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いわずと知れた「水滸伝」の後日談。そんな小説があるなんて知りませんでした。
それを、田中芳樹が新たによみがえらせる、という形なので「新・水滸後伝」という古いのやら新しいのやら、というタイトルになっちゃってます。
とはいえ、中国古典翻訳は田中のお父さんが遺している宿題の一つなのでね。今後も頑張っていただきたい。「隋唐演戯」から始まっていくはずだったんですが。
物語は、阮小七が旅に出るスタートから、謎の術士・薩頭陀の登場まで。
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水滸伝の残党が悪い役人などをぶち殺すんだけど、人物に面白味もあまりなく、同じ様な事をただ繰り返しているだけのように感じた。
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借りてきて、中を見る
●=水滸伝完結時生き残ったもの
??
表紙を見て「水滸伝」じゃなく後伝なことに気がついた…
石秀死んでるじゃん
そして晁蓋いないの!?
北方水滸伝は1度忘れた方がよさそうです。
さて本編
生き残った梁山泊の残党たちが各地で悪い奴をやっつけたせいで,また追われたり目をつけられたり
さくっと物語が進んで下巻に続きます
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・高校生の時、平凡社から出ていた『水滸後伝』を読んで以来の『水滸後伝』。しかも田中芳樹。発売当時から気になってて、やっと読み始めた。
・苦い結末に終わった(と僕は思っている)梁山泊の生き残りたちが、再度、集結していく展開はやっぱり熱い。そこに欒廷玉が出てきたりするのも良い。あと密かに岳飛や韓世忠も名前は出てた。
・ただ、ここ二十年くらいで、北方謙三の『水滸伝』のイメージが、かなり上書きされてて、聞煥章や童貫にちょっと戸惑う。