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こんなひどいオッサンがどうして生まれてくるのかと想いながら、何十年と過ごしてきて、気がつくと自分も年齢的はオッサンに。どうしてオッサンが、一流企業が劣化していくのか、そうはならないようにするためにどうすればいいのかを説く。
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日大アメフト部監督や財務省事務次官といった、年輪を重ね地位もある人たちが起こす不祥事が続いています。本書は①世代論的、組織論的にそれを分析するとともに、②主としてその下の世代(人生の4ステージモデルにおけるセカンドステージ世代=25〜50歳)に対し劣化した「オッサン」達が実権を握る社会をどのように生きるべきかを示すこと、がテーマ。
結論として、セカンドステージにおいて、生活水準を落とさずに居場所(職場)を移れる能力=「モビリティ」を身につけることが最優先、そのためには環境を変えることを恐れるな、と説いています。
転職経験ある人には受け入れやすいアドバイスですが、日系大企業を典型とする新卒純粋培養の方が「モビリティ」を高める行動を起こすのには躊躇すると思います。そのような方であっても、「オッサン」の分析、日系企業の問題点(第4章)は読んでおく価値があるでしょう。
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最近、中高年の不祥事が目立つ。それも一流企業や一流大学の幹部の不祥事だ。その原因を教えてくれたのがこの本だ。
オッサンにならないために気をつけることが書いてある。参考になった。
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前著『世界のエリートは美意識云々』ほどのインパクトはないが、現象論ではなく、社会構造としてのオッサンを論じていて、面白い。
・部下が上司に反論しやすい組織はイノベーションが起きやすい
・パラダイムシフトの主導は若い人かその分野に入って日の浅い人
・人が最も変化するのは、新たな経験と自身がもつ既存の理論とがぶつかる時。
・権力による弾圧が目に見えている時、その権力はすでに末期状態
・チャレンジの難しさの本質は、チャレンジそのものよりも、何かを止めることにある
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オッサンに対する警告より、20代~40代に向けた書籍であるように感じる。
昭和的価値観、20代30代を何もすることもなく給料がもらえていた時代に生きた世代のビジネススタイルをマネすることなく、現在の生き方、ビジネススタイル、価値観に合わせて生きるようにしなければならな意図感じた。
人的資本+社会資本=モビリティの方程式に照らした仕事の仕方に注意する。
また、70:20:10の方程式は納得のいくところであり、良い仕事が与えられなければいい人的資本も社会資本も形成されないことがインパクトの内容であった。
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なんか最近この人の本ばっかり読んでる気がします。
一言でいうとロスジェネのみなさんは経験がものを言うのに、その経験がないこと、時代が変わったことで問題になってますよ、という話。
10年後に同じことを考える必要あり。
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相手の立場が弱いと見るや、居丈高に振る舞う。
立場、権力を傘にパワハラ、セクハラをする
オヤジ。
最近よく耳にするニュースですね。
いつの時代でも一定の数の人は存在したと思い
ますが、近頃は特に目につきます。
さらに本書ではこういったオヤジがこれから
沢山発生してくると予言します。
それはなぜか。
今、20〜30歳代である若者もそうならないため
にどうするべきか。
単に日常の生活に関わる話ではなく、日本という
国の社会全体のあり様にもつながる大きな問題
なのです。
どんな世代も必読の一冊です。
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世の中に大量にいる三流に支持されるのは二流の人間。二流の人間は一流を恐れ排斥しようとする。そして二流の人間がいなくなると三流の人間がトップになり、組織の経時劣化が起こるという話。凡人に天才は見抜けず、凡人は凡人しか育てられない。
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何かで勧められていて読んだ本。著者の主張もわかるけど、やや食傷気味な感じ。著者の分類では私はギリギリオッサンではないですが。後半は流し読み。ごめんなさい。
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会社で不満を抱えながらも、仕方なく理不尽な上司に従っている若い人。あるいは報われなかったサラリーマン生活を嘆きながら、何の夢もなくただ定年を待っているような中高年にオススメしたい。きっとなんらかのヒントが得られるはず。
個人的には南極探検隊の白瀬中尉を支援した大隈重信が、実は南極が寒いところだと知らなかったというエピソードが好き。
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タイトルは50代60代以上のオッサンを劣化したとディスるものなのかと思わせるものだが、中身は非常に示唆に富んでいて、オッサンより下の中堅、若手にこれからどうすれば良いかを論理的に説いている。
タイトルで判断してはいけない。
そして忘れてはいけない。
今は中堅以下の人はそのまま学びも体験もせずに現状に流されていたら、確実に「劣化したオッサン」になってしまうことを。
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この本で定義される「オッサン」、読んでいて自分の会社にも少ないながらいるなと思ってしまった。
抵抗しないで不祥事が起きたら、それはしなかった側にも責任があるというのは、耳の痛いところだった。
最後にオッサンへフォローしていて少々意外に思いつつ、確かにオッサンが元気に活動することも大切なのかと感じた。
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働いている中年以降を示す単語として【オッサン】となるのが非常に日本らしいところでもあるな、と。
サブタイトルのほうが本題といった印象。
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これも概念ブレイク系の一冊。
確かにムーアの法則とかを当てはめてみるに、今の社会で知識を蓄えず(いつまでも自分をアップデートせずに)にぼーっとしてるとやばいよね。。。
…って考えて、日本は年功序列で、「偉い」人はおっさんばっかりだよねって考えると「やばい人が日本を回してる可能性」って結構高いよね、ってなる。
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オッサンの定義-古い価値観に凝り固まり、得権益を手放さず、階層序列の意識が強く、よそ者に排他的。オッサンを尊重すべきという幻想を捨て、オピニオンとエグジットで圧力をかけ、美意識を高めてモビリティを獲得しよう。
論理的なようでいて感性で語られている。話の起点であるオッサンの定義からしてそうだし。あと、カタカナ語がちょっと、独自でわかりにくく感じました。