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紙の本
物理学者で、実業家の大河内正敏氏が、原爆製造計画の責任を負って戦後、巣鴨拘置所に拘留された折に書かれた文章をもとにした一冊です!!
2020/08/29 12:48
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から大正、昭和の物理学者であり、実業家であり、また政治家でもあった大河内正敏氏の作品です。同氏は、『工業経営総論』や『味覚』などの著作があり、特に後者は原爆製造責任を問われてA級戦犯として巣鴨拘置所に拘留された時に書かれたものと言われています。同書は、その新版で、江戸前の魚、すき焼、火鍋子、フランスの鴨、ウィーナーシュニッツェルなど数々の珍しいものが記載されています。ビタミンAなどの研究を企業化して成功させた理研コンツェルンの総帥が、巣鴨拘置所の独房の中で、戦前のうまいものの数々を追想し、かつて浸った豊かな味覚の世界に想いを馳せた一冊です。新版にあたり、未収のエッセイを追加収載されるとともに、鮎川義介氏、石橋湛山氏らの「憶い出の記」や、息子たちによる愉快な回想録も収載されました。ぜひ、読んでみたい一冊です!
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