全ては、この『うららちゃんはプロレスなんて大嫌い!』を面白くするためにあったのだろう
プロレスを作中でしているのが、仲が良すぎな兄と妹ってのも、これまた、インパクト大
兄妹喧嘩ってのは、大抵、微笑ましいもんだが、ここまで激しいと、乱暴だ、と呆れるのも通り越し、絆すら感じてグッと来てしまうだろう
また、プロレスの事しか頭に入れていない兄・正樹にガチ惚れしている美少女がいるってのも美味しい
次巻の発売は、しばらく先だろうけど、うららに告白するべく、正樹に直でプロレスを教わり、彼を倒そうとする同級生が登場したら、面白いな、と思う
ちなみに、私が好きなプロレスラーは、棚橋弘至選手なのだが、最強の技と信じているのは、棚橋選手の「ハイフライフロー」ではなく、自他ともに認める好敵手であるオカダ・カズチカ選手の「レイン・メーカー」だったりする
この両選手にそっくりなキャラが登場し、桃乃井兄妹とタッグ戦をやってくれたら、これまた、嬉しい
グッと来ない回は一つもない。その中で、特にグッと来たのは、兄妹がプロレスと出会ってしまい、沼る経緯が描かれている、第11話「初めてのプロレス」だ
好きになる事、好きが続く事に「理由」はいらないが、好きになった「原因」がハッキリしていると、読み応えが増す、私はそう感じる
この台詞を引用に選んだのは、正樹さんのヤバさが、最も出てるな、と感じたので
プロレスラーに限らず、食い物がらみで人を怒らせちゃいかんな