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小説仕立てにする必要があるのか?資料からの引用が多すぎて理解するのが難しい。
新書にしてノンフィクションにした方が分かりやすいし筆者の意図も伝わるのではないか
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帯表
国宝の金印は本物なのか?
膨大な一次史料を繙き、真贋論争に決着をつける。
歴史ミステリーの最高傑作、増補完全版で復刊!
本書は二〇〇一年十一月に講談社単行本『七つの金印 日本史アンダーワールド』として、二〇〇三年十月に講談社文庫として、二〇一〇年六月に講談社単行本『七つの金印』として刊行された作品を増補し、完本としたものです。
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「志賀島の金印」でマキとの歴史探索ゲーム
明石散人の得意のテーマであり、現在こそTVで
歴史探偵とか想像の枠を様々な証憑を駆使して楽
しむ番組があるが、30年前は明石散人だけと言っ
ても過言でない
他の金印の話も含めて(オチ)は歴史をプロデュ
ースする詐欺っぽいところに行きつくのであるが
今回は金印を劇的な形で発表する中で、自分の野
望である藩校を持つことに成功
キモは福岡藩で金印について最初だけは宝として
扱うものの門外不悉として明治11年に複製を1つ
明治20年に2つ作成したときから封印してきた
大正3年に中島利一郎が満を持して全ての黒田資
料を公開するとともに論文を上げたが、まさかの
金印の画像取り違えがあり黒田家の秘密も露呈す
る危機に(真印は窪み傷、模刻印は欠損)
昔は論文を次々と出す本は明石散人しか知らなか
ったので今でも定期的に読み返します