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AIを筆頭とした技術革新は本来は指数関数的な進歩ができるポテンシャルを持つはずなんだけど、法や規制が追いつかないからそこまで急速な革新はおきない、のだろうか。
法そのものを書き換えるAIは想定してないけど、本当にその対策はあるんだろうか。
シンギュラリティを考えさせられる一冊でした。
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最近気になるテーマのひとつ。AIによって精緻に最適化されると、人の不確かさに理由を付けていた諸々が色々困る。プライバシーとかレコメンドとか選挙とか。だがもっと難しいのは人権とは?というところ。サイボーグ、脳のアップロードとか今後できるとどうなるの?もうロボットにも人権認める社会になることしか想像できない。価値観が揺さぶられる
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本書を読んで、仮面ライダーゼロワンの映画を思った。その映画にヒューマギアというのが出てくるが、このヒューマギアがヒトを支配する社会が描かれていた。人間の技術が生み出した光と闇の分野は多くあるが、このAIも使い方次第では闇の部分が多くなるのかもしれない。そうならないためにも、今から、他者になりかねないAIを見据え、権利・義務の主体である人格、人権享有主体である個人の位置づけ、統治構造について思考をめぐらせておくことが必要なのではないかと思った。論者により、読みやすさが異なったが、全般的に面白く読み通せた。
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カナダのロースクールではすでに「AIと法」をテーマにしたカリキュラムとメソッドが確立しているらしい。曰く、法学徒だろうがとにかくまずは「R(統計に特化したプログラミング言語)」を勉強せよ、というところから始まるのだとか。
例えば。
自動運転自動車の事故責任を検証するには自動車の人工知能がどういう判断を下したのか。製造者責任該当性があるのかどうか。バグであるならそれは品質保証の範囲内か、外か。
そういうプログラムの挙動を把握しなければ法的問題を解決できないような、法学者もプログラミングをやんないとお話にならない時代がもうすでに来ている。
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2021年5月「眼横鼻直」
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2021/0501-10278.html
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AI技術を憲法の中でどのように解釈し、あるいはAIという人工物から人間個々人を保護しているか、あるいはAIそのものも権利の対象となるかなど非常にスリリングで、興味深いトピックが書かれている。