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震えるくらいかっこいい!
変に解釈付けずに絵を大きく載せてあるので、美術館で見ているのと変わらない感動。
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6枚続きのパノラマ、鹿児嶋懸暴徒 高橋并川尻戦争ノ図誌上初公開。“血みどろ絵”から美人画、近代絵画につながる物語絵、西南戦争画まで浮世絵を味わい尽くす!(アマゾン紹介文)
『最後の浮世絵師』月岡芳年の画集。
七つのテーマに沿った画を掲載し、簡単な解説がついている。
個人的には「幻想」の項目が好きで追っかけているけれど、芳年の浮世絵にはほとんど題材があるので、他の画家(師の国芳も含めて!)よりも観ていて楽しい。
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太田記念美術館で具に鑑賞を楽しんだ月岡芳年
図録買えばよかった。
小学館からニッポンの浮世絵100が刊行されるに際し、
再び月岡芳年を観たくなった。
なので購入。
思ったより収録作品は少なかったが、
歴代の作品もなんとなく追えたのでよかった。
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あんまりまとめられてない作品も載ってるそうで…。詳しくないのでいまいちどれがそうかよくわかりませんでしたが。
ほぼ作品紹介。テーマ別にまとめてある。無残絵だけが芳年ではないよ、という話が冒頭に。
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見やすくまとまっていてよかったです。
報道媒体として、歴史画として様々な絵画を残しています。「歴史」という意識が芽生え始めたのが明治に入ってからだそうで、芳年にこのような作品が多いのも頷けます。
1枚の絵で物語を伝える素晴らしさがギュッとつまっていました。
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新人物往来社版のを見た後だと、こちらは絵も小さいのでちょっとインパクトが落ちる。が、こちらにしかない絵もあったり、年表ではパリ万博に「町娘」「京芸子」「茶摘女」「日本橋」などの絵が出品されていたことも分かった。
表紙は「月百姿 玉兎」明治22年
「義経記五條橋之図」明治14年 がいい。
「血を描く」
「神話を描く」
「世相を描く」
「戦争を描く」
「幻想を描く」
「花顔を描く」
「物語を描く」
「芳年武者旡類」 33枚シリーズ 明治16から4年間。神話の時代から戦国の武士を描く。「曽我五郎時宗」「篠塚伊賀守貞綱」などは歌川国芳の絵も同時に載せている。月岡芳年のほうがすっきりした絵。
巻末に年譜。そこに小さく「大蘇芳年像」(金木年景画明治25年)が載っているのだが、オールバックで紋付き袴で正座。血みどろ絵のイメージとはちがう落ち着いた風貌。
慶応2年(1866)には、「パリ万国博覧会出品浮世絵画帖」に「町娘」「京芸子」「茶摘女」「日本橋」などを描く。
明治元年(1868) 上野での彰義隊と官軍の戦いを取材して描いた「誠忠義心伝」「魁題百撰相」刊行
明治3年 頃 体調がすぐれず作品激減
明治5年 神経を病む
明治6年 体調がすこしずつ回復。
新人物往来社の本と平凡社のとを見ると、膨大な数の作品を描いたのが分かる。全画業を時代を追って見て見たい。
2018.9.20初版 図書館
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<目次>
第1章
第2章 芳年武者无類
<内容>幕末から明治期に活躍した「最後の浮世絵師」月岡芳年の紹介本。「血みどろ絵」という紹介も。しかし、江戸期の浮世絵の要素と近代の西洋画の描き方を踏まえたリアリティは、見るものを虜にする。原画で眺めてみたいものだが、あまり作品展が開かれていないのが残念だ。