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岡っ引きの女房お鹿、殺された亭主の仇をとるため息子二人とある旅籠皆殺し事件へ
一人の女を殺す為関係ない者まで、非道な悪を討つ
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和久田正明 著「十手婆文句あるかい」、2018.11発行。深川入舟町に暮らす十手一家の物語。駒蔵親分60歳、妻お鹿55歳、駒蔵と前妻の子秀次とその妻おぶん、異母弟多助。多助の失敗で駒蔵が命を落とし、お鹿を中心に3人が事件の解決(駒蔵の仇討)を。おぶんがいい味の役を担ってます。第2巻も既に出ているようで楽しみです。
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和久田正明氏の作品が、好きである。
「地獄耳」シリーズや「死なない男・・・」なんて、面白い題名の物が多い中、今回も、「文句あるかい・・・」と、岡っ引きの妻のお鹿が、息子二人と、夫の駒蔵の仇を討つために紛争する。
今年は、深川へ行って来たところだったので、、、余計に、イメージが、結びつく。
宿の主たちや泊り客が 惨殺される事件で、岡っ引きの駒蔵が、調べに行くのだが、、、、お鹿の息子多助が、鉄火場の女を信用した為に、殺される羽目になる。
一時、勘当になる多助だが、、、、十手をお鹿が、受け継ぎ、長男の秀次と3人で、見事に、下手人を見つけ出す。
捕物物だが、60歳のお鹿が、力を発揮し、行動力と共に、夫の無念の仇を討ち取ることに、スッキリ!
第2巻も読まなくては・・・と思っている所である。