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中国では紀元前3世紀には。ローマ人はブドウ果汁に食品を漬け込みハチミツとマスタードで風味づけ。トルコでは漬け汁を楽しむ。スウェーデンではディルシル(砂糖とディル入りの酢につけたニシン)。玉ねぎ、卵(黒コショウ、しょうが、オールスパイスと酢)の漬け物。アメリカでは漬け汁が飲み物や凍らせたキャンディとして人気のスポーツ支援商品(例 ボブズ・ピックル・ポップス)
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古代から食品の保存方法として受け継がれてきた漬け物の技術。文化としての漬け物の歴史、巨大ビジネスとなった漬け物産業など、漬け物の奥深い世界へ読者を誘います。
漬け物の歴史において、塩は重要な役割を果たしてきました。塩漬けは世界中で愛されている食文化です。例えばキュウリは、アジア・中東・アフリカ・南北アメリカ・ヨーロッパで塩水に漬けられてきたのです。
食べ物を塩や酢に漬け込むことは、とても簡単な食品保存の方法であり、数千年に渡って継続されてきた人類の知恵ですね。
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日本も出てくるだろうなと思ったら結構フューチャーされてた!確かに意識してなかったけど最初に発達したのは北海道や東北の寒いところからと言われてるらしい。
数千もの漬物があるらしいことはこの本で初めて知った。そんなにあるんだ…
梅干しって完全に熟成するまで最長四年。食べられる状態は数百年持つ。それも知らなかった。すごすぎる。
フグの卵巣の漬物も知らなかった。
その他有名なキムチやピクルスや知らなかった色んな国の漬物たち。ニシンやトマトケチャップも出てきた。何かに漬ければ漬物なんだな。面白い内容だった。食べてみたくなるなぁ。