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PL学園1年目からKKコンビと呼ばれ桑田真澄と共に大注目されて、高校卒業後は西武ライオンズに入団、その後FAにより巨人入団。プロを辞めてからは薬物使用で逮捕。その人生の浮き沈みの中で清原が想っていたことを告白している本。
見た目とは裏腹に、真面目で臆病な性格であることを初めて知れた。関わってきた環境と人の間で成長して後悔して反省して…という気持ちの揺れ動きを見ていて、不器用な人なんだなぁ。。と思ったけれど、それを真っ直ぐで魅力的な人だと思う人も沢山いるんだろうなぁとも思った。
周りの期待や注目、評価が厳しい世界にいるときに、いかに自分の精神を安定させて、やるべきことに集中するか。松井や桑田のように淡々とやるべきことをやるか。自分に置き換えて、プレッシャーの大きい機会には、自分を見失わないことに注意をしたいと思わせてくれた一冊だった。
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清原和博の生い立ちから、PL学園、ドラフトの裏切り、壮絶なリハビリ、家族との疎遠、薬物依存に至るまでが書かれている。内容は自伝だが、どこか肩透かし感は否めなかった。ただ、外見からは強いように見える清原の内面に触れられたことで、誰しも弱い一面を見せず最高の状態を追い求める姿に清原の生き様を感じた。
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やはり入団の時から、心が停まってしまったように感じる。ドラフトシステムの弊害と思えた。
どうか二度と過ちを犯さず、名選手としてこれからを生きて欲しい。そう思わせる一冊だった。
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結局は自分自身で自らを律することでしか成長を得られることはできない、と確認をするきっかけになりました。
ただ、もう手に取ることはないと思うので、メルカリには処分。
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ホームランに飢えてたこと、そしてあのホームランを打った後の歓声。
それが無くなると、あーなるのかと思った。
野球好きであり、野球バカになるとここまで転落するのかと感じた。
懺悔本と称されていたが、そこまでの内容では無かった。
次作の執行猶予こそ懺悔本なのではないかと感じた作品であった。
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薬物の革新的な部分はそれほど触れられていない。それは先品がということではなく、まだ語ることができない清原の現状を表しているのだと思う。
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覚醒剤で捕まった時はどうして?という悔しい思いもありましたが、大スターという歴史には変わりなくどん底から這いあがって人は何度でもやり直せるんだということをこれからの人生で語ってほしい。
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覚醒剤に堕ちてしまったところは、内容が薄く、これまでの自伝という感じだった。
とはいえ、なにかを一生を捧げ、それが希望しない形で終わると、どうしても空虚感が残ってしまうんだなと感じた。少し寂しく感じたが、ひとつに注ぎすぎないことも大事だと思った。
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この本を手に取ったきっかけというものは。
実は、清原和博氏に興味があったわけではなく、この本の取材・構成を担当した鈴木忠平氏に興味があったからなのです。清原さん、誠にすみません。という思いは、ちょっとあります。
野球界において、自分が本当に興味があるのは、落合博満さんとイチロー氏のお二人だけ、というのが正直なところなのです。このお二人には、途轍もなく興味があります。
そして、清原和博氏は、間違いなく高校野球&プロ野球の選手時代はスーパースターであった人物でしょうし、途轍もない野球人だとは思う。思うのですが、どうしても、自分の興味の矛先は、向かわなかったんですよね。
鈴木忠平氏の最近の著書。ドラゴンズの監督時代の落合博満さんをテーマにしたあの超大傑作「嫌われた監督」を読んで凄い衝撃を受けたがゆえの、「鈴木忠平さんは、あの作品の前にどのような書籍を手掛けていたのか?」というのがね、この本を手に取った唯一にして最大の理由だった訳です。
ただ、読み終えた感想は。「うむ。読んで良かったな」というのが正直な感想。エエ本でした。清原和博、という稀有な人物の稀有な人間臭さを、シミジミと感じることができました。
清原さん、バンバンに人間臭いな、というのがね、思いましたねえ。正直に言います。なんというか、自分に甘いところもあるし、この本の中ではそこまで言えなかった、まだ隠しているであろう様々なダメなアカンところとか、いっぱいあるんでしょうが。自己弁護みたいなのも多い気がするし。
でも、それを全てひっくるめて、清原和博という一個の愛すべき人間を、清原さんはできるだけ語った。そして鈴木忠平さんは、引き出した、と、思う次第です。あれほどの野球界のスーパースターが、これほどに人間臭さの塊だとは。ま、平たく言うと、人間らしい弱さ、情けなさ、カッコ悪さ、怠惰さを持っていたのだな、、、あれだけの野球の才能がありながら、これほどにだらしない。ある意味、なんと勿体ない。ただ、だからこそ、限りなく「人間的である」とも、いう事ができると思う。
書籍の題名には、正直、ちょっと不満があります。「告白」という題名で、著者?清原和博、となったら、そらもう、基本的に読む人は、ほぼ100パーセント「何故清原は、覚醒剤に手を出してしまったのか?その理由を、本人の口から語っている本だろう」という見方で、読むと思いますので。
そうではない。そうではないんです。どちらかというと、清原さんの自分語りの自伝、です。幼少期~PL学園期~プロ野球選手期~引退後、現在に至るまで。の。自分語りの自伝、ですね。それを清原さんが語り、鈴木忠平さんが聞き取り、エエ感じに文字に起こして本としての体裁を整えた。と。そういう著書です。
だから、あくまでも個人的には、「告白」という題名は、好きではありません。「自伝 清原和博」で、いいじゃないか。とかね、思った。敢えて「告白」なんていうセンセーショナルな題名にしなくても、ってね、思った。
そしてこの著書で好きな部分は「結局何も解決しない」というところですね。清原さんは、間違いなく薬物に手を出したことを後悔していると思われるのですがそれを「本当に反省しました!決してもう手を出しません!」と言い切らずに、また手を出してしまうかもしれないという自分の弱さ、そこをちゃんと自分の言葉で言っている、感じがあるんです。
清原さんは、今後、凄く長い年月をかけて、薬物への再度の誘惑に怯えながら、戦いながら、なんとか、生きて行かねばならない。ここから。なんですよね。ここから、こそが、本当に重要なんだ、ということを、ちゃんと書いている。映画だったら、終わる。小説だとしても、終わる。そこにはなんらかのピリオドが、エンドマークが、置かれる。だが、清原さんの人生は、まだまだ続くんです。そこをして「清原さん、、、頑張れよ、、、!」と思うのです。思うのですよね。
清原和博、という一人の人間の、どうしようもないその人間臭さ。それを感じることができたという点で、見事な本でした。そういう思いです。
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清原和博の生い立ち、華やかな野球人生、薬物事件について書かれた本。薬物事件についての赤裸々な告白がなかったのは残念。しかし、見た目の番長で強いイメージとは裏腹にホームランにこだわり人一倍小心者で慎重に準備してきた姿に共感した。
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野球に疎いので清原の人間性をよく知らなかったが、純心な野球少年がそのまま大人になったような男のようだ 生真面目で小心者で無知で、それゆえにその居直りが肉体改造後のあのキャラクターだったのだろう いまさらながら応援したくなる
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著者の他作品は読み応えがあって面白いだけにこの作品の中身の無さが非常に残念に思う。「あの清原和博にツバつけた!もう俺のもの!」みたいな低レベルなご挨拶本にしか思えない。強いて良いところを挙げるとすれば後半に「世間の善悪の基準と自分の中でのそれが違うと思うことがある(大意)」と清原に言わせたところか。
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スポーツ選手メンタルを病まないわけがないよな。
プレッシャー、厳しい練習、報道、ストレスだらけ。
清原の語るままを記録した部分は良いが、毎章前後に記録者の鈴木氏の感想が入るのがよくない。
読者は事実だけを知りたいのに、鈴木氏の感想が読者への清原の印象を歪めさせる。
太字部分の鈴木氏の感想は話半分で。
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人間やめますか?
ってな事で、清原和博の『告白』
シャブって捕まったかつてのPL、西武、巨人、オリックスのスーパースターの告白
ドッシリ構えて番長って言われる様な漢かと思ってたけど、以外に小心者でシャイなあん畜生みたいでしたw
頑張って復帰して田舎のリトルリーグの監督とかして欲しいなって思いました。
再犯しない事を祈ってます
2018年80冊目