紙の本
「人生を変えるアニメ」は?
2018/10/13 10:35
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
声優、精神科医、小説家、哲学者など様々な職業の27人が、それぞれのオススメのアニメ作品を紹介する一冊。どのような作品が登場するのか興味があり読んでみました。
「君の名は。」や「進撃の巨人」などの最近の作品はもちろん、「母をたずねて三千里」や「銀河鉄道999」、「アパッチ野球軍」!などの懐かしいアニメも登場します。全く知らない作品が数多くありました。アニメの世界も幅広い。
巻末にも、また別の作品ガイドが掲載されています。
この本を読んで知った作品をとりあえず2本、観てみました。
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過去のアニメや原作の再評価や観てなかったけど観てみたいと思うきっかけになる。『この世界の片隅に』『アイドルマスター SideM』『シンカリオン』『マリア様がみてる』『少女革命ウテナ』『宇宙よりも遠い場所』『とらドラ!』は未視聴、『ナウシカ』『電脳コイル』は観たことがあるけれど、また(あるいは初めて)観たくなった。あるいは原作を読むのでもいい。大気圏外まで100km、日本から南極までは14000kmという視点で「宇宙よりも遠い場所=南極」というタイトルは素敵なタイトルだと思う。表紙がビブリオバトル部シリーズと同じタッチだなと思って調べたら、他にもたくさん表紙イラストを描かれていて読んでみたくなるような素敵な絵ばかりでした(pomodorosaさん)。
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様々な職業の27人のアニメ好きが一つずつ、14歳にむけておすすめのアニメをあげて紹介した本(最後に、それ以外におすすめのアニメ28本の簡単な紹介も)。
こうやってみると、みんなどう影響をうけて、なぜ見てほしいのかを書いてあってすごい。自分は何かおすすめを1本あげてほしいと言われても難しい。影響を受けたアニメといえば間違いなく、『涼宮ハルヒの憂鬱』なのだけど、オススメできるかといえばそうではない(この本にも、『涼宮ハルヒの憂鬱』はでてこなかった)。
漫画だったら、『火の鳥』なのだけど。アニメの『火の鳥』も悪くはなかったのだけど、手塚治虫が伝えたいことは漫画のほうが伝わるように思った。
テレビアニメシリーズの映画でいいのであれば、『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』をあげたい。見たらアンパンマンの印象が変わると思う。アンパンマンというと、幼児向けという印象があるけど、あの映画はむしろ大人こそ見るべきだと思う。
それにしても、こうやっていろいろアニメを紹介しているのを見てみると、2016年のアニメ映画は良作ぞろいだったんだなということがよく分かる。この本に紹介されている、27作中、『この世界の片隅に』『聲の形』『君の名は。』の3作が2016年公開のアニメ映画という。この中だと、『この世界の片隅に』だけ見たことがないのだけど、プライムビデオで配信されてるらしいのでゴールデンウィーク中に見てみようと思う。
後、個人的に気になったのが、最後のほうで簡単に紹介されていた『英国一家、日本を食べる』というアニメ。イギリス人が日本食を食べるというアニメらしい。日本食をどういうふうにとらえているのか気になるので見てみたいと思った。
そういえば、アニメの紹介者の中に、美村里江という職業・女優の人がいて、全然知らないなぁと思ったら、プロフィールに「2003年に『ビギナー』で女優デビュー」と書いてあってミムラのことだと気づいた(プロフィールの最後にも、「2018年3月、ミムラから改名した。」と書いてある)。改名したのか。知らなかった。むしろなぜ今までミムラだったんだ。と思って調べたら、ミムラという名前はムーミンにでてくるキャラクターからとったらしい。でも、オススメしているアニメはムーミンじゃないという(ムーミン自体は、声優・文筆家の池澤春菜がオススメしていた)。
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好きな作品についてのみ読んだため、以下のところのみ読みました
。
三宅陽一郎氏の「灰羽連盟」
川上和人氏の「風の谷のナウシカ」
最果タヒ氏の「電脳コイル」
どれもこの作品がどう素晴らしいのかを自らの体験として書き、それが今にどうつながっているかが書かれています。素晴らしい本です。
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ウィンダリアにブルージェンダー。結構マイナーなアニメも取り上げられています。巌窟王が観たいと思いました。
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アニメのコラム集。
数ページに込められた思いからその作品を見てみるのもあり、面白い文章を書いている人の書いた本を読んだり、作った作品を見たりしてみるのもあり、紹介されていない作品から自分にとっての一番のアニメを探すためのエネルギーにしても良しな、興味の木が枝分かれする幹の支えに置いておくのに良い本です。NewTypeの編集長が最近はアニメが多すぎて食傷気味の人も多いかもと推測して書いていたのはそうだなと思います。
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「好きなことを伝える」ということは、魂に響く文章になると感じた。
夢中になれることに夢中になる。
これがどれだけ素晴らしいことかを再認識させられました。
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精神科医 斎藤環先生が
「この世界の片隅に」を激推ししてくれてて
なんと その「この世界の片隅に」の監督
片渕須直監督の推しが
「母を訪ねて三千里」
ぐわぁぁ 分かる 分かるよ監督!
14歳~シリーズは 14歳ぐらいの人にこそ
読んでもらいたいものだろうけど
大人がキューンとなる率高いです
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「14歳の世渡り術」シリーズのひとつ。
今の14歳にこれを紹介するのかと感慨深い。定番名作だけでなくマイナー作品も。
自身が関わっていた作品、若い頃に出逢った作品、今から思えばという作品。ここが面白かった良かったを、自らの言葉で語るからこそ伝わるものがある。
福山潤さんが『ウインダリア』を紹介されており、テレビで偶然見たとの話にもしやと思ったら、やはり大阪のご出身。
これはきっと「アニメだいすき!」に違いないと思うのですが如何に。
あの番組があったからこそ見られた作品は多かったなあ。