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誰しも一度は訪れる(?)石に魅せられる時。
絵本を開くと、校庭で、ただひたすら光る石を探していた幼き頃の自分に、久しぶりに再会した気分でした。
静謐に包まれながらも 胸を熱くするような、自分の内に秘めたる あの ときめき。
そんな懐かしさで心がきゅっとなります。
主人公のハナが見つけたのは、空から落ちてくる、浮かぶ、パズルのような小石。
そっと手の中にある、秘密のドキドキ感がたまりません。
この絵本を読んだ人にはきっと、足元の石ころも、夜空の星々も、特別に想う気持ちが生まれるのではないでしょうか?
細密なモノクロの深みに、幻想的に映える青。
宇宙のように果てしなく広がる世界。
この世界観、存分に味わってほしいです。
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何とも惹きつけられる絵本。
色使いもとてもシンプルで、石だけがブルー、後はモノクロ。
どこかで読んでみたい。
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4歳9か月
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい
〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む ◯
空から落ちてきた不思議な小石を集めるお話。
図書館の「宇宙」をテーマにした絵本コーナーに置かれていたので、小石集めが好きで、最近少し「宇宙」に興味を持ち始めた息子のために借りてみました。
ちょっと息子には難しいかなぁ、という印象でしたが、
何度もリクエストされました。
不思議な石に魅せられて、探して調べて発見していく過程が良い。
作中の石に図鑑も魅力的。ナンセンスな石がかわいい。
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夢のある話です。教訓めいたこともないし。
絵がきれいでよいけれど、この人はだれか作家と一緒に絵本を作るのがよいのかもしれないなと、感じました。
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繊細なタッチな絵本だ。
鉛筆と木炭で描かれているそうだ。
空から落ちてきた不思議な石たちをを集めるハナ。
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たまごがとても良かったので、しおたにまみこさんの他の絵本も読んでみようと手に取る。
とにかく描き込まれた細かくてリアルな絵が圧巻。
図鑑の石の透明感とか、道や空き地の植物たち。
ただ、人物だけが漫画みたいで浮いてるような。
それがちょっと残念。
ある夜、窓から外を眺めていたハナの目の前を光が
通り過ぎていきました。
翌朝、光が落ちた庭先でハナは浮かぶ小石を拾って。
ハナが集めた小石の輝きもとても素敵なんだけど、どうにも、ハナがどうやって帰ったのかが気になってしかたがない。
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いまどきのカラフルでキラキラした感じではない、逆に新鮮な絵本。7歳の息子に読み聞かせしながら、本の世界に浸りました。どの絵本も素敵です♡
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とっても不思議で夜空の星を眺めたくなるロマンチックなお話。
夜空から落ちる光を見た翌日、ハナが庭で見つけたのは“浮かぶ小石”。少しずつ少しずつ集めた“浮かぶ小石”をパズルみたいにくっつけていくと一つの大きな石になって…。
見晴らしのいいお家の屋上から町と海の夜景を望みながら、ハナが星空を観察してるシーンが素敵だなぁ。自然と胸が高鳴る。
「けっきょく石はなんだったんだろうね?」と6歳の息子も気にしていたその正体は最後まではっきりしないが、謎とロマンを秘めた独特の余韻がいつまでも心地良く残っていた。
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6分くらい。
ある夜、ハナの庭にひかりが落ちてきた。朝見るとそこには浮かぶ小さな石が。
浮かぶ石を拾い集めると、それらはパズルのようにピチッとハマり、一つの石になっていく。
ラスト、風力発電の風車からハナがどうやって降りたのか気になったw
絵が白黒なので大勢の読み聞かせにはちょっと向かないかもな。
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5歳〜。
色使いと絵が魅力的。
どうやって描いているのだろう。ピクサーのCGのようにも思えてしまう。
ストーリーもよいのですが、私の場合は、とにかく、絵の方に気持ちが持っていかれてしまいました。
窓から夜空を眺めたくなる、そんなロマンチックな気分になる。
大人向け絵本。
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木炭と鉛筆で描かれた、精密なタッチが印象的・・って、どこかで似たようなこと書いたなと思ったら、みやこしあきこさんの「もりのおくのおちゃかいへ」だった。
しかし、こちらのモノクロの絵は、幻想的で無感覚というよりは神秘的、かつ、幼い頃に触れたら、きっとわくわくするような、好奇心に満たされそうな感覚で、宇宙から堕ちてくる光の謎ということもあって、そのモノクロの絵がしっくりくるように思われた。
主人公の女の子「ハナ」は、ある夜、空から光が堕ちてくるのを目撃し、翌朝、家の庭先で小さな石を発見。拾い上げてよく見てみると、なんと、それは浮かんでいるのだ。
お母さんに聞いても分からず、ハナはそれを、そっと自分の部屋に隠し、自分で調べてみようと図書館へ行く途中、またもや、不思議な小石を拾って・・
ハナの好奇心には、何かとても共感できるものがあり、もし幼い頃に、こういう大人も知らない謎と出会ったら、きっと楽しいのだろうなと羨ましくなる、その秘かな思いを共有している感覚は、ちょうど、幼い頃の私の冒険とも思えてきそうで、読んでいて楽しい。
そして、謎を追いかけた末に待っていたのは、普段決して手の届かない、深遠で神秘的な存在に触れられた、貴重な瞬間であり、モノクロの世界に僅かに現れる色の存在には、どこか温かみのある愛着心のようなものも感じられて、ハナにとって、きっと生涯忘れられないような思い出となったであろう。
また、本書は「たまごのはなし」の、「しおたにまみこ」さんの初めての絵本であり、モノクロの世界においても、どこかユーモラスな雰囲気を感じさせる一つとして、図鑑や専門書等の遊び心があり、どれが本物で、どれがフィクションなのか、大体検討が付きそうだが、実際にそれが物語の中に置かれているのを見ると、「あっ、本当かも」なんて、一瞬思ってしまう、そんな奇妙な面白さは共通しているのかもしれません。
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〝ある夜のこと、ハナが外を眺めていたら、突然目の前を光が通り過ぎました。光は、ハナの家の庭に落ちたようです。...朝、ハナは庭先で、小さな石を見つけました。拾い上げてよく見ると、その小石は浮かんでいます!〟ハナは不思議に思って調べ始めるが、誰に聞いても、本を読んでも「浮かぶ小石」のことは分からない。でも、よく探してみると、いろんな処で少しずつ見つかって、組み合わせられていくと…。遥か彼方の宇宙への思いを、木炭と鉛筆による繊細な絵で描かれた、見るものを鮮烈なインパクトで引き寄せる大人向きの絵本。
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白黒で描かれた世界の中に、青く輝く石
その小さな石は、浮かんでいます
そんな不思議な石を集める女の子
集めた石はどうなるのでしょうか?
ワクワク、ドキドキする場面がたくさん。
子どもの頃の私なら、本を読み終えたらすぐに行動しているはず。
まず庭に出て、浮かぶ小石を探します。
夜にはこっそりと空を観察します。
そしてもし、それらしき小石を見つけたら、ぴちっぴちっと音を立ててくっつかないか試します。
こんな秘密があったら、早く家に帰りたくて仕方ないでしょう。
もし小さかった頃の息子と読んでいたら、作中の「いしのずかん」に惹かれたと思います。
ひとつひとつ、難しい説明を読まされたでしょう。
絵本って、様々な楽しみ方があるのが良いですね。
早く「たまごのはなし」が読みたいなー
順番待ちはまだまだ続きます……
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浮かぶ小石を見つけ、調べてもわからないけれど、集めてみるハナ。探究心のあるいい子ですね。石たちがパズルのようにくっついていくシーン、最後のピースがくっついて、輝きながら夜空に昇っていくシーンはちょっと感動です!
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【内容】
女の子が、光とともに落ちて来た小石を調べるうちに気が付いたら小石と空中に・・・。誰もが体験し得る自分だけの秘密にワクワクする姿が印象的。鉛筆と木炭の描写が宇宙観漂う世界を想像させます。
(ようちえん絵本大賞より)