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抜群の安定感。確かに妖は、考えた数だけ生まれてくる訳だから、続けようと思えばいくらでも、ってことかもしらんけど、コンスタントに魅力的なものを、となるとかなりハードルが高いのも間違いない。でも、それを見事に成し遂げているところに本作の凄さが。人間側のキャラの魅力にもますます磨きがかかって、本作の鉄板ぶりはより強固になってきている印象。
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学校の階段で絵を探す話と
屋敷の守り妖怪を出迎える話
前半はハラハラだけしてなにも起きない話
後半は妨害されたけど無事に儀式は終わった話
なんともいつもの感じであるが、
的場さんの小さな事でも上手くまわらないというのが印象的な言葉。
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読み直しも最後、23巻。
最新の24巻はまだ買ってなかったんですよね。
といっても25巻がもうすぐ出るんですけど。
この巻は夏目の学校と近くの学校に体を分けて振り分けられた絵をめぐる話「テンジョウさん」と、的場家一門の騒ぎにまたもや巻き込まれる「約束の残る家」。
テンジョウさんは、子供たちの明るい気にあてられて悪い妖が浄化されていたことがわかるという救いのある話。
メインの約束の残る家は、もともとの家主家族が絶えてしまったのに、妖との約束を代わりに的場家が果たしていく最中に、夏目と名取さんがまきこまれて、関わる妖たちの心に触れる。やっぱり、守り神の3神たちの心持ちというのが、夏目っぽい切なさを表してた気がします。
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「テンジョウさん」という絵を探しているという隣の高校の先輩。
が、その絵があるのか無いのか?
その絵は 良くないもの ではないのか?
捜索隊は田沼の廃寺の中にあることを突き止め発見。
先輩が開くとそれは何も描いてないものだった。
ただの古い紙になっている。
怪は出てこない…
名取から電話があって、一緒に行くことになった貴志。
元祓い屋の家で枇杷を収穫することに。
そこで見えたのは隣の家にたなびく布。
その布を切る手を見た貴志は、名取と一緒に隣の家へ。
そこには的場達が居た。
お屋敷は三春という今は途絶えた家。
そこに招く御柱様(怪)が来るので、お迎えの儀式をしていると言う。
其処に現れるは邪魔をする怪。
名取と的場が囚われ、動けない。貴志は邪魔をするやつを見つける。
怪は「三春政清」の願いを叶えたいという。
三春が漏らした一言「三春の家なんて無くなってしまえばいい」と。
言った事を忠実に捉えれば、家を壊せばOKで。
だから、家を壊そうとした怪。
「自由に」という言葉とともに去っていく怪。
無事に儀式を終え、枇杷をもらって帰る事に。
貴志が友達と普通に会話できてきている。
進歩進歩。
そして、相変わらずの怪の想いは中々上手くいかない様子。
人と怪のタイムラグはどれくらいなのかなぁ…
いつもの夏目の雰囲気と、今回は名取&的場のシーンが多かった。
貴志はこれから、高校時代をもっと謳歌すると嬉しい。