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対照的な2匹の本を通じての物語。
みんな違って、みんないい。
タイプの違う2匹(ふたり)が揃うと、お互いを尊重してまた違った発見ができるんだな、と心が温かくなった一冊。
図書館では低学年向きの本として置かれてました。
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図書館本。私の選定本。6歳10ヵ月。量、内容ともにちょうど良い。一人読みを終えて感想がスラッと出てくるぐらいまでは読み込めないと、面白さを感じられないものね。
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「チーターのチッタちゃんとカバのヒッポくんは、本が大好き。でも、読み方がちょっと違います。はやく、たくさん読むチッタちゃんと、ゆっくりじっくり読むヒッポくん。正反対のふたりが本を通して友情を深める物語。」
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もう十何年も前ですかね。バラエティ番組で、「高速で本を読み中身を正確に把握している人」が取り上げられ、その特技の実演をテレビタレントたちが目を丸くして見つめ、拍手を送る様子が放映されていたのを覚えています。
私は学生の時分にそれを見て、その特技を持っている人の努力を賞賛したものの、特別羨ましいという感情は湧きませんでした。そりゃ教科書を全部そうやって覚えられたら便利でしょうが、仮に物語をそうやって読んでも、結局内容を味わって浸る時間が必要になるだろうと思ったからです。はい、私はヒッポくん寄りです。
友だちにもいました、めちゃくちゃ太い文庫本をあっという間に読み終えるタイプの子。ワァ…読書家ってこういう子のことを言うんだナァ…と目が点になったのを覚えております。
今思えば、そんなことで気が引ける必要なんか1ミリもねえぜ!てめぇの好きな本読みな!!と昔の自分に声をかけてやりたいですが、当時の自分は友だちにあわせて背伸びをしてしまったりしておりました。本が好きな子も嫌いな子も読んで欲しい。読むのが早かろうが遅かろうが、内容を覚えてようがいなかろうが、その瞬間の読書経験は君だけのものだ。
すべての見開きに挿し絵あり。すべての漢字にふりがなあり。3年生の漢字まで使用。ぜひ読みたいけど、読み聞かせに使うにはちょっと長そうかなぁ。