数字の単純ミスがあると思いますが・・・
2021/09/10 22:22
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投稿者:まなぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
■社会保障制度全般を捉えるのは難しいと思います。学者にも、専門の分野とそうではない分野があると思います。■著者は、法が専門で、実務はそんなにお詳しくないのかもしれません。■年金の繰下げ増額率が、1月につき、0.7%と記述すべきところが、7%になっていました(73頁)。■ただ、これは、編集部で気がついてほしい箇所です。とはいえ、後日、間違いに気がついたときは、出版社のHP上の正誤表欄に記載してほしいと思います。■また、著者は消費税率の10%引き上げには批判的であるようですが、一方で、年金生活者支援給付金法については、「いまだに実施されていない」と記述しています。■消費税率の引上げに反対なのであれば、年金生活者支援給付金法についても反対、でないと首尾一貫しないのではないでしょうか?■なお、年金生活者支援給付金について、「低年金の高齢者・障害者に対して、月額五〇〇〇円(障害等級1級の場合には六二五〇円)を支給するものである」との記述があります(59頁)が、一定の要件を満たす遺族基礎年金の受給者にも、月額5,000円は支給されます。■低所得者に想いをはせる記述がありながら、なぜ、そこを書き記していないのか、・・・・。■たいへん失礼な記述になってしまうかもしれませんが、年金にはあまりお詳しくない先生なのではないか・・・・、「標準報酬月額」と「賃金月額」についても、誤用しているような印象(たしかに正確な表記は難しいのですが)を受けますので、このまま読み続けるのがいいのかどうか・・・、いま、第二章を読んだところですが、ちょっと不安です。
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ちくま新書の「ケアを考える」シリーズの第三弾としてつられて買った。帯には「複雑なしくみをわかりやすく解説」とあるが、私には全般的にわかりにくかった。著者が法律の専門家のためか、各論が細かく詳しく解説されてはいるが、かえって煩雑で何が重要か読み取れなかった。結果、序章、1章、終章くらいしか頭に入らなかった。そんななか印象に残るのは貧困率の話。所得のない人から最高額の所得がある人までを順に並べて、その中央値を出す。その値の半分を下回る所得しかない人々の割合を貧困率という。中央値(現在122万円)は下がり続けている。にもかかわらず貧困率は上がり続ける。年間60万? 一人暮らしでも生きてはいけまい。生活保護が必要。けれど手続きの途中であきらめさすような言動もあるとか。ベーシックインカム(BI)についての記述はなかったが、どうなのだろう。1人当たり、大人から子供まで、月額7万円支給、なんてなれば、お金欲しさに子どもを産む人もいるかもしれない。土地や住居についてお金がかからなければ十分に生きていける。自然災害のことを考えても、土地の個人所有をやめることはできないのだろうか。建物は国から支給にはならないのか(贅沢なものは別として)。それから消費税。私は20%くらいにでもして、使い道をしっかり決めてくれればいいと思っていたが、どうもそれは間違いのようだった。ここはもう少し勉強が必要。それにしても、著者はあらゆる政策に文句をつけているように読める。私欲のためにはたらく政治家や官僚もいるかもしれないが、多くの人は国民のためを思って、議論し、いろいろと新たな政策を決めていっているのではないのか。批判ばかりすることもないように思うが、あまいのだろうか。まあしかし、新しい兵器にお金を使うのはやめてほしい。原発関連もしかり。
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社労士試験を受けるにあたり、読書から得られる「知ってる」知識のために読んでみた。
まぁ、こういう本は面白いとかそういうものじゃないんだろうけど、それにしてもよくわからなかった。
おもしろくなかった。
知識がないせいか、数字が漢字だからか、西暦だからか、うーん、わかりにくかった。
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社会保障全般(医療、介護、年金、障害者、生活保護、労災、失業保険等)について、歴史を踏まえて幅広く書かれています。広く浅く、教科書的、言った感じで、あまり印象に残ることはなかった。
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入門と称して多くの人に社会保障の内実を知ってもらいたいという筆者の想いは伝わるが、もちろん入門ではないと、そう思いますた。
ただ内容の網羅性は高いんではないかつ、そう思いますつ。