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収められている2本の話には音楽が関わっていた。一つには深く、もう一つにはうっすらと。その音楽を両方とも知らない曲だったので読書中はモヤっと。
そして読後その音楽を聞きながらのレビュー。
その音楽自体を知らなかったが第二話目の終わりでちょい涙。
娘も出来て「ビブリア古書堂 Z」としてまたは「扉子 ビブリア古書堂ネクストジェネレーションズ」として末長く続けていって欲しいシリーズ。
エピローグでなるほどっ!と、にんまり。
そして大輔は相当な勝ち組。
今回も十分楽しめました、満足です。
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前作から7年後のお話。大輔と栞子の娘が登場して先ずビックリ!6作までの登場人物のその後まで描かれており、ビブリアファンにはたまらない。そして、過去に登場した性悪人物に加え、新たな性悪野郎(笑)も出てきて、基本ほっこりするストーリーにスパイスが加わっている。
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ビブリアシリーズも最終刊。
栞子と大輔も結婚し、子供もできてからのストーリー。
これまでと違った印象。本編では本と関わる人間模様を「振り返る」ところを通じ、娘や夫と大輔との絆も深くなっていくような感じ。
この本1冊読むのに1ヶ月もかかったのは、今の自分の体調もあるのかな・・・
何もやる気がでなく、興味がもてなかったしなぁ~
体調落ちついたら、趣味に時間もっと持たなきゃ!
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完全に終了したシリーズだと思っていたので、新刊コーナーで本作を見つけたときは信じられず、何度も表紙や発行日を確認しちゃいました(笑)。
本作では4編収められていますが、個人的には「俺と母さんの思い出の本」がツボ。自分もFFやドラクエの曲をピアノなどで弾いてたことを思い出し、共感。また、楽譜まで題材にしてしまう発想の柔軟性と題材の幅の広さに感服しました。
第三章「雪の断章」は私も読んだことがあるのですが、あまり良い感想を抱けなかった記憶があります。なので、自分とは違う視点やポジティブな意見を知ることができたのはよかったかな。ただ、紺野少年がやったことには少し嫌な感情が……
ほか2編はあまり知らない作品が題材でしたが、上記2編と同じように登場人物に共感したり苛立ったりと、感情をちょいちょい揺さぶられてしまいました。あとがきに「(扉子は)今後も物語の中で成長していく予定」とあるので、きっと続編も出るのでしょう。
期待しています。
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見た目も本好きなところも栞子さんそっくりな扉子。大輔君は可愛くてしょうがないだろうな。坂口さんの親族としのぶさんうまくいきそう。イラストレーターやライターで食べていける人はほんの一握り、昔からの友人でこんなに差がついちゃ辛いね。奈緒ちゃん紺野くんと出会えてよかった。「雪の断章」昔読みました。絶版と聞いていたのに最近たまに見かけるのは復刊したからだったんですね、また読みたいな。そして舞砂道具店の吉原父子。もう一度やり直してほしいな。シリーズとして続くのかな。楽しみです。
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本書も待望の一冊。栞子さんと大輔くんが結婚して、6歳の娘がいるという驚きの設定。栞子さんが娘に過去の事件を語り聞かせると、場面転換で再現VTRが始まるカット割りのような手法は著者の得意技だ。最大の驚きは、あとがきで著者が本シリーズの続編を(まだまだ)考えているということ。スピンオフも含めて期待してしまう。
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一つ一つのストーリが短いが「本は人と人を繋ぐ」というテーマは貫かれていた。ビブリアシリーズ7巻を読破した読者にとっては、なつかしくこんな事件や人物がいたなと思うし、かつミステリー要素が少ないので物寂しさも感じると思う。
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ビブリア古書堂シリーズの続編。
結婚したふたりに扉子という子供がいて
「俺と母さんの思い出の本」ではゲームに関する雑誌がネタとなったり、本というジャンルは決してネタの尽きることのない分野なんだなと思いました。
個人的には「王様の背中」が良かったです。
扉子の無邪気な活躍もそうですが、最後に自分のしたことに後悔して罪を償う吉原さんの姿が清々しくて良かったです。同情するばかりが良いことではないですよね。
新たに扉子というメンバーが加わって、どういう風に関わっていくのか楽しみです。古書の受け継がれていく思い出を考えると、今後も出来るだけ紙の本を読み続けたいと思います。
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ネタバレあります
結婚して、子供産まれてるのが
ビックリしました。
なんとなくの感想ですが
まだまだ続くかな?
娘が、架け橋になって
栞子さんとお母さんが
和解するようになっていくのかな?
って感じる作品でした。
完結後のスピンオフというより
続編がどんどん出てくるのでは?
と思わせる作品でした
面白かったです。
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これまでのテンポの良さとドキドキハラハラ感がそのままで、それでいて夫婦になった二人の落ち着いた感じがとても読んでいて心地良かった。
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7巻を読んでいる最中に買いに走った本。
なんとあの後すぐに結婚してしまい、娘までできている。
その娘に対して栞子さんが過去のお話などを聞かせるという体でした。
それぞれちょっと気になっていた人物の”あの時”とかその後などを読むことができて面白かった。
欲を言えば、現在の大輔君をもっと登場させてほしかったなあという感じだろうか。
また娘の扉子ちゃんも人と遊ぶより本が好きという点は心配だけど、すくすく育っていそうでほんわかする。
次はまた来年、とかなんでしょうかね。
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北鎌倉の古本屋に持ち込まれる古書にまつわる謎と秘密を、若い女性店主が解き明かしていくシリーズの特別編。シリーズが完結してから数年後の登場人物を描くが、本を通して人間関係が変化していくのが面白い。古書をネタによくここまで創作できると改めて感心してしまう。本の題名についてのストーリーも、最後の最後に炸裂する感じで面白い。
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なんと続刊が!しかも娘まで生まれている……。
古書マニアの執念をミステリに仕立て上げた手腕を楽しむ読者から、
黒髪ロングで足を悪くしたボインのイラストに幻想抱き精液絞り尽くした読者から、
幅広い読者層を虜にした7冊シリーズの堂々続刊。
もちろん私は前者ですが。
(いや、立ち止まって考えるならば、たとえば声優に過剰に幻想を抱き恋人報道に衝撃を受けCDを割ったり焼いたりする奴と同じく、清楚やウブさに惹かれていた女性がいきなり結婚したり出産したりしたら意地悪く性的なやっかみを投げかけてしまう、半ばルサンチマン半ばマチズモな自身を、顧みるべきか。)
前7巻から7年経て2018年という、刊行現在時にアジャストされた。
今回は短編連作。
特に気づいたのは、生活のスタイルや立ち居仕草や振る舞いといった、人が人と生活する場における細かい生活のあれこれが、丁寧に描写されるかと思いきやミステリにまで食い込んでいる、という作風。
もちろん以前もそうだったのだろう。
最後の最後に明かされる「大輔が忘れてしまった本」の正体は、憎いね。
ところで語り手をめぐる構造がちょっと面白い。
7作続けて大輔単独の語りだったが、今回の連作においては「栞子が語る、各人物の語り」という若干イレギュラーな語りになっている。
反則とも失敗ともいえる(なぜなら栞子が扉子にどこまで語ったか不分明だし、そもそも栞子が他社の内面を代弁するなんて、ありえないからだ)。
しかしこのシリーズをずっと読んできた読者には、あー栞子は「語り手=報告者」(大輔はこちら)というより「語り部=アレンジャー」になったのね、むべなるかな、と頷けるのだ。
単線から複線へ。堂々とした作風といおうか。
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よく行く書店でランキング1位に、映像化で人気が出たのかと思い、一度はスルー。 後日、別の書店でも1位に、
「んっ?」と思い、よく見ると、サブタイトルに
「~扉子~」とあり、即座に購入。
シリーズは前巻、読んでいました。
今作は、なんと二人が結婚して、栞子さんによく似た娘もいるという設定。
面白かったです。
扉子ちゃん、可愛くて、賢くて。
これからも続いていくのでしょうか? 期待。
最後にあの本も登場したのには、驚きました。
良かったです。
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栞子と大輔が結婚し、娘の扉子も六歳。古書とそれにまつわる人々の話を、これまで通りに描いているのだが、必ず最後に栞子が扉子に語っているというシーンがついている。なんでも、作者が本編には組み込めなかったエピソードだそうだ。